RAKU/7月5日 1面
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Home > バックナンバー > 2007.7.5> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
明和町山本さん 故郷を愛し活性化に一役

▲完成へ向け作業を進める山本さんたち(左から3番目)=
多気郡明和町大淀で

大淀海岸に手作り「海の家」 波瀾万丈の人生、自由な発想生む
  明和版ビーチボーイズはこれだ──。地元・多気郡明和町大淀の海を愛してやまない同町大淀の会社社長・山本章さん(34)が、明和の海の魅力を県内外の人たちに知ってもらおうと大淀海水浴場近くの土地を活用し、手作りの海の家の建設を手がけている。最初は数人での作業だったが、山本さんの熱意に友人、知人らが飛び入りで手伝うなど、7日のオープンに向け、急ピッチ。山本さんは「金もうけでなく、本気で遊べる場所がほしいだけ」と思いを語る。
  海の家作りのきっかけは、山本さんがこれまで歩んだ万丈の人生にある。中学時代は、学校一の不良で卒業後はボクシングの名門・帝拳ジムに入門。 その後、東京や大阪でモデルなどの華やかな仕事、工事現場での重労働も行い、その場しのぎの生活を送った。ただ毎年、夏になるとなぜか故郷・大淀に戻り、約1か月間滞在した。
  「素晴らしい環境の大淀海岸があるのに、海岸周辺に遊び場がまったくない。1日にくる客と言えば、六、七人ほどで寂しい。もっと自分が生まれた場所を誇りに思いたい」と3年ほど前から思い続けてきた。
  町観光協会の下井清史会長に土地の権利の買い方を学び、5月末の入札で5万1千円にて落札し、晴れて建設できる運びとなった。ただ場所は、約10年前に閉鎖した売店の跡の約2百平方メートル。電気も引いてなければ、水道、ガスもない。
  建設費は、山本さんが仕事でためた約60万円。コンセプトは、20代前半に過ごしたオーストラリアの海。ビーチハウスでライブを聴きながら酒を飲んだり、ご飯を食べる空間が理想だという。
本気に遊べる場所を
  海の家には、家族や、友人たちで松阪市内の山林で伐採した孟宗竹を約14トン分を活用。のこぎり片手に家の骨組みやバーカウンター、50席分のいすのほか灰皿などの小物にも手を抜かず、製作に汗を流す。
  山本さんのこうした行動に地元のみならず、大阪や東京の友人も駆けつけ、作業を手伝った。そのおかげで電気やガスもつながった。同級生の森下英樹さんは「あの行動力と郷土愛には頭が下がる」と脱帽。
  そんな山本さんは「失敗を繰り返しながら人は成長する。最初、海の家の申請のため町の産業課に訪れた時、白い目で見られたが、今では認めてくれている。行政がやる施策には限界がある。自分たちが活性化の先頭に立たなければ」と情熱を燃やす。営業時間は、午前10時から最後の客がいなくなるまで。

 
 
松阪 鉢植えのハス街中に 黄色い花もうすぐ

▲ハスの開花を楽しみにする人=松阪市中町で

  松阪市中町の柳屋奉善(岡久司社長)の店頭に、鉢植えのハス(スイレン目ハス科)がお目見えした。街中では珍しい花の登場に、道行く人も開花を心待ちにしている。
  同市山室町の知人から、「みなさんに楽しんでもらえたら」と3年前から毎年、開花時期に合わせて届けられ、同店に飾るようになった。
  3月下旬から4月上旬にかけ、1鉢に3節の根茎を植えつけ、丹精込めて育てた。今では高さ約1メートル、大きな葉は直径40センチほどに伸びた。
  関係者の話では、今年は、昨年より1か月ほど早くつぼみがふくらみ始めた。順調にいけば7月初めに気品ある花を咲かせるのではないかという。
  同店おかみのみどりさんは「黄色の花芯を間近で見た時の感動を多くの人に味わってほしい」と話す。
  問い合わせは同店TEL0598(21)0138まで。

 
 
四日市市県地区 懐かしの光景よみがえれ

▲作業に取り組む会員たち=四日市市県地区内で

住民ボランティア奮闘植樹などで里山整備
  四日市市県地区の住民らを中心に組織するグリーンパーク岡山を愛する会(廣田敏春会長、五十二人)は、ごみの不法投棄などで荒廃し同地区のW厄介者Wに化した憩いの場・岡山を昔の姿に戻そうと奮闘している。
  岡山は広さ約15万平方bの丘陵地。昭和初期から30年代にかけ、住民のウオーキングコースや小学校遠足などに利用されるなど、地域に愛されていた。
  しかし、同40年代に宅地開発の話が浮上し、不動産会社が土地所有者の町と地権者から用地買収を試みたが、土地内に遺跡があったため開発を断念。整備がされず倒木などはそのままで、ごみを捨てていく人も後を絶たず。
  追い打ちを掛けるように、大量の不法投棄物から出る汚水が農業用水に流れ込み、田畑に影響を及ぼすことに。憤慨する住民は、「今、立ち上がらねば」と4年前に昔の岡山に戻そうと動き出した。
  活動しやすい環境を整えようと、2005年2月に同市が制定した土地所有者と貸与契約を結び整備などは地域団体などに委託する市民緑地制度に申請。同年5月に同制度が市内で認められた第1号となった。
  今では、住民の多くが岡山を愛する気持ちに賛同。2年前にボランティアグループ「グリーンパーク岡山を愛する会」を結成した。
  地元の業者から重機を借り、道路整備。植樹などに力を入れている。小・中学生も活動に参加するなど、今までのボランティア人数は延べ千六百人以上にのぼる。
  森林のソフト面の充実も怠らない。カブトムシの飼育場やアスレチックなどバラエティに富んだものも設置。現在は約1万2千平方bほどの整備が完了している。
  土地内にはまだ地権者と交渉中のところや、後継者づくりなど課題もある。整備が終了するのは何年かかるかわからないが、散歩や遊び場として利用されるようなってきたことに会員らは手ごたえを感じている。
  廣田会長は「みなさんの協力があって一歩一歩夢に近づいている」と話していた。

 
 
温泉街でコンサート 7月7日湯の山 旅館ロビーに飾り付けも

▲旅館ロビーの七夕かざり=三重郡菰野町で
  三重郡菰野町の湯の山温泉の旅館や売店の女性で構成する女将の会「きらら」(西田厚子会長)は、夜の温泉街で七夕を楽しんでもらおうと7月7日(土)にピアノや金管楽器の演奏会「森林浴コンサート」を同所の大石公園で開く。
  16日までの同旅館街のイベント企画の一つとして行うコンサート。午後8時から約1時間にわたり、ポップスを中心に多ジャンルにわたる演奏を行う音楽グループ・バーズウェルアンサンブルとピアニスト千田美也子さんによる弾き語りが披露される。
  また、同旅館街の9旅館ではコンサートに向け、より雰囲気を出すためにロビーに七夕飾りを設置。高さ3メートルほどの竹に、宿泊客のカップルや夫婦に短冊を渡し、願い事を書いてもらい飾っている。短冊には「これからも夫婦仲良く」などのメッセージが書かれている。飾りはイベント当日会場内に飾られるという。入場無料。
  問い合わせは湯の山温泉協会TEL059(392)2115まで。
 
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