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Home > バックナンバー > 2007.9.20> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
四日市の山画廊 絵本「もりのちいさなはいしゃさん」の続編出版

▲絵本描いた上平川さん(左)と服部さん=四日市市安島の山画廊で

第一作の好評に応え 
桑名の上平川さんが文、絵は名古屋の服部さん 27日から原画展も

  四日市市安島の画廊「山画廊」が、絵本「もりのちいさなはいしゃさん2 やくそくのおはなみ」を、今月末に出版する。桑名市の主婦上平川侑里さんが文を書き、名古屋市の画家服部美法さんが絵を描いた3年前の作品の続編。
  最初の「もりのちいさなはいしゃさん」は、画廊と同じ建物内の歯科医から「小さな子が歯医者をこわがらない方法はないだろうか」と聞いたのがきっかけで、企画された。
  上平川さんが、ネズミの歯医者さんと患者のワニくんのほのぼのとした友情物語を書き、服部さんが、森の木々や草花、動物を繊細に描いた。絵は彫った型紙を当てて色付けをする「ステンシル」の手法で、子どもらが喜びそうな色彩。
  第1作は、書店にはほとんど出ていないのに、原画展や口コミで評判になり、これまでに3千部が発行された。読者からは「治療が終わったワニくんとネズミさんはその後どうしてるの?」「ぜひ、続きを読みたい」など、続編を望む声が多く、今回の発刊となった。
  上平川さんは、子育てをしながら詩や童話を書きためて、詩集を自費出版したこともある。服部さんとは画廊で知り合ったが、ともに絵本作りは初めての経験だった。
  第2作の出版にあたり、上平川さんは「まさか、続編を出せるとは思いませんでした。今回は主人公の心情をていねいに描きました」という。服部さんも「1作目より、心に余裕を持つことができ、細部にこだわれました」と話す。
  27日から10月1日まで、山画廊で絵本の原画展が開かれる。29日午後2時からは絵本の読み聞かせもある。絵本は1、2作とも定価1800円(税込み)。問い合わせは山画廊TEL059(351)0773まで。

 
 
地元陶芸家と触れ合い 23・24日に名月陶芸祭 四日市

▲名月陶芸祭への参加を呼びかける清水さん=四日市市西坂部町の酔月窯山の陶房で
  地元の陶芸家たちとの触れ合いを楽しむ「名月陶芸祭」が9月23(日)、24日(月)の連休に四日市市西坂部町の「醉月窯山の陶房」で開かれる。午前10時から午後5時半まで。
  萬古陶芸家の清水酔月さんを委員長とする実行委員会が、地元の陶芸文化を広く知ってもらおうと、初めて開く催し。陶芸作家十九人が参加、出品する。
  作品を鑑賞して、その場で買い求めることができるほか、20年前の建造で近く改築される同陶房の窯で最後に焼いた陶芸教室生の作品が展示される。楽焼き体験(参加費2千円)のコーナーなどもある。
  24日午後4時からは「仲秋の名月お月見の宴」を開く。参加陶芸家の茶碗で野点を楽しみ、食事会やオカリナコンサートがある。食事とお茶(セットで2800円)はファクス059(333)4903で予約が必要。
  「地元の方々に見ていただきたいです。作家のオリジナル作品を求めるチャンスです」と、同陶房の清水きし代さんは多数の参加を呼びかけている。
  問い合わせは同陶房TEL059(333)0021まで。
 
 
親子で食育を学ぶ 専門学校で料理教室

▲本格中華料理づくりに取り組む親子ら=四日市のユマニテク調理製菓専門学校で
  バランスのいい食を親子で心がけてもらおうと、四日市市浜田町のユマニテク調理製菓専門学校は、小学5、6年生と保護者を対象とした「食育教室」を9月初め2日間にわたって開いた。
  単に調理を習うだけの教室ではなく、食品の知識を深めてバランスのいい食事を家庭で実践してもらうことを目的に、初めて開いた。参加した22組の親子らは、同校教員の指導と調理学科1年の生徒たちのサポートを受けて、料理作りに挑戦した。
  栄養士の山元裕子さんが、食べ物を血や肉、骨を作る「赤色」、身体の調子を整える「緑色」、働く力やエネルギーになる「黄色」の食品群に分け、3色をバランスよくとる方法を説明。実習では、中華料理専門の調理師水谷優さんが「鶏団子と野菜のスープ」など3品を作って見せ、それに習って親子らが調理に取り組んだ。
  次女と参加した四日市市西松本町の深澤優子さん(41)は「自分も子どもも料理が好きなので参加しました。本格的な調理が覚えられてうれしい」と話し、親子で楽しんでいた。
 
 
平家と齋藤家 関係示す家系図初公開

▲家系図を広げる齋藤さん=松阪市嬉野森本町で
50年前に父親が発見 松阪市への寄贈も検討 松阪の齋藤さん
  約1000年前にタイムスリップ──。平安時代に栄華を極めた平家を支えてきた齋藤別當実盛(1111〜1183)の兄弟・五郎、六郎の直系で平家六代の里近くに住む松阪市嬉野森本町の無職・齋藤道男さん(72)が、自宅敷地内の旧母屋で約50年前に発見した平家と齋藤家の関係を示す家系図を初公開した。齋藤の血を引く最後の人物の道男さんは「平家の最高顧問であった先人に誇りを持ち、生き続けたい」と気持ちを新たにした。
  家系図は和紙でできたもので横約70cm、縦約1・7cm。桓武天皇に始まり、平氏で中央進出した正盛、忠盛、太政大臣だった清盛、重盛、維盛、そして最後に六代(高盛)まで子孫など八十八人の名が刻み込まれている。
  また家系図の下部には、「平家摘流の平維盛は摘子六代(10)と姫(8)、妻・北の方(26、7)を齋藤別當實盛の子・五郎(19)と六郎(17)の兄弟に託した。福原に落ちた齋藤兄弟は一族らを引き連れ、伊勢国に逃れ、嬉野町宮野の奥日川の岩屋に六代をかくまった…」など、平家との関係を記している。
  約50年前にかやぶき屋根の旧母屋を取り壊す際に、道男さんの父親だった故・作蔵さん(享年100歳)が発見した。その後、約30年前に作蔵さんが亡くなる直前、道男さんに「家宝としてしっかり保管するように」との遺言を守ってきた。途中、保管状況が悪く痛みが激しくなり、地元の表具店に依頼し、修復するなど大事に保存してきた。
  そして今回、「多くの人に平家六代と齋藤家のつながりを知ってもらい、この地域の歴史について再認識してもらえれば」と公開に踏み切ったという。道男さんは「平家六代を守るという五郎、六郎兄弟の生きざまには頭が下がる。このような祖先を誇りに思う」としみじみと語った。
  今後、家系図は松阪市に寄贈することも検討しているという。
 
 
軒先利用 ぶどう栽培 松阪市の西野さん

▲ブドウの房を手に取り、実の色や形などを確認する西野さん=松阪市阿波曽町で
病害虫防止に効果的
  約20年前から高さ約4mの倉庫の軒先を活用し、雨天対策型ブドウ栽培を手掛ける松阪市阿波曽町の農芸資材販売業・西野幸男さん(63)方で、品種・ピオーネの収穫作業が始まった。西野さんは脚立に上り、紫色に輝く実を一房ずつ丁寧に摘んでいた。
  頭上に広がるブドウ畑は約50平方メートル。屋根部分にはビニールを張り、その下につるが均等に巻き付くように鉄製ワイヤーと農材のパイプを碁盤の目のように取り付けている。
  西野さんは20年前に農業視察先の山梨県勝沼市内で立ち寄った即売店の軒先で栽培をしている光景を見た。病害虫被害も最小限にくい止めることから松阪市内の友人からマスカラと巨峰を掛け合わせたピオーネの苗を購入し、栽培を始めた。
  場所によって光の当たり方が異なることで、ブドウの成長も違うため、西野さんは脚立によじ登り、場所を変えながら糖度を測ったり薄紫色に着色してないかなどチェックに余念がない。
  「夏の好天にも恵まれ、糖度も18度ぐらいで甘くておいしい」と西野さん。
  今季も約300袋を収穫予定。東京などに住む親せきに古里の味を送るという。
 
 
参加者募集 松阪牛へ関心高めて

市主催「食べて!知って!松阪牛」
  松阪市は、10月17日午前10時から正午まで同市高町の華王殿で開く松阪市民に松阪牛への関心を高めてもらうイベント「食べて!知って!松阪牛」の参加者を募集している。
  当日は、松阪牛個体識別管理システムの体験や松阪牛についての講話、松阪牛など4種類各30gの食べ比べなどを行う。
  参加無料。定員五十人。参加資格は、18歳以上の松阪市民。
  申し込み方法は、往復はがきに住所、名前、年齢、職業、電話番号を記入し、〒515‐8515松阪市殿町1340番地の1、松阪市役所農林水産課「食べて!知って!松阪牛」係まで(応募は一人1枚まで)。28日必着。結果は全員にはがきで通知される。
 
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