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Home > バックナンバー > 2007.10.4> 3面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

   
松阪市笹川町山村地区 共助・援助の避難マップ完成

▲完成した防災用避難マップを手にする堀端さん=松阪市小黒田町で

今後夜間訓練も実施 隣近所の連携図る
  近年、全国各地で地震や風水害が相次ぎ、自主防災の必要性が高まる中、松阪市笹川町山村地区(全60戸)で、住民たちが、約1年間かけて各世帯の人数や要援護者の人数、避難場所などを詳細に記した「緊急時の共助・援助の避難マップ」を完成させた。今後、約80万円かけて全戸の消火活動に対応できるよう、地区内12か所に消火ボックスを配置するほか、夜間防災訓練を実施し防災意識の向上に努める。
  今回の取り組みの発起人は防災ボランティアネットワーク代表で同地区自主防災会長の堀端脩さん。阪神淡路大震災以降、自主防災がクローズアップされる中、組織の立ち上げだけが先行している。そんな状況に「身を守るためには向こう三軒両隣の精神と自助努力が必要」と思い、マップ作りを呼びかけた。
  まず、マップ作りの前に「初動体制はどのようにするのか」「余震発生の前までにどこへ行きますか」などのテーマで各自意見を出し合った。次に住民同士で相談し、出した意見などを基に3〜5戸で班を編成し、ワークショップ形式でマップ作りを行った。
  マップには、各家庭の世帯構成のほか、家族責任者や70歳以上のお年寄り、要介護者、小学3年生以下の児童などの人数、緊急時の連絡先を記載した。
  そのほか、独居老人や要介護者を抱える家族に声を掛け合う世帯には援助マーク、大家族同士で声を掛け合う時には共助マークも明記。第一次避難場所の設定とそのルートなども各班オリジナルのものに仕上げた。完成したマップは家族全員が集まる台所に掲げる。
  堀端さんは「日時と人を集めるだけの防災訓練は意味がない。単純だけれどもこうした取り組みが一番効果がある。各世帯が連携し、声を掛け合うという気持ちでみんなが安心できる」と話していた。

 
 
松阪市嬉野八田町 山城跡にとりで建設

▲ドラマのシーンをほうふつとさせる建設中のとりで=松阪市嬉野八田町

戦国時代の気分に浸る
  松阪市嬉野八田町でまちおこしに取り組む八田城山公園保存会(原田秀己会長、四十人)は、山城があったとされる市指定文化財の八田城山公園に、放送中の大河ドラマ・風林火山のシーンをモデルにした高さ4bのとりでの建築を進めている。関係者らは「戦国時代の雰囲気を多くの人に味わってもらえれば」と期待をふくらませている。
  とりで建築はドラマをみた会員が「雰囲気を出すために公園にとりでを造ってはどうか」という声が出たことがきっかけ。7月末から、ドラマの映像を参考に作業を始めた。総工費は県の補助金と会の積み立て金計25万円。
  スギの木材を使用し、ボルトでつなぐ。現場は斜面になっているため、まずは支柱をしっかりと固定させるのにひと苦労。大工仕事の得意な会員を中心に七、八人が交代で作業を進めてきた。とりでの上からは町を見渡すことができ、テーブルなどを置いてくつろぐスペースもつくる予定。八田城は鎌倉時代に相模から来た三浦五郎左衛門尉盛時が築城したといわれている。その後は、伊勢国司の北畠氏の家臣らが城主となった。
  「歴史の舞台となったこの場所をもっと知ってもらいたい」と原田会長。28日に同所で行う第4回八田城山いきいきまつりで完成披露する。

 
 
絵でみる義経の活躍 斎宮歴博で企画展

▲源義経の合戦での活躍を描いたびょうぶ=多気郡明和町竹川で
  平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した牛若丸(幼名)こと源義経(1159─1189)を収蔵品で紹介する特別展「ヒーロー伝説 描き継がれる義経」が明和町の斎宮歴史博物館で、14日まで開催されている。
  義経の3つの合戦の活躍伝説「鵯越の坂落し」、「弓流し」、「八艘飛び」の名場面が描かれたびょうぶ類や絵巻などを中心に展示。博物館や市、個人の収蔵品で、中には今回、初公開の作品もある。
  同館学芸員の松田子珠美さんは「江戸時代でも義経の英雄伝は人々に好まれ、定番の名場面として絵師たちに描かれていたことが収蔵品からわかる」と解説する。
  名古屋市緑区から職場の同僚と訪れた平松晃代さん(28)は「文学関連の作品が好き。文学として観ると、義経の出てくる作品は非常に面白い」と義経伝説に興味津々だった。
 
 
独創的な彫金作品200点 津市で展示会

▲川北さんと手がけた作品=津市藤方アトリエ珠煌で
  貴金属や宝石などを使い、独創的な作品制作を続けている川北記庸子さん(61)=津市片田新町在住=主宰の彫金教室アトリエ珠煌(津市藤方)の作品展が、13日から20日まで同所で開かれる。
  同展は、2年に1度開催しており今回で9回目。彫金作業は、ロストワックス技法で鋳造できるようになり、趣味の教室でも比較的身近に制作できるようになった。
  川北さんは今回、銀板に貼り付けた赤銅の色を出すために工夫を重ねたペンダントなど約50点を展示。他に20代から70代の生徒十七人が家族や友人などのために時間をかけて制作したアクセサリーなど約150点が並ぶ。
  川北さんは、「貴金属を通してイメージしたものを立体化する喜びや楽しさはひとしお。個性豊かな作品をぜひご覧ください」と話している。
  問い合わせはTEL059(225)1999川北さん。
 
 
松阪市の平井さん 社会参加にモザイク壁画

ガウディプロジェクト考案
  モザイク壁画って何?聞いた事がない!という人も多いでしょう。2003年から発達障害とともに生きる人たちが、積極的に社会参加できる方法の一つとしてモザイク壁画制作に着目し、実現に向けて推進する「ガウディプロジェクト」を考案した、現・京都医療福祉専門学校副校長で美術造形作家の平井多久麻さん=松阪市稲木町=。
  材料に大小さまざまなランダムクラッシュタイル(不定形なタイル)を使用し、作品の表面を埋めてモザイク壁画=写真=や立体モザイク作品を作り上げていくというもの。タイルのつや感と絶妙な色あいに加え不定形なタイルの存在が何ともこっけいで、どれも見る人をひきつける。4月に津市のサンバレーコミュニティホール、7月に鳥羽市のショッピングセンターハローで展覧会を開催。現在はガウディプロジェクトへの協力者を募っている。
  問い合わせは平井さんTEL090(1158)5070まで。
 
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