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| ▲優勝決定しマウンドに駆け寄る山商ナイン=四日市市の霞ヶ浦球場で |
投打の柱・中井中心に万全 9年ぶり県勢初戦突破目指す
第89回全国高校野球選手権三重大会を制し、4年ぶり3回目の甲子園切符を手にした宇治山田商業高校野球部。W東海の怪物Wこと今秋のプロ野球ドラフト候補の本格派右腕・中井大介(3年)、最速147キロの剛腕・平生拓也(2年)の両輪を中心とした活躍で、県内の強豪校を次々と撃破し、頂点をつかんだ。次は甲子園での勝利に期待がかかる。
投手陣は平生が絶好調。県大会4試合(計32イニング)に登板し、被安打8、自責点0。特に4回戦の上野戦、準決勝の海星戦ではともに被安打1で完投。自慢の重い速球と縦、横2種類のスライダーを武器に甲子園でも大暴れそうな予感だ。
県大会では本調子でなかった主戦・中井も最速146キロの直球が武器。キレの良い高速スライダー、カーブもコースに決まる。
忘れてはならないのが打力。4回戦から定着したパンチ力十分の北川直峰選手(2年)、2番片岡耕造選手(同)の1、2番コンビ、打率6割を超える高校通算28本塁打の大型スラッガー・3番中井の上位打線は破壊力十分だ。
下位打線で唯一、3割をマークした6番中野晃成選手(同)の打撃も見逃せない。4番西田拓郎選手(3年)の活躍が勝負のカギを握るだろう。伊勢市民や根っからのオールドファンらの応援を背に持てる力を存分発揮し、9年ぶりの県勢初戦突破を果たして優勝目指し頑張ってほしい。
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| ▲県大会で剛腕ぶりを発揮した平生投手 |
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▲優勝の原動力となった豪快なバッティングが魅力の中井選手 |
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▲父 雅也さん(相可OB)に続き甲子園の土を踏む中野晃成選手 |
【沿革】宇治山田商業高校野球部(中居誠監督、里路雅信部長、中西利生副部長、佐藤公副部長、部員数54人)。創部は1925(大正14)年。過去、甲子園には選手権に2回(第60回大会、第85回大会)出場している。通算成績は0勝2敗。主なOBは中村稔氏(元・読売巨人軍選手)、江川智晃選手(ソフトバンクホークス選手)。 |