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まず、駅改札を出ると迎えてくれるのが、名所、史跡の写真付きマップの看板。じっくりと見た後、おばあさんが経営する昔なつかしい自転車、手荷物預かり所を横に見ながら、通り過ぎる。 そして近鉄線の踏切を渡ると、総面積約137ヘクタール(甲子園球場35個分に相当)の国史跡「斎宮跡」が、目の前に広がる。見た瞬間、「普段見ている三重とはまったく違う。本当に三重県か〜」とあぜんとした。 そしてたまたま出会った地元に住むガイドボランティア・乾茂子さんの案内で散策開始。まず、訪れたのが平安時代の遊びや生活が体験できるいつきのみや歴史体験館だ。 寝殿造りの建物に入ると、斎王が京の都から斎宮に来る際の乗り物・葱華輦(そうかれん)が真っ先に目に入る。試乗体験ができるようになっていた。そのほかにも、十二単(ひとえ)の試着や、盤双六やけまり、機織りなどの体験もあり、「次の休みには家族で行こう」と思った。 同館を出て1、2分歩くと10分の1史跡全体模型にたどり着いた。そこでは、碁盤の目の整然とした土地区画・方格地割を再現。発掘により解明されつつある建築群も細かいところまで復元されていた。途中、遠足で来ていた小学生の集団とすれ違った。
その後、1000年以上前から人々が行き交った道・柳並木を歩いていくと、斎宮歴史博物館に到着。そして、旧竹神社跡や小倉神社跡に立ち寄り、梅林を抜けていった。 先人たちの俳句が書かれた石柱が歩道に等間隔に置かれている歴史の道を歩き、最後に斎王の御殿があったとされる斎王の森に到着。杉の木でできた黒木の鳥居には感動した。 約2時間の散策だったが、乾さんのテンポの良い口調から出る説明もあり、大変楽しめた。帰りがけには、すっかり平安貴族の気分になっていた。 |
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