三重県の地域情報応援サイト RAKU(中南勢版)/2008年3月27日 5面
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Home > バックナンバー > 2008.3.27> 中南勢版 5面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【中南勢版 5面】

   
YOUグループ・RAKU共同企画
マンモグラフィ検診で乳がん ストップ【第3回】
 
▲乳がん検診について熱心に話す岸さん=津市で
セルフチェックが有効 20歳を過ぎたらブレストケアを
20歳を過ぎたら、ブレストケア(注)を──。

東京都中央区のNPO法人乳房健康研究会では、乳がんの早期発見を啓発する活動を行っている。同事務局で働く津市出身の岸まゆみさん(44)は、県の乳がん検診受診率改善のポイントは、女性がまず、乳がんは人ごとではないと認識することだと指摘する。そこで、岸さんに効果的なブレストケアなどについて聞いた。

自分の体に関心持って
─乳がんの早期発見のために、法人では、ブレストケアの一つとしてセルフチェックを勧めているそうですが。
岸さん 年に一度のマンモグラフィやエコーでの検診とともに、月に一度、セルフチェックをしてほしいです。



乳がんのセルフチェックを毎月の習慣に
参考「チャートでチェック!乳がん検診 私はどこに行ったらいいの?」
─セルフチェックはいつ行えばいいですか?
岸さん 生理が始まって1週間後、乳房の張りがなくなった時がベストです。閉経後の人は、日を決めて。これを毎月の習慣にしてほしいです。

─セルフチェックが有効なのはなぜですか?
岸さん 毎月行うと、自分の乳房の状態が分かり、異常を早く見つけられるからです。少しでも異常を感じたら、専門医の診察を受けてください。

─乳がん検診についての意識調査をされたそうですが。
岸さん 昨年8月に首都圏で20代から60代までの約400人の女性を対象に行いました。その結果、セルフチェックをしている人がまだ40%に満たないことが気になります。やり方が分からない、という人が20代に多いので、若年層への啓発活動も課題になると考えています。

─活動をされる中、感じたことなどをお聞かせください。
岸さん 働き盛りの世代ほど、自分のことが後回しになりがちです。自分の乳房、自分の体にもっと関心を持ってほしいと思います。

 
公開講座で啓発 相談支援センターも開設 三重県
 
  県は、がん検診受診率増加を目指し、「乳がん県民公開講座」を県内各地で開くなど啓発に努めている。
同講座は、2004年から開講。07年度は津市、志摩市、四日市市、伊賀市の4市で実施した。同講座へは、NPO法人三重乳がん検診ネットワーク代表の竹田寛三重大教授が参加し、乳がんについての相談に応じた。また、啓発パンフレットの配布、乳がん触診モデルを使っての触診体験などもした。
このうち、「津まつり」会場内の専用ブースでは、乳がん検診の重要性を訴えるパンフレットを県民約600人に配布。来場者らは、埋め込まれたしこりを探す触診モデルを使っての触診体験に、真剣に取り組んでいた。
保健師で県職員の藤田典子さん(48)=写真上=は「私も、マンモグラフィ検診をきっかけに月1回、セルフチェックをするようになった」と話す。
県は、08年度も引き続き県民公開講座を予定。回数を増やすことも検討中だという。
また、今年1月には、がんの悩みや不安を気軽に相談できる窓口として県津庁舎保健所棟1階に「三重県がん相談支援センター」がオープンしている。
問い合わせは同支援センターTEL059・223・1616まで。
 

 
読者からのお便り
 
◆母が乳がんで手術し、自分も将来心配なので興味深く読みました。まだ受診したことはありませんが、近くで受診できることがわかりよかったです。 (四日市市・河内明日香)
◆早期発見に効果ということに、私も関心がありますのでしっかりと目を通しました。次もまた、このような特集をよろしくお願いします。 (松阪市・原田なつよ)
◆私も今年初めにマンモグラフィ検診を受けたところだったので、特集を興味深く読みました。疑わしいときは、すぐに検診に行くことが大切だと思います。今後も色々な情報をお願いしたいと思います。
(松阪市・佐藤美加里)
◆「生きることが私にとって奇跡的なこと」?これは以前見た乳がんに関するドキュメント番組での言葉で、今も私の心に残っています。自分が健康でいることを奇跡だと感じて生活すると、小さなことにも感謝して、毎日を楽しく過ごせるように思います。ピンクリボンに込められた思いを私も心に刻み、1分1秒を大事に生きていきたいと思います。また、乳がんは早期発見であるほど助かる病気。医学の進展、ピンクリボン運動に期待しています。 (伊賀市・愛子)
 

 
ネットワーク登録者人数

現在
3万3757(2008年1月31日現在)
ネットワークに登録できる医療機関は下記ホームページ参照。問い合わせは、
三重乳がん検診ネットワーク
http://mie-mmgnet.jp/ TEL059・231・5029
E-mail:mmg@clin.medic.mie-u.ac.jp
※三重乳がん検診ネットワークは専門医と放射線技師によるマンモグラフィ検診をしている病院の集合体。検診後に登録すると、個人の検診ファイルが作成され、今後の検診に役立てられる。

 
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