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Home > バックナンバー > 2007.10.18> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
日中韓の筝が集結 11月9日 津市 演奏会に津高邦楽部出演

▲演奏会に向けての合宿で練習する部員=津市一身田高田青少年会館で

CD聞き歌いながら練習
  箏(こと)の音色で国際交流の架け橋へ──。津市新町の県立津高校邦楽部(山野実穂部長、部員五人)は、11月9日午後6時半から津リージョンプラザお城ホールで開催する日本、中国、韓国3か国合同の箏演奏会「日、中、韓おことの調べ」(ボランティア組織・MELPO主催)の出演に向け、生田流宮城社・青山祐子師範の指導で演奏曲の練習に取り組んでいる。
  MELPOでは、国内初の民間レベルの演奏会を行うにあたり、今年1月末、「文化交流は若い世代から」と考えていた。そんな中、老人ホームで慰問演奏するなどボランティア活動を行う同校邦楽部の姿が関係者の目に留まり出演が決まった。
  同部では、この演奏会を大きなチャンスととらえ、「やしの実」「おぼろ月夜」など日本の叙情歌がメドレーで綴られた水野利彦編曲の「ことうた─琴線─」を演奏する。
  出演する五人の部員は4月からの週2回の練習以外に、土曜日に自主練習、夏休みには合宿を行った。CDを聞き、歌いながら演奏して歌詞の意味を理解し、曲のイメージをふくらませた。美しい音色のために、絃の強押しには気を使い、皮のめくれた指にばんそうこうを巻いて練習してきた。
  山野部長(2年)は「中国、韓国のおことを聞くのは初めてで、楽しみ。私たちも一生懸命練習したので聞いてほしい」と期待している。
  チケットは前売り千円。問い合わせはMELPO事務局TEL059(228)1772まで。

 
 
明和町大淀漁協 赤潮発生でノリ大打撃

▲冷凍庫の中でノリ漁を待ち続ける大量の胞子を付着させた網=多気郡明和町大淀で
お歳暮に間に合わず
  県内有数の黒ノリの産地・多気郡明和町大淀地区の伊勢湾沖合で、先月下旬から大発生し続ける赤潮の影響により、ノリ養殖業者たちは大打撃を受けている。育苗開始の10月になっても、海上に胞子のついたネットを張れず、お歳暮用の出荷はまず無理な状態。同地区を養殖場とする伊勢湾漁協大淀支所の組合員は「出ばなをくじかれた状態。このままだと取れる量が少なくなり、価格も高値がつかない。死活問題にも発展しかねない」と窮地に立たされている。
  伊勢湾では、先月26日ごろから鈴鹿地区から鳥羽地区までの沖合を中心に渦鞭毛藻類・ゴニオラックス・ポリグラマの赤潮が発生し、広範囲に広がりを見せる。この影響で、海水中の溶存酸素が著しく低下し、ノリ養殖に大きな被害を及ぼしている。
  同支所によると、養殖に不可欠な漁場の栄養塩類と窒素が激減し最悪な状態。9日現在、胞子の芽の伸びを大きく左右するDIN(窒素)は、1リットルあたり1マイクログラムで、1週間前の37分の1。ノリ独特の黒色を出すために必要なPO4‐P(リン酸)は、8マイクログラムで1週間前の48分の1まで減少した。
  南勢黒ノリ研究会・大山和正会長(59)は「最低でもDINは20〜30、PO4‐Pは60必要。これでは『ノリそだ』すら立てられない。昨年は10月8日に網を張ったが、今回はいつ張れるか見通しすら立たない。30年近くノリ養殖をやっているが最悪。支所全体の出荷量は、不作だった一昨年の8800万枚にも届かないかも」と嘆く。
  ノリ養殖を営む12戸は、来年3月末までの漁期で稼がなければならず、必死だ。取りあえず各自で保有するマイナス20度の冷凍庫で胞子を付着させた網を保管し、いざという時のために辛抱するも、不安はぬぐえない。
  明和町大淀の辻一彦さん(49)は「冷凍保管も1か月が限界。期間を過ぎると胞子が傷んでしまいものにならない。それでなくても育苗してから摘むまでに最低1か月を要するのに。一昨年に約2千万円をかけ、製造装置を購入したが宝の持ち腐れだ」と語気を荒げていた。
 
 
創作の参加者募る 文化芸術祭

  津市教委は12月22、23日、津市羽所のアスト津4、5階で催す「青少年文化芸術祭」の創作活動の参加者を募っている。
  同芸術祭は、津市内の幼小中高校生を対象に、文化芸術の芽を育む狙いで、毎年開いており、今年で6回目。
  創作活動は1.松ぼっくりのツリーとクッキー 2.ミサンガ 3.トールペイントでサンタリース 4.フェルトのケーキ預金箱 5.モビール 6.折り紙 7..お手玉の七種目を作る。1〜4は定員各二十人で、事前申し込みが必要。5〜7は当日参加ができる。 
  申し込みは26日までに(当日消印有効)、はがきに参加希望活動名、住所、氏名、電話番号、学校(園)名、学年、保護者氏名を記入し、〒514‐8611津市西丸之内23‐1津市教委文化課内、青少年文化芸術祭創作活動係へ。はがき1枚に一人1活動に限る。応募者多数時は抽選。問い合わせは、津市教委文化課TEL059(229)3250へ。
 
 
桑名市の寺尾さんら 木の実や野菜を炭化

▲いが栗や野菜などで作った「花炭」を持つ岩谷さん=東員町中上の作業場で
花炭作りに取り組む 11月に東員町で展示
  桑名市島田、農業寺尾隆さん(65)と同市友村、同岩谷孝さん(63)の二人が、この春から木の実や野菜を素材の形のまま炭化させる「花炭」作りを始めた。11月には作品を公開して評判を聞こうと、さまざまな「花炭」を焼いて準備を進めている。
  これまでに、オクラやカボチャ、ニガウリやエダマメなどの野菜をはじめ、いが栗、コスモス、稲、ススキなどの素材を焼いて「花炭」にしてきた。
  素材によって焼く温度や時間の設定が難しく、炭化しなかったり、灰になってしまったり、試行錯誤を繰り返している。失敗ばかりでなく、米のもみ殻を利用して作品につやを出す焼き方を考案するといった成功例もあった。
  二人が「花炭」に関心を持ったのは、用水路の浄化に「竹炭」を利用したのがきっかけ。空気の清浄や消臭に効果のある炭を、家庭でも気軽に利用してもらおうと「員弁川用水第2土地改良区・花炭の会」を、今年4月に立ち上げた。
  陶芸用の電気炉を購入。「花炭」作りをしている富山県の工房などを見学していろいろな技術を習ってきた。岩谷さんは「環境にもやさしく、目で見て楽しめる花炭をぜひ家に飾ってほしい」といい、インテリアとして活用される作品作りを目指している。
  「花炭の会」の作品は、11月11日に東員町スポーツ公園陸上競技場で催される「東員町農業商工祭」で、展示販売される。
  問い合わせは岩谷さん方TEL0594(31)2458まで。
 
 
創立30周年を祝う 四日市交響楽団

  今年創立30周年を迎えた四日市交響楽団は、このほど四日市市芝田2丁目の四日市都ホテルで記念祝賀会を開いた。
  祝賀会には、水谷達団長をはじめ団員とOBやOG約八十人が出席。名誉団長の井上哲夫市長、日本アマチュアオーケストラ連盟、市文化振興財団、市文化協会などの代表者が招かれ、祝辞を述べた。
  井上市長は「交響楽団の存在は都市の文化水準を測る指標の一つだと思う。30年の継続活動は誇れるもので、今後のさらなる発展を期待する」とエールを送った。
  このあと、現団員とOB、OGが加わった約六十人のオーケストラが、水谷達団長の指揮で、ワーグナーの楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」第一幕への序曲を演奏=写真。観客の数よりも演者の数の方が多いという内輪の演奏会を、自ら楽しんだ。
  来年4月27日(日)=予定=の第30回記念定期演奏会は、指揮者に松尾葉子さんを招き、サンサーンスの「交響曲第3番ハ短調」などを演奏する。
  四響は現在、11月24、25日に市文化会館で開かれる第7回市民オペラへの演奏に向けて練習中。演目はマスカーニの「カバレリア・ルスティカーナ」とプッチーニの「ジャンニ・スキッキ」。
  問い合わせは市民オペラ実行委TEL090・2577・6870へ。
 
 
「栗名月を見よう!」10月23日 大型望遠鏡で観望会

  四日市市立博物館は、10月23日(火)に市内泊小柳町の「イオンパワーシティ四日市」COX前駐車場で、もうひとつの名月「栗名月」を楽しんでもらおうと、観望会「栗名月を見よう!」を開く。午後6時から8時まで。参加無料。天候が悪い時は中止する。
  「栗名月」は旧暦9月13日の月で、「中秋の名月」の翌月の「十三夜」のこと。栗を供える習わしからこのように呼ばれ、今年は10月23日がその日に当たる。昔から、中秋の名月と栗名月の両方を見ると縁起が良い、とされている。
  市立博物館でも、2度のお月見ができるようにと、毎年この時期にも観望会を開いてきた。当日は移動天文車「きらら号」が出動し、口径20aの大型望遠鏡で、「栗名月」を観察してもらう。
  問い合わせは市立博物館プラネタリウムTEL059(355)2703まで。
 
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