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| ▲最新作を手にする須藤さん=松阪市大黒田町で |
松阪のギャラリーで個展 最新作含む80点並ぶ
明治・大正・昭和初期の日本をノスタルジックに描く四日市市大谷台の画家、須藤陽子さん(49)の作品展「須藤陽子ノスタルジー画展」が、10日(土)から松阪市大黒田町のギャラリー青嵐堂で開かれる。17日(土)まで。
展示されるのは、原画をデジタル化し高密度の顔料インクを吹き付けて制作したジクレー版画や豆皿など約80点。最新作の「菊尽し姉弟」をはじめ、細かく描き込まれた鶴を探し当てるのが楽しい「お雛まつり」など、いずれもかつての懐かしい日本の風景を、精密に再現した作品だ。
須藤さんが絵を始めたのは、長男が生まれた1982年、母親から譲り受けた幼いころの着物に魅了されたのがきっかけ。以来、明治から昭和初期の子ども着物や人形の収集を始め、98年、コレクションを資料に当時の子ども文化を絵で表現しようと思いついた。
転機は2003年。アクリル絵の具で日本画的に描いた作品を、人形を購入した京都市の人形店の店主に見せたところ評価され、同店主催の展示会に出品することになった。そこで多くのファンを獲得。05年には、フランス・パリで開かれたグループ展に出品、パリ市民からも好評を得た。さらに京都や東京で作品を展示、三重や愛知でも数回個展を開いている。
須藤さんは「絵にある昔の風景を見て、今の子どもたちに日本の伝統文化に興味を持ってもらいたい」と話す。
問い合わせは同ギャラリーTEL0598(23)0861まで。 |