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Home > バックナンバー > 2007.9.27> 3面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

   
松阪希望の園 身障者らのロックバンド

▲初のCDアルバムを出すハッシャ・ダイのメンバーたち=松阪市殿町で

ハッシャ・ダイ 初アルバム 5曲盛り込み10月発売
  松阪市殿町の小規模作業所・希望の園(村林真哉園長)に通う体に重度の障害を持つ人たちで編成のロックバンド「ハッシャ・ダイ」=リーダー・中島大輔さん(29)=が、10月下旬にオリジナル曲5曲を収録した初のミニアルバムを発売する。
  ハッシャ・ダイは2003年2月に結成。作詞とボーカルの中島さん、キーボードの本間舞さん(23)、DJマシンの八田重一さん(34)、ドラムマシンの鈴木正さん(34)のほか、スタッフから参加のギターの村林園長、ベースの中島定昭さん、サックスの宮本沙知穂さんの7人で編成。
  1歳のころに発症した筋ジストロフィーという病気と闘いながら寝たきりの生活を送る中島さんが、歌いたいという気持ちを表現しようとあごで上手にパソコンを打ち、作詞に没頭する。歌詞は将来を見据えた前向きな気持ちを込めたものが多く、ヒップホップやロックなどさまざまな要素を兼ね備えているのが特徴だ。
  これまでに「天使の羽」「雨上がりの空を待つ君を」など、ざっと13曲を完成。今年7月からはメンバー全員でCD制作に取りかかっている。まず、DJマシン担当の八田さんが曲のリズム音を入れ、その音に合わせる形で、各担当者が音を入れる。この作業を繰り返し行っている。
  中島さんは「価格は1000円から1500円ぐらいになると思う。僕らにしかできない僕らだけの音楽を作っている。ぜひこの音楽を楽しんでもらえれば」と完成を心待ちにしていた。販売場所は10月27日にライブを行う松阪市市場庄町のライブハウス「MAXA」や希望の園などを予定している。

 
 
キーワードは道 宣長記念館で企画展

▲初公開の修復された韓天寿の飲中八仙歌=松阪市殿町で
  松阪出身の国学者・本居宣長(1730〜1801)に関する資料を集めた本居宣長記念館(松阪市殿町)は、宣長が追究した学問や歌を道というキーワードでまとめた企画展「宣長をめぐる道」を開いている。12月9日まで。
  72点の資料を16のコーナーに分け、和歌や漢詩の書かれた文書などを紹介。古道や、伊勢神道や歌道など、それぞれの道にジャンルを分け、宣長の思想や研究成果を解説している。
  宣長と交流のあった松阪の書家・韓天寿が送ったびょうぶ「飲中八仙歌」は、同市の山口省吾さんが所持し、破損がひどかったものを今春に同館が表具屋に依頼し修復。今回が初公開となった。
  同館の千枝大志学芸員は「宣長の学問、歌に関する資料をみて、歩んできた道を知っていただければ」と話す。
  開館時間は午前9時から午後4時半まで。月曜休館。
  問い合わせは同館TEL0598(21)0312まで。
 
 
七宝の作品700点 津市で作品展

▲スプーンを制作した生徒たち=松阪市曽原町で
  七宝作家阪井友子さん=松阪市曽原町在住=の教室で学ぶ生徒十八人が、10月24日から28日まで、津市藤方の「アトリエ珠煌ギャラリー」で作品展を開く。アクセサリーや額絵など約700点が並ぶ。特に目をひくのは七宝をあしらったスプーン。親しい人への特別な贈り物として丁寧に制作された250本もの作品が展示される。
  スプーン110本を制作した津市上弁財町の渡辺嘉子さん(31)は、11月の挙式の際、招待客一人ひとりに作品を手渡す予定。スプーンの柄にゆうやくを乗せ3度ほど焼き、その上に金箔などを飾り、更に焼くという作業には、3時間以上かかるという。    
  150本のどれを取っても同じものがないようにと、色の出し方や模様の施し方に工夫を重ねた。渡辺さんは「挙式当日には、手作りのもので感謝の気持ちを表したい」と話す。
  作品展の開催時間は午前11時から午後6時まで。
  問い合わせは同ギャラリーTEL059(225)1999まで。
 
 
「チャイルドライン24」受け手養成講座

  子どもの育成に関わる約15の組織と団体でつくる「チャイルドライン24 実施組織」(津市)が、子どもたちの悩みに耳を傾ける専用電話「チャイルドライン24」の受け手ボランティアを養成する講習会の参加者を募っている。
  「チャイルドライン24」は、4年前に行政と民間が協働して開設。現在、「くわな子どもネット」や「三重県子どもNPOサポートセンター」などが実施組織に加わっている。
  電話(0120・969・147)をかけられるのは18歳までの子どもたち。電話を受け付けるのは毎週月曜日の午後4時から9時までと、金曜日の午後2時から土曜日午後2時までの計29時間。
  多い週は300件を超える電話がかかるという。いじめや人間関係の悩みを訴える声が多く、何も言えないまま、無言で電話を切るケースも少なくないそうだ。
  約三百人のボランティアがチャイルドラインを支えているが、電話の件数が増えて人手が足りないのが現状。このため受け手養成の講習会を開くことにした。
  講習会は10月7日から12月16日までの土、日曜日の7日間、三重県津総合庁舎大会議室などで開く。心理カウンセラーや医師らが、子どもの虐待や、いじめ、不登校などをテーマに講義する。中学生以上なら受講できる。
  問い合わせは「チャイルドライン24 実施組織」TEL059(211)0024へ。 
 
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