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▲手作りの家を背にする川合さん=四日市市まきの木台で
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居間をギャラリー化 団塊世代のたまり場に 四日市市まきの木台 川合さん
四日市市まきの木台の川合延雄さん(59)は、独学で得た知識で一人で「手作りの家」を完成させた。1年がかりで夢のマイホームを実現させた川合さんは、リビングルームをギャラリー「おとうちゃんの記念館」として公開、同年代の団塊世代の語らいの場にしたいという。
看板を作る会社に勤めていた川合さんは、「元気なうちに家を建てたい」と2年前に退職して、まきの木台に258平方メートル(約78坪)の土地を購入した。
日曜大工で棚を作った程度しか経験がなかった川合さんは、図書館に通って、家の基礎工事から鉄筋の組み方、建築基準法まで、猛勉強をした。作った設計図は一級建築士の友人に見せて助言をもらい、昨年2月から工事を始めた。
「建設中の家を見学しては、メモをして帰った」。木材の加工は機械を使わず、のこぎりやのみを使い全て手作業。重さ3キロのスレート材を1枚づつ持ってはしごを上がり、380枚を使って屋根をふくのに約1か月かかった。知り合いに手伝ってもらった壁塗りや電気工事以外は全部一人でやった。
費用は材料と工具類で約600万円。土台や柱、梁の木材は県森林組合連合会の「三重の木利用拡大センター」で購入し、4トントラックを借りて運んだ。その他の木材や下水管、工具などはホームセンターで、アルミサッシはインターネットのオークションで買った。
完成した木造平屋建ての家(約70平方メートル)はキッチン付きのリビング、寝室、浴室、トイレの間取り。
「半年で完成する予定が、1年かかった。家づくりはそんなに簡単ではなかった」と話す川合さんだが、「出来ると信じてくれなかった友人に見せたい。夢を実現した」と誇らしげに喜んでいる。
「お父ちゃんの記念館」には自身の趣味の書道作品、友人の作品などを展示するほか企画展も計画している。 |