三重県の地域情報応援サイト RAKU(中南勢版)/12月6日 3面
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Home > バックナンバー > 2007.12.6> 中南勢版 3面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【中南勢版 3面】

   
松阪肉牛枝肉共進会 3頭が最優秀賞に 津市の堀坂牧場

  松阪牛の肉質を品評する「第50回松阪肉牛枝肉共進会」が、去る11月19日に東京都港区芝浦の東京食肉市場株式会社で開かれ、津市白山町の堀坂牧場(堀坂博文社長)が出品した3頭が、最優秀賞の3席、7席、8席に選ばれた。同牧場は昨年の大会では1席を獲得し、2年連続で3席以上の牛を出品するのは、これまでの長い共進会の歴史の中でも珍しいという。
  この共進会は、関東地方への出荷が大半を占める松阪牛を現地の買受人たちが品評するために開かれているもので、日本食肉格付協会の審査員が公正に審査を行う。毎年35頭の松阪牛が出品され、枝肉を精肉にした時の肉の量をABCの3段階に、また肉の色つやや締まりきめの細かさ、脂肪の入り具合などを5段階に分類し、8頭が選ばれる。同協会の担当者は「最上級となる「A5」と判定されるのは、日本で流通する食肉の15・8%(2006年時データ)」と説明した。
  堀坂牧場は、37年前に名張市滝之原で牧場を始め、2001年から津市白山町の青山高原のふもとに2万平方bの牧場を開設、現在は約800頭の松阪牛を肥育している。
  牧場内は、徹底した衛生管理が行われており、汚い、臭いといった一般的な牛舎のイメージからは程遠い。終日、ほうきとちり取りを持った従業員たちが掃除をしている風景を見ることができる。
  牧場で肥育を担当する堀坂剛代表(31)は
「うちの牛が他の牧場の牛よりもよく育ち、高品質になるのは、それだけストレスを感じずに生活している証拠。そのために掛かる労力や時間は惜しみません」と牛を前に笑顔で話した。
  堀坂牧場の松阪肉は、名張市鴻之台3番町の「ビーフショップ堀坂」で購入できる。フリーダイヤル0120・64812
9まで。

 
 
【ハイスクールレポート】松阪工業高校(松阪市殿町)

挑戦する生徒会長 ものづくりコン全国大会優勝
  松阪工業はこれまで、05年の「高校生ものづくりコンテスト」、05年、06年の「若年者ものづくり競技大会」で優勝している。今年も「高校生ものづくりコンテスト東海地区予選大会」で優勝した田中雅人君が11月17日、07年大会で優勝を果たした。彼の大会への挑戦と優勝までをレポートする。
◆故障診断に懸命
  大会を前にした夜7時の松阪工業高校、自動車科の新しい実習棟。そこには明かりがまだついていた。生徒会長田中雅人がエンジンの故障診断に懸命だった。
  このコンテストは、定期点検など3つの実技と学科を競う競技である。昨年度まで全国レベルの大会には3年生が出場し優勝してきたが、今年は2年生の彼が出場することになった。
  3年生と2年生では、実技にせよ学科にせよ知識経験の差が大きく、大会での優勝は不利と言われる。しかし、松工の代表で東海地区代表としても出場する田中君は、去年の秋から少しずつ担任の小宮先生のもと勉強を重ね、3年生と全く差がないと言えるくらい力をつけてきた。
◆多くの人の支えが…
  その田中君の成長の裏側には、さまざまな人々の支えがある。まず1年前から今年の東海大会出場を目指して、同級生十数人が競い合うことから出発した。
  その練習は、06年度の優勝経験者である来田先輩たちからコンテストについての基礎的な事からより高度なところまでを教えてもらうことから始まった。雰囲気作りから、技術指導など、その中での練習の厳しさに耐えきれず、続々と脱落していくものも出た。参加者は、この春休みには実に半分に減っていた。
◆2点差で接戦制す
  新年度が始まり、出場候補者もよりしぼられた。6月には本校の代表として田中君が選ばれ、わずか2点差という接戦で東海大会を制した。最近は本番を想定した模擬的な練習を積み重ねてきた。
  大会前は、夜遅い日が続いた。「ここまで練習したからには優勝しなければもったいない」。それが田中君の最近の口癖だった。
  生徒会長としても頑張ってきた田中君だからこそ、優勝という結果を出せたのだと思う。
  (2年 寺脇克弥)
 
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