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| ▲日本一目指し、森下会長のミット目がけて鋭いパンチを打ち込む土平選手=明和町大淀の森下海人ボクシングジムで |
土平選手(明野2年) 2年連続、インターハイ出場
甘いマスクとテクニックを兼ね備えた県を代表するボクサーの明野高校2年・土平幸水選手(16)=度会郡玉城町矢野=が、28日から佐賀県で開催の全国高校総体ボクシング競技フライ級(51キロ以下)に2年連続で出場する。土平選手は「将来、プロで活躍するためにも何としても頂点を狙う」とスパーリングに力が入る。
身長170センチ、体重50キロの細身の体から鋭いパンチを放つ土平選手。最大の武器は、速いジャブからのワンツー。距離感、スピード感とも申し分ない。ただ決して順風満帆ではなかった。実は中学時代はバレーボール部に所属するも腰痛に悩まされ、3年生始めに退部を余儀なくされた。もやもやをぶつけようと見つけたのが、ボクシングだ。
しかし、近くにはジムがなく、やっとのことで見つけたのが自宅から約19キロ離れたオープン間もない多気郡明和町大淀の森下海人ボクシングジム(森下英樹会長)だった。毎日2〜3時間、スパーリングやシャドー、縄跳びなどの練習メニューをこなした後、下半身強化のために自宅まで自転車をこぐ。
昨年の総体では、スタミナ切れが響き初戦敗退を喫しており、雪辱に燃える思いは強い。指導する森下会長は「テクニックは東海一。油断せず、2分3ラウンドを戦えば勝てる」と太鼓判を押す。
そんな土平選手は「目標の選手はWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積選手。試合まであとわずかだが、スタミナをしっかりつけたい」と意欲を燃やす。 |