RAKU/6月21日 1面
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Home > バックナンバー > 2007.6.21> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
初めての抱っこに感激 プレママ プレパパ体験実施

▲プレ体験に参加した加藤さん夫婦=桑名市で

桑名市内の公立保育園 赤ちゃんとの生活に触れる 一足早く親気分に
  桑名市の公立保育所で今年5月から、「あかちゃんこんにちは プレママ プレパパ体験」が始まった。親になる夫婦を対象に一足早く、パパやママの体験をしてもらう試みで、参加者にも好評だ。
  「わー、赤ちゃんって柔らかい」。桑陽保育所のプレ体験に参加した加藤修一さん(23)、美帆さん(23)夫妻。初めて抱っこした赤ちゃんの感触に、思わず声をあげた。
  美帆さんは8月に出産を控えている。「すべてが初めてで、育児への不安もたくさんある。体験することで少しでも解消できれば」と二人は参加した。
  0歳児の保育室で行われた体験会では、加藤さん夫婦の顔を見て泣き出す子も。「赤ちゃんも人見知りをするんだって初めて知りました」と美帆さん。
  離乳食を食べさせたり、ミルクを飲ませたり、おもちゃであやしたりと大忙し。約2時間の体験を終えるころには、抱っこをする手つきも慣れたもの。「なついてくれて、とってもかわいい」と二人は目を細めた。
  「プレ体験」を企画した桑名市子育て支援課は、「今は、赤ちゃんと一度もふれあわないまま親になる人が多い。体験を通じて赤ちゃんの生活を知り、近い将来の赤ちゃんとの生活に、期待と喜びを持ってもらえたら」と話す。
  プレ体験は、市内6か所の保育所で実施。問い合わせは子育て支援課TEL0594(24)1284まで。

 
 
手遊びと歌で楽しく 英語絵本の読み聞かせ 四日市

▲ラボ・パーティの野村さん(右)と後藤さん=四日市市で

 四日市市安島のララスクエア4階「宮脇書店」で、毎月第4日曜日、英語絵本の読み聞かせが行われ、多くの子どもが英語の世界を楽しんでいる。
  読み聞かせているのは、子どもの英語教室「ラボ・パーティ」を開く野村邦子さん(53)=四日市市堀木=(右)と後藤真由美さん(37)=同市波木南台。日ごろの英語教育の経験を生かし、「気軽に英語を楽しんでほしい」と4か月前から始めた。
  読み聞かせは、英語版と日本語版の絵本を持ち、一文ずつ交互に英語と日本語で進める。また、簡単な手遊びや歌を取り入れて、英語になじみのない子どもでも楽しめるよう工夫を凝らしている。
  二人は「お話の楽しい雰囲気や、日本語とは違ったリズムの心地よさなどを感じてもらえれば」と話す。
  問い合わせは、ラボ教育センターTEL0120(808)743まで。

 
 
広大な土地で次々と 四日市川島土地改良区で菜種収穫

▲大型農業機械を用いた収穫作業=四日市市川島町で

  春に黄色い花をつけ人々の目を楽しませた菜種の収穫が、県の農地開発事業の一環として整備を進めている四日市市川島町の川島土地改良区(青木実理事長、二十九人)で行われた。
  同所では、農作物を作るための土作りを目的に、一昨年から敷地面積66万平方メートルのうち10万平方メートルで菜の花栽培を開始。地元農家ら十五人ほどが中心になり、世話をしている。
  5月下旬に種が実り、今月上旬に栽培に携わった住民らが3日間かけて収穫。大型コンバインで茶色く染まった菜の花を次々と刈り取った。収穫された種は、地元農家のビニールハウスへ運ばれた。
  菜種は乾燥後、滋賀県の業者に油の製造を委託。7月中旬ごろに出荷する予定。
  今年も昨年並みの約3トンの出荷量が見込まれる。川島の菜種油としてイベントなど販売する計画もあるという。
  柳川康秀副理事長(70)は「今年は雨が少なく心配したが、昨年ほどの収穫量。地区の名物になれば」と話していた。

 
 
松阪中村川漁協 外来魚の駆除作戦決行 昔の姿に戻すために

▲なめり湖からの外来魚排除に対し強い決意の川岸組合長ら=松阪市嬉野森本町のなめり湖で
なめり湖 7月から休漁区に悪質な釣り人に憤り
  松阪市嬉野森本町のなめり湖で在来魚を食い荒らし、生態系を脅かす外来魚・ブラックバスの大量発生に、湖の漁業権を持つ中村川漁業協同組合(川岸悟代表理事組合長、百九十八人)は、「フナやオイカワなどがいた昔の湖に戻そう」と駆除作戦を決行する。7月から湖を休漁区とし、年内に水抜きし一網打尽にする。ただ、行政との足並みがそろわないなど問題も山積み。今回の背景や課題を探った。
湖は外来魚のすみか
  なめり湖はかんがい用水の人造湖、面積は約15ヘクタール。には以前、コイやフナ、オイカワなど数多くの淡水魚が生息したが、約10年前から外来魚のブルーギルやオオクチバスが、釣り愛好者らにより持ち込まれ、大繁殖した。
  さらに、大雨発生時には、ダム北側の余水吐(洪水時などに備え、水を放流するゲート)から外来魚が、一級河川・中村川中下流域へ大量放出された。
  漁協関係者によると「漁業権のあるオイカワは4、5年前に絶滅。先日も中村川でも50センチ超のバスを確認した。上流には、国の天然記念物のネコギギも生息する」と悲痛な叫びだ。
立て看板も効果無し
  今では、バス釣り一大スポットに。”大型ゲット”を試みる釣り人が湖に入り漁業権を侵害している。同漁協や行政などが「魚釣り行為の禁止」を呼びかける立て看板を湖の周囲計7か所 に設置するが、効果無し。中には看板を折り、湖に捨てる悪質な釣り人もいる。注意に耳を貸さず釣りを続ける。
  2005年6月施行の特定外来生物被害防止法に期待を懸けたが中身は「外来生物を入れない、捨てない、広げない」−の3原則のみで焼け石に水だ。川岸組合長は「釣らないの文言がない。外来生物法にまさにザル法」と語気を荒らげる。
▲問題となった広報まつさかの6月号表紙写真

住民が動くしかない
  中村川漁協では、打開策として7月から3年間、湖の休漁区にすることを決めた。その後、今年の渇水を好機ととらえ、秋ごろにダムの水を抜き、組合員たちによる人海戦術でバスなど 害魚の一斉駆除を行う予定だ。既になめり湖を管理する一部南部用水土地改良区の了承を得ている。
  同漁協・坂井博行理事は「禁漁区にすると漁業権を失う可能性があるため、休漁区にした。最終的には、オイカワを入れて在来魚を復活させたい。いたちごっこになるかもしれないが併せて監視活動も強化する」と話す。

松阪市 広報紙で勇み足 市の意識改革が必要
  漁協の動きに地元自治体が水を差す行動を取り、職員の外来生物への認識の薄さを露呈した。問題は、松阪市発行の広報まつさか6月号の表紙に第1回市写真コンクールの入賞作品のなめり湖の写真を使用したこと。本来、許可なくボートを浮かべることを市が禁止するが、写真では釣り人らしき二人がボートをこいでいる。
  撮影者には否はないが、掲載した市に対し、漁協関係者は怒り心頭。指摘を受けた市商工観光課職員四人が7日に、ようやく川岸組合長に謝罪した。
  松林育也商工観光課長は「私自身も認識不足だった。7月号でなめり湖の注意事項を掲載し、連携を深めたい」と話す。お役所的な考え方を見直すべきだ。
 
 
初夏の代名詞 ホタルが水面を乱舞 光のショーに住民うっとり 伊勢市鹿海町

▲光を放つヘイケボタル=伊勢市鹿海町で
  伊勢市鹿海町内の用水路で初夏の代名詞とも言えるヘイケボタルが幻想的な光を発しながら水面近くを乱舞し、地元住民たちの目を楽しませている。
  日没ともなると用水路周辺では、平均寿命約2週間といわれる体長約1aのホタルが、ほのかで柔らかい明かりを数秒間隔で懸命に放つ。住民たちも無数の光のショーにうっとりしながら、夏を感じていた。
  近所の人たちによると、ホタルが飛び始めるのは昨年より約1週間早い。近くで農業を営む70代の女性によると、稲の生育状況で多く飛び交う時期が分かるそうで、今月末ごろまでは楽しめるという。
 
 
布に命を与える喜び 津市の伊賀さん主宰「布の花教室」

▲指導する伊賀さん(右)=松阪市中町で
  津市をはじめ県内に4教室を持つ「布の花教室(伊賀知子主宰)は白い布から、さまざまな色合いのW自分だけの花Wを生み出す楽しさを伝えている。
  同教室は1975年、津市で発足。現在は30から70代の女性約四十人が、津、四日市、松阪、鳥羽の4教室で制作を楽しむ。
  絹や木綿などの布を使い、花びらや葉の形を切り抜き、化学染料で手染めして乾燥。指や電気ゴテで表情をつけ、針金をしんに組み上げて仕上げる。細かく、根気のいる作業が多いが、美しい花が出来上がった時の喜びは格別だという。
  最も難しく、かつ面白いのが「染め」で、染料の配分や乾かし方などで微妙に違う色になるそうだ。
  基本コースの後は、各自の希望の花に挑戦。実際にはないものや異なる色にするのも自由。3千円で1回限定の体験コースもある。
  問い合わせは伊賀さんTEL059(230)2188まで。
 
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