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| ▲県大会で優勝を決めた瞬間(伊勢野君撮影) |
写真に残せて光栄 レンズ通して伝わる興奮
◆活動を再開した写真部
3年前の4月、私は写真部への入部申し込みをした。その時、顧問の先生からここ数年写真部が活動していなかったと聞かされた。活動内容は学校行事を写真に収めるということで、どちらかと言うと報道部と言えるかもしれない。私は、ホームページ上の自分たちの写真によって、多くの人に学校のことを知ってもらえれば思った。
◆行事を撮り続ける
初めての撮影は表彰式だった。今まで写真部を見たことが無い先輩たちの視線は冷ややかだった。しかし、ここで妥協して撮影場所を変えては良い写真は撮れないと思い、先輩たちの前から写真を撮り続けた。何度か行事などで撮影していると、先輩たちも仲良くしてくれるようになった。写真部が津工業に馴染んできたと思うと自信になった。
◆サッカー部の活躍を永遠に残したい
2年生の後半、サッカー部の友だちに「県大会決勝の写真を撮りに来て欲しい」と声をかけられた。普段の被写体は学校行事がメインなので、一緒に行かせてもらうことにした。
試合が始まってカメラを構え、ファインダーをのぞいた先には、クラスの友達が真剣な表情でコートを駆けていた。―試合終了。津工業は見事県大会を制覇し、悲願だった全国大会への切符を手にした。コートの上で喜びを爆発させている瞬間を逃すまいとシャッターを切った。
年が明けた1月、私は津工業にとって記念すべき全国大会の舞台での活躍を写真に収めようと国立競技場にいた。全国大会という大舞台で、選手たちの緊張と興奮で溢れる様子がレンズを通して伝わってきた。試合が始まって、私は撮影場所を津工業応援席から対戦校の応援席に移した。ここからなら敵陣に攻め入る選手の写真が撮れると、冷たい視線を尻目に撮影した。試合は残念ながら負けてしまったが、全国ベスト4という素晴らしい成績を残した。
私はこの瞬間を写真という形で永遠に残せたことを、とても光栄だったと思っている。
写真部部長 3年 伊勢野裕也
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