RAKU/6月7日 2面
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Home > バックナンバー > 2007.6.7> 2面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

   
四日市 隊員たちの思いを詞に 魂のミュージシャン 水谷さん

▲イベントで熱唱する水谷さん=鈴鹿市のショッピングセンターベルシティで

魂のミュージシャン 水谷さんがCD発売
  ギターの弾き語りで多くの人に感動を与えるサラリーマンシンガーソングライター・水谷よしゆきさん(32)=本名・水谷美之、四日市市小杉町=は、鹿児島県川辺郡知覧町の特攻平和会館で資料を見て感銘した思いを歌にした曲「海に咲いた花達」のCDを自主制作した。
  曲は約8分。「一杯の杯交わして明け方私は花となります」の詞から始まる。第二次世界大戦中、出撃前に特攻隊員たちが恋人や家族にあてた遺書や資料映像から感じたありのままを詞につづった。
  ゆったりとしたピアノ伴奏やギターの音色に合わせた優しく温かみのある歌声は、聴く人たちをうっとりさせる。一つひとつの歌詞には、平和を願う思いが詰まっており、心に響くものだ。
  2年前に家族旅行でたまたま資料館を訪れ、自然と涙があふれて止まらなかった。「現代社会には大切な人を守ろうという熱い気持ちが薄れているのではないか。なんとかこの気持ちを歌にしたい」と思い、作曲を決意した。
  水谷さんは「14歳の時からあこがれている長渕剛さんのように歌を通して、人の心にメッセージを送りたい。家族や恋人など大切な人への気持ちを歌った曲。聴いた人それぞれが、平和への願いと大切な人を守りたい熱い気持ちをもってもらえれば」と話している。

 
 
コカリナの魅力ボランティアで紹介 四日市市の加藤さん

▲コカリナを演奏する加藤さん=四日市市で

  ハンガリーの木製民族楽器コカリナの魅力を伝えようと、県内唯一の日本コカリナ協会公認講師・加藤恵美子さん=四日市市平津新町在住=は、勤務先の同市阿倉川町の三重YMCA幼児園での体験講座や、四日市市近郊の幼稚園などでのボランティア活動を通して、多くの人を魅了している。
  コカリナは、自然環境を守るシンボル的楽器として注目され、W森の精の宿る笛Wとも呼ばれる。1998年の長野オリンピックの時には、伐採された木を利用し製作、演奏され話題となった。
  桜の木は堅い音色、尾鷲ヒノキは柔らかい音色を出すというように、木の種類や成分、油分などにより微妙に奏でる音色が異なる。正真正銘、世界でたった一つの楽器だ。
  加藤さんも7年前、楽器の魅力にひかれたことと友人がコカリナ製作を始めたのをきっかけに興味を持ち、演奏を始めた。約2年前からは講座やボランティアを始めた。桜や杉、尾鷲ヒノキで作られたコカリナを使い、子どもや大人を柔らかな音色で包み込んでいる。
  加藤さんは「機械的な音に囲まれている現代っ子の子どもたちに聞いてもらいたい。コカリナを聞いて木や自然に興味を持ってもらえれば」と今後の活動に意欲を燃やす。
  問い合わせは加藤さんTEL059(331)8011まで。

 
 
独学でビーズ作り 4年前の入院きっかけ 伊勢の西川さん

  自分だけのオリジナルビーズアクセサリー作りを手がける伊勢市倭町の西川惠子さん(60)。これまでに作り上げた作品のほとんどを独学で仕上げたというが、その完成度の高さは驚くばかりだ。
  きっかけは約4年前。入院中の退屈な時間を持て余して制作したのが始まりだった。
  西川さんの作品はブレスレットやピアス、ネックレスなどのアクセサリー類に加え、携帯ストラップや飾り物=写真=など、いずれも力作ばかり。
  使用するビーズにもこだわりがあるといい、珍しい天然半輝石や淡水真珠、スワロフスキービーズなどで制作。大阪にあるショップまでわざわざ足を伸ばすほどの熱心さだ。
  現在は、自宅で知人や友人を集めて制作活動を行うほか、今月初旬には同市の伊勢トピアで小中学高生を対象にしたビーズ講習会を開くなど活動の場を広げている。

 
 
トールペイントの「フレンズ」作品展 8・9日津市で

  津市内でトールペイント教室を開く講師四人が6月8(金)、9(土)の両日、同市一身田上津部田の県総文センターで「4ペインティング フレンズ作品展」を開く。東京やアメリカで得た技法の美しい作品約200点が並ぶ。
  企画したのは、同市小舟の石川めぐみさん(42)、久居新町の大西比十美さん(50)、広明町の小山一美さん(49)、八町の西川牧子さん(42)。「真のペイントとは?」がテーマ。
  半年がかりで制作したバラのテーブルや愛犬の1本1本の毛まで丁寧に描いたプレート、アメリカ的な色彩の時計などを展示。
  問い合わせは石川さんTEL090(9022)8011まで。
 
 
ギター職人 河村和行さん 伊勢市在住 56歳

一本一本を命かけ製作
  趣味が高じて、会社員からギター職人に転向した伊勢市岩渕の河村和行さん(56)は、演奏者に「いつまでも弾いていたい」と思わせる楽器作りに励んでいる。
  ギターの製作を手がけるきっかけとなったのは、社会人4年目。形として残らないシステム開発にむなしさを感じ、使っていた国産の最高級ギターへの不満も重なり決意した。
  退職金をつぎ込み、小俣町のプロ作家に弟子入りし、3年間、修行した。しかし、「形は教えてもらえても、音は自分で見つけなければならない」と海外の文献等を研究し、独学で勉強した。
  松や杉、ローズウッドなどで形を作り、その後、セラックニスで塗装。最後に弦を張る。音の良し悪しを左右する表面板の厚さを決める時が一番神経を使うそうだ。
  約3か月がかりで1本を仕上げるが、製作中は目の下にクマができるほど。命を削って製作という表現は決してオーバーではない。
  そんな時の楽しみは演奏だ。妻の貴子さんはギターと相性の良いフルートを吹く。重奏は独奏よりも世界が広がり、味わい深い。息子の学思さんのピアノを加えて、2001年から3回、念願の家族コンサートも開いた。
  河村さんは「心の琴線に触れる音色のギターを作りたい」と夢を話した。
 
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