RAKU/6月14日 2面
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Home > バックナンバー > 2007.6.14> 2面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

   
44ミリ卓球の普及に燃える 松阪市の小倉さん

▲三重でのラージボール卓球の普及に力を入れる小倉さん=松阪市鎌田町で

松阪市の小倉さん 病気から奇跡の復活
  先月下旬の世界卓球選手権で日本の若手選手が活躍を見せる中、直径44ミリのラージボール卓球を県内に普及させようと、満身のベテランが燃えている。世界大会出場の経験もある県第一人者の小倉孝雄さん(67)=松阪市鎌田町=だ。一昨年に脳挫傷で倒れるも奇跡の復活。今秋の全国大会個人戦(茨城県で開催)出場を目指し、日夜、卓球台に向き合う。
  ラージボールは、1988年に国内に導入。一般競技使用の40ミリと異なり、空気抵抗が大きく、ラリーが続くという利点が、高齢者を中心に普及し全国大会も開催。この動きに「三重でも高齢者に生きがいを」と小倉さんが6年前に立ち上がった。
  04年4月には卓球クラブ「m松クラブ」を立ち上げ、東芝時代に培った前陣速攻型スタイルで先頭を走ってきた。同年5月の世界ベテラン卓球選手権(横浜市で開催)には日本代表で出場し、世界に"オグラ"の名をとどろかせた。
  しかし同年6月、脳挫傷で緊急入院。医師からは「最悪の場合も考えて」と宣告された。そんな中でも周囲の心配もいざ知らず、小倉さんは、妻・二三子さんに「試合の資料を持って」と頼むなど、常に頭には卓球のことしかなかった。
  その後、奇跡の回復力で2か月後には退院。10月には北九州での全国大会に強行出場した。ただ現在も右半身の動きが鈍く、目からは涙があふれ、ぼやけるなどの後遺症を残すハンディを抱える。
  それでも卓球を辞めようとはしない。毎週水、木曜は松阪市、金曜は津市で練習を続け、年間20試合の大会に出場している。
  小倉さんは「横の動きが鈍りフォアが弱くなったが、今はバックで勝負している。目標は72歳までは現役でプレー」と闘志を燃やす。

 
 
手品で慰問続ける 専門学校講師 高村さん

  津市大谷町の学校法人大川学園三重調理専門学校で45年間、中国料理を指導する講師・高村正吉さん(89)=愛知県一宮市在住=は、約40年前から料理同様、器用な手さばきによる手品で幼稚園や老人会などの慰問を続けている=写真。
  宴会などの余興に歌以外のものを披露したいと、名古屋から先生を招き、習うようになったのがきっかけ。
  得意な手品はカード、ロープ、お札を使ったもの。約三十数年前の同校卒業式で披露して好評を博して以来、定番となっている。
  社会福祉法人自由学苑福祉会「津市久居老人福祉センター」(佐藤毅局長)では月1回、「健康で楽しいマジック講座」の講師として、60歳から91歳の七人に指導している。
  受講生は、素早いトランプさばきや切っても元に戻るロープにくぎ付け。高村さん自作の種を仕組んだ新聞紙やロープをプレゼントされ、感動する人もいる。
  高村さんは「体力の続く限り中国料理と手品を指導したい」と意欲的に話している。
 問い合わせは大川学園TEL059(226)3131まで。

 
 
ユリタワーも満開 見ごろを迎える 伊勢志摩ユリパーク

  志摩市磯部町穴川の観光農園「伊勢志摩ゆりパーク」(羽根泰郎社長)で黄色やオレンジの色鮮やかなユリの花が見ごろを迎えている=写真。温室には約500から千本でかたどった名物・ユリタワーも並び、来園者を出迎えている。
  同園は4万4千平方メートルの丘陵や温室で483種400万輪を栽培。丘陵一面に色別に咲くユリも圧巻だが、7月上旬までの開園期間中、満開の温室では、ユリタワーが、人気の写真スポットになっている。
  タワーは「ここでしか見られないものを」と3年前から始め、今では名物として園内3か所に展示。大きいもので直径2メートル、高さ2・5メートルもなり、黄と白のしま模様など、バリエーションもさまざま。2週間ごとに作り変え、運が良ければ作成過程を見ることも出来る。
  開園期間中は無休。入園料は高校生以上千円、小中学生300円。
  問い合わせは同園TEL0599(55)3473まで。

 
 
料理人 山田茂登子さん 四日市市在住 60歳

素材にとことんこだわり
  「素材を作る人との信頼関係を大事にしています」と話す山田茂登子さん。四日市桜台本町のレストラン「田舎亭」で、厳選した野菜や健康的な薬草を使う料理人だ。
  洋食料理のシェフである夫が1978年に開いた同ストランを手伝っていただけという山田さん。10年前、夫が病気で倒れてからは、山田さんが中心に。4年前からは、無理のないようにとランチだけを作るようになったそうだ。
  「料理に使うものは試食して気に入ったものだけ」。トマトやズッキーニなどの野菜は、それぞれ仕入れる農家が違うといい、素材にはとことんこだわる。マヨネーズやドレッシングも手作りで化学調味料は一切使わない。
  ガンやコレステロール抑制などに効果があるといわれる薬草「行者にんにく」を使った薬膳料理は評判。店で出すお茶は体質改善に良いという漢方茶。バナバ茶やスイカズラなどを、飲みやすくブレンドしているそうだ。
  料理に使う薬草も、自分で採取しているという。山田さんは「自分で採るのも喜び。そのためにもずっと健康でありたい」とニッコリ。
 
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