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Home > バックナンバー > 2007.9.27> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
多胎児の親子で交流 四日市の親子サークルひまわりクラブ

▲集まった双子とその親たち=四日市市新浜町の橋北児童館で

  四日市を中心に活動する、双子や三つ子の親子のサークル「ひまわりクラブ」が、お互いに気兼ねなく相談し合え、明るく楽しく子育てができるとあって、多胎児を持つ親たちの関心を集めている。
  このサークルは約10年前に市立四日市病院にかかわった多胎児の親たちが始め、いまは北勢地域を中心に約40組の親子が参加している。子どもを遊ばせながらおしゃべりのできる集会、各家庭に届く育児情報いっぱいの会報、希望による電話や訪問相談など、きめ細かな活動で、交流を深めている。
  9月半ば、四日市市新浜町の橋北児童館で開いた集会をのぞいた。10組ほどの双子とその親が楽しそうに遊びながら、日頃の様子を話していた。現在双子を妊娠中の女性も夫とともに訪れ、先輩ママたちの出産や育児の体験談に耳を傾け、安心した表情を浮かべていた。

様子見て安心
  生後10か月の男女の双子を連れて参加した、市内大井出の下村早美(さきみ)さん(32)も「双子育児の経験を聞くチャンスが少なく、先輩ママの話や少し大きい子たちの様子を見て安心しました」という。
  また、小学生の双子を持つ中森ゆき子さんも「出産後は育児に追われる日々が始まる。ぜひ妊娠中に見学に来て欲しい」と話した。
  問い合わせは中森さんTEL090・5601・7155まで

 
 
四日市の森さん待望の朝日陶芸展入選

▲試作品を手にする森照美さん=四日市市水沢町の自宅工房で
▲入選作「積想の断片」
3回目の挑戦で快挙 オブジェ「積想の断片」
  四日市市水沢町の主婦森照美さん(50)は、陶芸の全国規模の公募展である朝日陶芸展に、今年初入選を果たした。45年の歴史のある高水準の展覧会で、全国から約600点が出品され、入賞・入選は内約100点しかないという難関。陶芸暦20年の森さんも3回目の出品でやっと入選にこぎつけた。
  入選作は「積想の断片」と題し、一辺約30cmの立法体を3個並べたオブジェ。ワイヤーで切り取り、波打たせた表面を焼しめ、小さな不整形の穴を多数開け、内部を黒く塗って景色にしている。森さんは「シャープな中にも土の持つ柔らかさを表現していくことを目指す」と解題している。
  森さんは高校時代に油絵を習ったぐらいで、結婚後の1987年に地元の陶芸教室へ通うまで陶芸とは無縁だった。指導者の前衛陶芸家林克次さん(64)から、「受け手の能力に関わりなく、惜しみなく、芸術性の高いものを教えられた」そうで、森さんは陶芸にのめりこんだ。2004年から公募展へ出品、06年には日本陶芸展に入選して弾みがついた。
家族らも納得
  今回の入選で「家族や周囲の人たちが、自分のやっていることが道楽でなく、芸術活動だと納得してくれるだろう」と喜び、将来も「この地で日常的に創作活動ができればよい」と、控え目な抱負を述べている。
  家庭は会社員の夫と大学院生を頭に一男二女。自宅に小さな工房を設けている。
 
 
松阪市初清生町団地 外国人管理組織が発足

▲清生町団地の神代表(右側)と握手を交わし、連携を図るパブロさん(右から2人目)らブラジル人入居者たち=松阪市清生町で
市などとの連携密に相次ぐトラブル解消へ
  松阪市営住宅・清生町団地でブラジル人を中心とした外国人の急増で住民間での問題が絶えないことから、団地を統括する寿自治会(赤羽隆自治会長)と市はこのほど、団地に入居の外国人や日本人、市との連携を密にするため、市内初の外国人による管理連絡組織を立ち上げた。防災訓練の参加や自治会の連絡事項を伝えたり、生活上の悩みをくみ上げ、住み良い町を目指す。
  同団地には約300世帯中、外国人世帯は全体の約1割の32世帯が入居。周辺には外国人対応のできる教諭、保育士を置く小学校、保育園があり、外国人にとって住みやすい環境が整う。
  しかし、問題も山積み。日本との風習の違いからか、他人の生活を気にせずに、深夜に騒いだり団地周辺でたむろする。さらには市営住宅の規則を守れない状況にある。また、日本の入居者も酔っぱらって外国人入居者にからむなどトラブルが起き、互いの居住環境は悪化する一方。
  問題を解消しようと、市住民課と寿自治会役員で団地代表の神冨美雄さんが外国人らに組織作りを呼びかけた。外国人管理連絡員(リーダー)には、日本語が滑らかなブラジル・パラナ州出身のピント・パブロ・ロル・フェレイラ君(14)ら三人を選任した。
自主防災組織にも参加
  三人は自治会からの連絡事項を全員に電話で伝えたり、市への各種申請書(旅行や病気入院により家を空ける際など)の記入や手続き方法を指導、生活に必要なルールの徹底を促す。そのほか、地区の自主防災組織に参加し、災害時にけが人を確認する情報班に加わるなど、日本の生活に溶け込む努力をする。
  ピント・ルシアナさん(36)は「日本の人が『規則を守ってね』と優しく言ってくれると、みんな理解すると思う。私たちも日本の方と共に気持ちよく暮らすため、協力を密にしていきたい」と話す。
  神代表は「国ごとに生活習慣は違うのは分かる。ただ最低限の常識をわきまえてもらえるよう、コミュニケーションを図る」と外国人入居者への理解も示す。吉田秀文・市住宅課長は「市内初の試み。これをきっかけに市内各地でこのような組織ができれば」と期待していた。
 
 
商業とエコ活動が融合 エコステーション開設へ 三雲町商工会

▲11月に開設されるエコステーションに備えられるペットボトル用リサイクル機(左)と空き缶用機械=松阪市曽原町で
  松阪市の三雲町商工会(藤川克義会長)は、11月から環境活動の促進と地域内の商業活性化を目的に同市中道町のJAグリーンセンター一角のコインランドリー跡に、ペットボトルと空き缶のリサイクル用に愛・地球博のイベント会場で使用されていた圧縮回収機を備えたエコステーションを開設する。県内の商工会や商店街組合では初の取り組みで、回収機から得た収益と三雲地区の協力事業所からの出資で運営する。
  回収機は各1台ずつ。ペットボトル、空き缶をそれぞれの機械に入れると、サッカーのPKゲームが始まる。当たりが出ると協力事業所の食事券や商品などがもらえる。
  より住民に環境に対する意識を高めてもらうために今春、エコステーションの開設を計画した。資金が限られていたこともあり、6月にメーカーに問い合わせ、中古の機械などを2台65万円で買い取った。10月7日の第29回商工会まつりでは、実演をかね公の場で初披露する。
  同商工会は来年4月に嬉野町商工会と合併し、松阪北部商工会となる予定。より多くの事業所の協力が得られることも期待している。「ゴミの分別が定着してきた今、力を入れるべきはリサイクル。環境への取り組みと商業の活性化を促進する起爆剤になれば」と同商工会の飯田嘉之商業部会長は話す。
 
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