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Home > バックナンバー > 2007.9.13> 2面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

   
四日市 街路樹をねぐらにムクドリの群れ 騒音やフン害も

▲電線がたわむかのよう。ぎっしり並んで止まるムクドリの群れ=四日市市西浦で

  四日市市西浦の西浦通りで、夏の夕方、無数のムクドリが電線に止まり、五線譜ならぬ交響曲の総譜(スコア)のような光景を描き出す。
  日没50分ほど前になると、どこからともなく1羽、2羽と姿を現す。やがて数羽から数百羽のグループになり、その数がどんどん増えて、電線で羽を休める。数本の電線がいずれも太く見えて、たわむかのよう。
  ひとしきり「ギャーギャー」と鳴き騒ぎ、日没と共に下の街路樹のケヤキのねぐらへ入る。夜になっても鳴き止まぬこともあって、近くの住民には騒音公害だ。道路上が白くなるほどのフン害も起きている。
  ムクドリは翼長13cm前後、尾長約6cm、くちばしの長さ約2・5cmの灰褐色の鳥。群生してエノキ、ハゼなどの木の実、昆虫などを食う。
  サクランボなどを食害することもあるが、ハムシ、イナゴなどを捕食するので益鳥だ。冬は南方へ渡去する。

 
 
松阪工高弓道部主将 中村選手が名門日大へ

▲日大弓道部への入部を確実にした松阪工業高校弓道部・中村主将=松阪市殿町の松阪工業高校で

全国総体団体7位の立役者 県弓道関係者も期待
  今夏の全国高校総体弓道競技で団体戦7位の原動力となった松阪工業高校弓道部の主将・中村元選手(3年)=松阪市飯南町粥見=が、今年のインカレで男女アベック優勝を飾っている名門・日本大学法学部に進学し、弓道で大学日本一を狙う。近い将来、県弓道界を背負う逸材に県弓道連盟関係者も大きな期待を寄せる。中村選手は「心構えは負けない自信がある」と意気込みを語った。
  中村選手は高校入学と同時に弓道を始め、顧問・栩原洋教諭の指導でメキメキ力を付け、1年秋の全国予選決勝で鮮烈デビュー。2年夏にはインターハイ団体戦に出場、3年春には全国選抜の個人戦で決勝進出した。今夏のインターハイ団体戦では、落ち(チームの中で最後に射る選手)として勝負強さを見せ、同校初の7位入賞の立役者となった。
  高校卒業後、就職し弓道を辞めてしまう選手が多い中、実力と将来性を認めた栩原教諭の勧めもあり、中村選手は大学で続ける決意をしたという。
  また、「昨年11月に伊勢で開催された全日本学生王座決定戦を見て、日大の選手が本座から射位に立った時の姿に素晴らしさを感じた。自分にも合うのでは」と思った中村選手。8月下旬に日大であった来春高校卒業予定者を対象とした入部選考会では、20射中、19射を的中させ実力を見せた。
  栩原教諭は「中村選手は弓を引くのが好きで取り組む姿勢も素晴らしいものがある。技術面では日大でもトップクラスに入るのでは。大学では人間性を磨き、4年後はぜひ三重県成年団体の選手として活躍してもらいたい」と期待する。
  そんな中村選手は、大学での目標について「射形は大学で変えられるとは思うが対応できる。取捨選択しながら理想の弓道を追求したい。持ち味の粘りの弓道で1本でも多く当ててチームに貢献できれば。将来は三重代表として国体出場もしたい」と誓った。

 
 
「東海民家の学校」受講生を募集 ー単回参加も可能ー

  日本民家再生リサイクル協会東海地区事務局が「東海民家の学校」の受講生を募っている。
  歴史的な民家の保存と再利用法を探る勉強会で、10月から1年間に6回講座が開かれる。定員三十人。受講料は1万8千円だが、第1回の記念講演と第4回の関宿散策は、その回だけでも1回3千円で受講できる。
  第1回は10月7日(日)午後1時から、桑名市桑名の六華苑で、三浦正幸・広島大学大学院教授の「日本の古建築」についての講演。申し込みは9月30日までに事務局へファクス0594(24)0729で。
  第2回以降の講座日程は次の通り。
 【2】11月11日、津市内の山で、間伐材の間引き体験など 【3】来年2月17日、高浜市で、三州瓦について学ぶ 【4】4月13日、亀山市関宿の町並み散策 【5】6月8日、県内の民家で、左官の技と土壁塗り 【6】8月2日、郡上市で、指物職人の技、郡上おどり見学▽特別講座=日時未定、小牧市で、石積みと石垣の学習。
  問い合わせは事務局TEL0594(24)0792まで。

 
 
古典を次世代に 津市・雅楽倶楽部「雅」

  津市を中心に県内各地で活動する雅楽倶楽部「雅」(黒部亮平代表)は、世界最古の古典音楽「雅楽」を、仲間と共に楽しく学び、施設訪問やイベント、市民文化祭などに参加し次世代に伝えている。
  04年9月に黒部代表と久保和成さん、内藤重芳さんの三人が発起人となり、津市神戸を中心に地域住民や知人計十四人で結成。現在では20代から60代の男女二十七人が活動する。
  雅楽器には「管楽器」「絃楽器」「打楽器」があり、同会では「管楽器」の篳篥(ひちりき)や笙(しょう)を始め、8つの楽器を演奏。主に宮廷や貴族社会で伝承されてきたこともあり、厳かな雰囲気があるのが魅力だ。
  雅楽を学び約40年という久保さんの指導で、演奏に加え音楽と共に舞う「舞楽」にも取り組み、最近は舞台で披露できるまでに上達している。5月には、津市民文化祭で右方舞楽「抜頭」を披露している。
  さらに今年は実績が認められ、岡田文化財団より助成金も受けた。黒部代表は「一過程を、みんなが楽しみながら力を合わせて練習しています」と充実感に満ちあふれていた。

 
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