RAKU/8月30日 1面
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Home > バックナンバー > 2007.8.30> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
子どもたちに憩いの場 四日市市貝家町

▲完成したビオトープで遊ぶ子どもたち=四日市市貝家町で

休耕田利用しビオトープ 住民ボランティアが奮闘
  子どもと自然のふれあいの場を-。四日市市貝家町に8月18日、地元住民のボランティアグループネイチャークラブ内部(手平雄治郎代表)によるビオトープが完成した。同町内には、子どもたちが遊べる公園などがなく、遊び場のひとつとしての役割が期待されている。
  全体の広さは約2千平方メートル。中央付近に池があり、周囲を囲むように小川が流れている。丸太を使った橋や、池中央付近の小島で遊べるようになっている。
  他の場所から、植物を移したりすることなく、土地の整備のみ。池には山から引いた水を直接入れた。
  ビオトープ内にはシオカラトンボやアキアカネが飛び交い、池にはザリガニが生息している。すべて自然と集まってきた生き物たちだ。
  発起人である同グループの代表・手平さんが昨年10月、近所の荒れ果てた休耕田を毎日目にし、なんとかできないかと考えていた。
  同町内に子どもらの憩いの場がないことにも注目。近所の人に声をかけたところ約二十人の有志が集まり、ビオトープ作りのための同グループを立ち上げた。
  同地区の市民センターに、三重郡菰野町の県民の森のビオトープ作りに携わったことのある保黒時男さん(62)に協力を依頼。市が土地の所有者と貸与契約を結び、維持管理は地域団体に委託する市民緑地制度の手続きのためのアドバイスやビオトープ作りのノウハウなど、万全のバックアップ体制が準備段階で進行。作業は今年1月末から本格的に開始した。
  身長以上に伸びた笹が生い茂っていたため、重機を使用し、根から掘り起こすという大がかりな作業から開始。日曜日を中心にボランティアのメンバーが交代で作業を進めた。
  天候などで予定通り進まないことも多々あり、目標としていた夏休み中の完成に向け、作業は常に急ピッチ。今月中旬に完成し、近所の親子連れらでにぎわいをみせている。
  「完成して喜んでいるだけではだめ。貝家町のビオトープを知ってもらうためにもいろんな仕掛けをしていかなければ、廃れてしまう」と手平さん。今後は同所で、環境や自然をテーマにしたイベントを定期的に行っていく予定だ。

 
 
風情ある町並み描く 関宿スケッチコンクール 参加者募集

▲第2回関宿スケッチ大賞の作品「あづまや前」

 東海道五十三次の宿場町・関宿の町並みを描く「関宿スケッチコンクール」(同実行委員会主催)が10月7日(日)に亀山市関町で開かれる。
  今年で3回目を迎える同コンクール。昨年は大雨の中での開催だったが、県内外から百人以上が参加し、情緒ある町並みの力作を描いた。
  出品する絵は当日、午前9時から午後4時半まで関宿に滞在し、描いたものに限る。雨天決行。サイズはハガキサイズからF10号(縦53センチ、横45・5センチ)四つ切サイズまで。画材は各自持参で水彩、パステル、コンテ、色鉛筆などで、油彩は不可。一般の部の大賞(賞金5万円)など各種の賞がある。
  参加費は一般の部(高校生以上)が200円、子どもの部(5歳以上中学生以下)は無料。参加申し込みは当日に、関宿地蔵町散策拠点施設「いっぷく亭」で行う。
  問い合わせは同実行委員会事務局の森さんTEL0595(82)4125、または亀山市まちなみ・文化財室TEL0595(84)5078まで。
  HP http://sekijyuku-sketch.com

 
 
四日市北西部 夏バテ対策に最高 よっかいちナシ収穫最盛期

▲ナシの収穫に汗を流す農家の人たち=四日市市下海老町で

  今年の厳しい猛暑を乗り越えるのに欠かせないカリウムたっぷりのWよっかいちナシWの収穫が、四日市市北西部の県、下野両地区の栽培農家で最盛期を迎えた。各農家では、丹精込めてつくったナシの収穫に汗を流している。
  両地区内には、約20戸のナシ農家があり、総面積は約20万平方メートル。主力品種は幸水と豊水で、毎年、約400トンを収穫、直売を行っている。
  地下水を生かした減農薬栽培に取り組む同市下海老町の萩農園(萩善隆園長)にある約2万平方メートルの畑では14品種のナシを栽培。早朝から夕方まで従業員ら二、三人が、やや赤みを帯びた食べごろの実を見分け、次々と腰に下げた袋に入れていき、収穫作業をしていた。
  ナシは、併設された直売所で販売。付近の国道365号沿いにある直売所は連日にぎわいをみせている。販売価格は、豊水が1`当たり、400円から600円で例年並み。
  関係者によると、今期は梅雨が長引いたことや梅雨明けの猛暑、台風などの影響で、例年に比べ小玉傾向だが、歯ごたえがありみずみずしいという。
  萩園長は「梅雨が長引いたことなどで出来が心配だったが、上出来。小玉ではあるが味はぎっしり詰まり例年以上」と話していた。

 
 
小学校教諭片田さん 劇作家・平田さんの舞台に出演

▲台本を手にする片田さん=津市一身田上津部田の県総文センターの稽古場で
自分の可能性に挑戦 教え子に夢や表現力伝える
  津市長岡町の小学校教諭・片田俊二さん(42)が、国際的劇作家・演出家の平田オリザさん(44)=東京都在住=主宰の「青年団」プロジェクト公演『隣にいても一人 三重編』のオーディションに合格。9月22(土)〜24日(月)の3日間、同市一身田上津部田の県総合文化センターで行う本公演に向け、稽古に汗を流している。
  片田さんが演劇を始めたのは10年前。以前、勤めていた小学校で、近隣の学校との合同劇の話が持ち上がり、基礎を学ぶため「劇団津演」(岸武男代表)に入団。以来、ゼロから皆で創り上げる芝居の魅力に取りつかれ、数々の舞台に立った。教え子に表現力や夢に向かう素晴らしさを伝えたいとの思いもあった。
  今春のオーディションで、約五十人の中から選ばれた五人の一人となった。平田さんは「演技力と柔軟性が決め手」と話す。今回の役柄は離婚寸前の夫役。「軽薄で調子乗り、でも寂しがり屋。登場人物中、最も本筋にからみません。その無責任さが快感」と片田さん。
  本業優先のため、全稽古に参加できないのが悩みの種だが、何とか時間を作り、稽古に励む。平田さんの細かい指示をもらいながら、同じ場面を何回も繰り返し、自然な演技となるよう、磨きをかける。芝居が出来上がる過程を肌で感じ、充実しているという。
  同公演は地域の文化芸術の活性化を目指して企画。国内4都市で出演者を地元の人から選抜、同じ作品を各地域の方言で創作・上演する。東京公演への出演も決まっている片田さんは「自分の可能性を試したい」と話す。
 
 
約700年ぶり斎王が伊勢へ

▲斎王まつりが時を超え伊勢に(写真は今年の第25回斎王まつりの様子)=読者提供
町の思いが現実に 10月の神嘗祭で稲穂を奉納
  飛鳥、奈良時代から約660年間続いた斎王制度を斉王まつり(毎年6月)という形で再現している多気郡明和町はこのほど、本来あるべき斎王の姿を後世に伝えていこうと、約2000年前から続く新穀収穫の感謝と次の年の豊作を願う伊勢神宮最大の祭礼・神嘗祭奉祝行事(10月15日)に、今年から斉王役および女別当役など二、三人参加することを決めた。町関係者は「約700年ぶりに歴史がよみがえる」と喜ぶ。
  斎王制度は670年頃から1330年頃まで続き、その間、約60人の斎王の名が残されている。斎王は、天皇の代わりに伊勢神宮に仕えていた女性で斎宮(現・多気郡明和町斎宮)に暮らしていた。10月の神嘗祭はじめ、6月、12月の月次祭に伊勢へ3泊4日かけて赴き、天照大神に玉ぐしをささげる祭祀を執り行った歴史がある。
  こうした結びつきを多くの人たちに知ってもらい、神嘗祭とともに斎王まつりへの感心を深めてもらうため、明和町では約10年前から神嘗祭への参加について検討を進めていた。今年5月から神嘗祭行事を運営する奉祝委員会(伊勢商工会議所内)と毎月1回、実現へ向けて話し合いを進めてきた。
  当日は、皇族の使いである第25回斎王まつりの斎王役が伊勢神宮に稲穂を奉納する。同町側では、当初、斎王ら約50、60人よる群行を計画。しかし、過去の文献から斎宮?伊勢神宮間では行われておらず断念した。
  浜口行生同町産業課長は「長年の思いが実現することになり喜ばしい」と思いを込めていた。
 
 
 
國學院大院友会 120周年記念事業 邪馬台国をテーマに講演

  國學院大学院友会三重県支部(栗本俊雄支部長)は、9月1日(土)午後2時から同3時半まで津市新町のプラザ洞津で同大院友会120周年記念講演会(県教委など後援)を開く。
  今回の周年事業は、大学側からの要望を受け実施するもので三重県支部では初めての開催。
  講演会では、日本古代史、東北アジア古代史を専攻分野とする同大文学部・鈴木靖民教授が、邪馬台国をテーマに語る。
  栗本支部長は「鈴木教授は、邪馬台国の王権、社会組織、交易を中心に論証し、さらに朝鮮、中国など東アジア史との関わり合いの中で、邪馬台国の場所を究明されている。この機会に邪馬台国探しをしましょう」と呼びかけていた。
  入場無料。問い合わせは、栗本支部長TEL059(226)9466まで
 
 
長寿祝のコンサート 10月7日 県総文

  津市出身のピアニストと名古屋フィルハーモニー交響楽団の弦楽器奏者による「敬老ふれあいコンサート・2007」(津西地区社会福祉協議会、同自治会連合会共催)が、10月7日(日)午後3時から津市一身田上津部田の県総合文化センター中ホールで開かれる。入場無料。
  出演は同市大谷町のピアニスト・菅原美枝子さんと名フィルのヴァイオリニスト・竹田千波さん=名古屋市中区在住=ら五人。高齢者と家族、地域の人々とのふれあいを願いモーツァルトの「小夜曲」などに、民謡やアニメ音楽などを加えた約15曲を演奏。リクエストにも応える予定だ。
  同地区社会福祉協議会・川上会長は「一人でも多くの人に参加いただきたい」と話す。
  問い合わせは係の亀井さんTEL059(228)7566まで。
 
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