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大変な予算組み 充実した生徒会の1年
◆生徒会での役割分担
津高の生徒会は10人で構成されていて、行事のときは臨時で6、7人が加わってくれる。原則として、役割分担をして行事や生徒会を運営している。
その中で僕は、会計を担当している。36のクラブから出てくる領収書や請求書の処理が主な仕事だが、1年の中で最も大変なのが、クラブ予算組みである。これは各クラブの一年間の部費を決める重要な仕事だ。
◆予算の原案作り
この仕事はまず、原案作りから始める。これは、各クラブの購入希望の物品、またその値段を書いた予算申請書を集め、使い方や購入する理由などを考慮して、予算総額に合わせていくというシンプルなものだ。しかし、そのシンプルさゆえに難しい。なぜなら全クラブの申請額の合計は、予算総額を大きく超えるからだ。 そこで、品目の重要性を基準に並べ替えてもらったり、時には不明な点をクラブの会計を呼んで質問したりもした。その後はまた、ひたすらパソコンの表計算ソフトとのにらめっこだ。この作業には、2週間を費やした。単純作業の繰り返しで、非常に苦しかった。
◆難しい査定
次は、査定という作業に入る。これは各クラブの希望と生徒会及び学校側の希望との折衝、つまり話し合いの場を設けるのだ。その場では、ある物品を買わなければ部員に顔向けできない、資金不足である、などクラブの様々な実情、思いを聞く。そのため、話し合いは更に難航することもある。時にはお昼休みに話し合いが延び、お昼を食べ損ねることもあった。そんな苦労もあったので、完成させたときの達成感は大きかった。
生徒会は普通では出来ないような仕事を経験できる場だ。だから、僕は忙しくても充実した1年間を過ごせた。
少しの勇気と決断力を持って新しいことに挑戦する―。それによって、自分の世界観がより広がると思う。
(2年生徒会長 柳生尚樹) |