RAKU/7月12日 5面
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Home > バックナンバー > 2007.7.12> 5面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【5面】

   
見逃すなこの選手 本紙が選ぶ県内四天王

中井大介 投手
(宇治山田商、3年)
右投・右打 180センチ、78キロ 投手


今夏は中井投手の一挙手一投足にくぎ付けだ。最速146キロの直球を投げるため豪腕のイメージが強いが、ひと冬越えて手元で伸びる135キロ〜140キロのスライダーを勝負球に打たせて取る投球を覚えた。そのほか、カーブとフォークも自由自在に操る。打撃でも強じんなリストをしならせた長打力は県内屈指。高校通算26本塁打(6月30日現在)をたたき出している。「アウトローに球が決まれば、絶対に打たれない。序盤と終盤を意識し、野手のリズムを崩さない投球を見せたい」と自信たっぷり。期待通りの活躍ができれば、山商の優勝はほぼ間違いない。
 
中濱 亮 選手
(四日市四郷、2年)
右投・左打 182センチ・80キロ  左翼手


大野陽平(近大高専)、櫻井愛平(亀山)と並ぶ県内の長距離砲ビッグ3の一角。チームでは昨秋から4番に座る。豪快なバッティングフォームから逆方向へ鋭い弾道を放つパワーが魅力。昨秋の1年生大会では、勝負を決める本塁打を放つなど、好機にも強い。投げても最速138キロの速球が出せる。
「とにかく全身の力が強い」と出口監督。冬場はウェイトトレーニングで、上半身を中心に筋力強化。その結果、飛距離が伸びた。「豪快な打撃が自分の持ち味。相手投手との対戦を1球1球楽しみながら、チームに貢献したい」と意気込む。
 
     
蛭川直哉 選手
(海星、3年)
右投・右打 170センチ・65キロ 中堅手


昨年8月の練習試合中に左足首をねんざし、じん帯を損傷。春には持病のヘルニアとけがなどにも悩まされる時期もあった“未完の大器”が、最後の夏に名門の4番として、万全な体制で戻ってきた。もともとは1番打者だったが、得点力の高さから4番に起用。チームバッティングを心がけながらも勝負を決める一振りを狙う。球に逆らわず左右に長打を放つ器用さに加え、50m6秒2の俊足が魅力だ。「今夏で勇退の湯浅監督、チームに恩返ししたい」と9年ぶりの甲子園出場に意欲を見せる。今夏、大暴れしそうな予感だ。
 
山添良太 投手
(松阪、3年)
右投・右打 178センチ、68キロ 投手


松阪地区の雄・松阪の本格派右腕が打倒・山商に燃える。「はっきり言って甲子園を狙ってます」と山添投手。最速142キロの直球のほか、スライダー、カーブの変化球のキレは抜群だ。「スライダーのキレが調子のバロメーター」と語る。山商には春の県大会2回戦で対戦。敗れはしたが、6安打に封じ0−1の接戦を演じて一躍、脚光を浴びた。「春が終わってから山商を倒す気持ちで練習してきた。これまでは変化球頼みの逃げのピッチングだったが、直球にも自信が持てるようになった。山商と当たるのが楽しみ」と不敵な笑みを浮かべる。
 
 
まだまだいるぞ 注目選手

◆投手=鈴木篤(いなべ総合、同)右サイドハンドのエース▼森喜隆(四日市南、同)長身から投げ下ろす投球は威力十分▼市川佳紀(津、同)頭脳的な投球が冴える好投手▼森翔大(明野、同)長身を生かした投球が魅力▼西濱有摩(南伊勢、同)春の県大会出場の原動力▼柘植慎司(上野、同)スライダーが冴える好投手▼山本透弘(上野工、同)昨秋の地区予選でノーヒットノーランを記録。縦のカーブなど変化球が良い。 ◆捕手=赤野敬太(四日市四郷、2年)小柄だが器用に打ち分ける好打者▼齋藤祐司(津西、3年)パンチ力のある強打が魅力。 ▼下村尚(皇學館、同) 1年夏から正捕手。頭脳的なリードには定評。 ◆内野手=和泉太志(津田学園、同)シェアな打撃と、巧みな守備でチームを引っ張る▼北川直峰(山商、2年)左右に打ち分ける巧みなバットコントロールはピカイチ▼辻圭佑(松阪、同)2年生ながら4番に座るロングヒッター▼松岡優斗(海星、同)高打率を誇る核弾頭▼大野陽平(近大高専、3年)俊足好打のリードオフマン。長距離砲の筆頭格
◆外野手=鶴ヶ崎喬(名張桔梗丘、同)俊足好打の好打者

 
 
みられるか双子対決 小山兄弟

  三重のタッチは恥ずかしがり屋--。度会郡南伊勢町の南島西中学校出身の松阪商業主将で兄の小山竜史捕手=3年=と明野の弟・竜永中堅手=同=は、双子の兄弟だ。勝ち進めば、準決勝で激突する。
  竜史さんは松阪市内、竜永さんは伊勢市内でそれぞれ下宿する。6月22日の抽選会があった夜には、電話で竜史さんが「終わったな明野は」、竜永さんが「いいクジ引いたな」ときついエールを交換した。
  そんな照れ屋の二人の思いは「直接対決で自分の力を見せつけたい」とともに闘志を燃やす。
 
 
夏の高校野球 三重大会トリビア

●シード制を採用した1996年以降、第1シードの学校は11年連続で優勝していない。(過去11年間の優勝校は、第2シード3回、第3シード4回、第4シード2回、ノーシード2回)。
●春の県大会優勝校は、夏の大会では96年から11年連続、優勝できていない。(01年の菰野は4強、02年の海星は準優勝、03年の久居農林は4強、04年の海星は3回戦など)
●02年から5年連続で、伊勢に勝利した学校が甲子園切符を手にしている。(昨年の覇者三重は4回戦で対戦し、3−0で勝利。そのほか、97年から01年まで、99年を除き準優勝2回、4強1回、8強1回と好成績を挙げている)
●93、94年に海星が連覇して以降、11年間、連覇した学校はない。
 
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