RAKU/7月5日 2面
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Home > バックナンバー > 2007.7.5> 2面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

   
地元の伝説や歴史 人形劇で広める

▲かたつむりのメンバー=津市芸濃町

個性とアイデアで注目 津市のサークル「かたつむり」
  津市芸濃町の人形劇サークル・かたつむり(増地一子代表)は、地元に伝わる伝説や歴史の話を人形劇で演じている。地元の小学校、幼稚園、老人会、老人施設などでは、「地域を知るよい機会になる」と人気だ。
  同サークルは10年前に発足。現在会員は50代から70代までの女性十二人で、皆元気で生き生きと活動する。動きは遅いが周りの様子を2つの目玉で好奇心一杯に眺めるさまが、かたつむりに似ており、サークル名を「かたつむり」と名づけた。
  地元に伝わる民話・伝説・歴史などを題材に10年間に9作品を仕上げた。始めに手がけたのは、同町の代表的な伝説「天に昇った竜」。ほかにも「さよが池」「幽霊の片袖」「横山池」などがある。
  人形、背景幕、脚本は全て会員の手作り。世界にたった一つの個性とアイデアに富んだものばかりだ。人形のコミカルな動きがより面白さを引き立てている。
  2007年度「津市元気づくりプラン」で表彰を受け、一層、会員たちの練習にも力が入っている。

 
 
外国の文化にふれあう 松阪で「第3回やたいむら」

▲作品と大橋さん=四日市市西伊倉町で

  松阪市多文化共生ネットワークは、29日午後3時から同8時まで、同市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで「第3回やたいむら」を開く。
  「たくさんの国の文化、人とのふれあいを楽しもう」をテーマに、屋台の食品や民芸品の販売を初め、さまざまな国の音楽や踊りを上演するステージを企画。
  13か国が参加するステージでは、フェスティバルに訪れた人も一緒に踊りを楽しめる時間も設けた。市内の小学生による和太鼓の演奏、外国の歌の合唱なども予定している。
  今回は第1回開催の後、イベントを継続して欲しいという声に答える形で、前年度に引き続き開催が決まった。
  実行委員長の黒岩デビナさん(41)は「実生活では、日本人と外国人の交流の場がまだまだ少ない。イベントを通じ、お互いの距離が少しでも縮まればと思う」と、多くの人の参加を呼びかける。
  問い合わせは松阪市人権推進課TEL0598(53)4017まで。

 
 
悲惨な空襲、後世に 四日市市立博物館企画展

▲戦争の歴史を語る資料=四日市市安島で

婦人服など80点展示
  四日市市立博物館(四日市市安島)は、第二次世界大戦中の四日市市内の空襲による被害の状況を後世に伝えていこうと企画展「四日市空襲と戦時下のくらし」を、同館3階のサルビアギャラリーで開いている。9月2日まで。
  同展は、死者七百三十六人を出した1945(昭和20)年6月18日の四日市空襲の日にちなみ、毎年6月中旬から開いている。戦時中の婦人服や学生服、防空ずきん、訓練用に使用された手りゅう弾など約80点の資料を展示。空襲による炎の熱で溶けて形が変化した硬貨や焼け焦げた陶器の置物などが悲惨さを物語る。
  同館の指導主事・野口裕さんは「地元の悲惨な戦争の歴史を知り、戦争の知らない人同士で語り合ってもらえる機会になれば」と話す。
  入場無料。開館時間は午前9時半から同5時まで。
  問い合わせは同館TEL059(355)2700まで。

 
 
鈴鹿中央総合病院 訪問看護ステーション長

広めたい 訪問看護 小牧富美子さん 鈴鹿市在住 52歳
  今年4月から、鈴鹿市安塚町にある鈴鹿中央総合病院訪問看護ステーションで、ステーション長を務めている。看護師歴32年目の小牧さんは、内科系や外科系、小児科など幅広い豊富な勤務経験を持つ。
  「住み慣れた我が家で療養したい」と言う患者の声に対応して、同病院では1998年4月に訪問看護を開設。看護師が自宅訪問し、医療的な処置や血圧測定などの健康管理や、かかりつけ医との連携を図っている。
  病院内と訪問での看護の違いは、「例えば、ケガで来院した場合、治療や処置が中心になるが、訪問の場合は、生活環境全体を考える必要がある」と小牧さんは話す。
  治療や処置の他にいつ、どこで、どうしてケガをしたか、予防策についてなどを家族と一緒に考えると言う。それには、お互いの信頼関係を築くことが大切。訪問予定日以外でも気になる時は電話で様子を確認し、逆に自宅療養者や家族から電話連絡を受け、家まで訪問することもある。
  家族への気配りも忘れないと言う小牧さんは、「家族にも夜間は眠れたかどうか声をかける。訪問看護は家族の負担軽減も役割の一つ。中には玄関に出て待ってくれる人もいるんです」とほほ笑む。続けて、「家族みんなが安心して過ごせるよう手を差し伸べる。それには地域の人に、もっと知って欲しい」と思いを話した。
 
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