RAKU/6月7日 1面
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Home > バックナンバー > 2007.6.7> 1面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

   
旧東海道宿場町 歴史的町並みの生活守ろう

▲関宿の町並みを守るため、立ち上げた新組織のメンバー(左から服部副理事長、伊藤理事長、岩間副理事長)=亀山市関町新所で

NPO法人・東海道関宿発足 住民間で結束 
案内や駐車場の有料化検討

  観光より生活が第一・。近年、全国的に歴史的町並み保存の動きが活発化する中、旧東海道の宿場町の姿を色濃く残す歴史遺産・関宿(亀山市)の居住空間を守ろうと、長年活動してきた関宿まちなみ保存会(服部泰彦会長、会員数七十人)と関宿案内ボランティアの会(岩間俊彦会長、同二十三人)が7月に合併し、新たにNPO法人・東海道関宿(伊藤龍生理事長)をスタートさせる。住民間の結束を強め、案内ボランティアや駐車場の有料化も視野に入れるなどし、維持管理を図る。
  関宿は、”巨大企業・シャープ工場見学から同所へ”という観光ルートが定着化し、毎年、年間約三十万人が訪れる亀山市の観光の目玉となった。その反面、住民の定住環境と来訪者の満足度のバランスが崩れ、本来の観光からかけ離れつつあることを懸念し、新組織発足に踏み切った。
  メンバーは関宿の町並みに居住する四百世帯の中の約百人。入り口付近にある地蔵院(関町新所)の一角に事務所を設ける。これまでの貯蓄金や寄付金、会費など計約150万を活用し、活動費に充てる。年間、75万円の経費がかかるという。
  今後の活動としては、”町並みに利益を還元”を基本理念に、案内活動以外に商品開発や出版事業などを積極的に行う。また、近年増加傾向にある保存地区内の空き家状況をデータベース化し、定住を仲介。現在は無料の案内ボランティアや観光駐車場も、有料化を検討するという。
  岩間副理事長は「町に並ぶ商店ではすべて住民のための物を売っている。観光客のためではない。町を守るためには、景観条例の制定も必要」と言えば、服部副理事長も「充実した住民生活を送りたい。今こそ立ち上がらなければ」とともに会の必要性を語る。
  伊藤理事長は「さまざまな事業を展開していかないと既存のままでは、地域の保存は困難。法人化することでまちなみ資料館も行政から業務委託することも可能となり、活動の幅も広がる」と力説していた。

 
 
桑名 みっくみえ 心と体をリラックス ベビーマッサージ推進

▲赤ちゃんにやさしくマッサージ=桑名市のMCサポートセンターみっくみえで

 赤ちゃんやお母さんの心と体をリラックスさせるベビーマッサージが注目を集める中、助産師らで作る桑名市のNPO法人「MCサポートセンターみっくみえ」でも、子育て支援のひとつとして「ベビーマッサージ教室」を開いている。
  同教室で取り入れているベビーマッサージは、インド式のマッサージにヨガなどの手法を取り入れた「インファントマッサージ」。
現在、奇数月の火曜に全4回コースで開催。3年前に始めた当初は午前の1クラス(定員四人)だけだったが、反響が大きく、今年から午後も加え、2クラスになった。
  マッサージは、専用のオイルを手に取り、赤ちゃんの目を見つめ、「マッサージしてもいい?」との声かけから始まる。時には歌をまじえながら、足から順に全身をマッサージしていくうち、お母さんにも自然と笑みがこぼれる。
  5月の教室に5か月の長女と参加した小野泉さんは「マッサージが終わった後はコトンと寝てくれることも。私自身の気持ちも安らぐ気がします」と満足気だ。
  講師の栗田えり香さんは、「赤ちゃんとどう関わったらいいか分からないというお母さんも多い。マッサージを通して、赤ちゃんへの理解を深め、楽しいひと時を実感してもらえたら」と話している。
  生後2か月から「はいはい」するぐらいまでの赤ちゃんが対象。
  問い合わせは同法人TEL0594(21)4935まで。

 
 
3年連続の全国目指す 救助技術の向上へ猛練習に励む日々

▲タイムを1秒でも縮めようと練習を重ねる署員たち=春日町の松阪南消防署で

松阪南消防署の署員
  消防署員の救助技術の向上を目指す「第36回全国大会東海地区予選」(7月25日・鈴鹿市の県消防学校)へ向け、県内各署の署員たちは猛練習に励んでいる。一昨年に引き上げ救助の部、昨年にはほふく救出の部で全国大会出場を果たした松阪南消防署(辻修署長)でも、3年連続の全国切符を目指し、署員たちは激務の合間を縫って、繰り返し練習している。
  大会には、愛知、岐阜、三重の各署から出場。建物火災を想定し、要救助者を約20メートル離れた建物へロープを使い救出する競技「ロープブリッジ」と、低地で待つ要救助者を救う競技「引き上げ救助」の2種目に出場する。いずれも正確さとタイムを競い合う。
  今年はロープブリッジを含め、2種目で全国を狙う。四人一組で行うロープブリッジの訓練では、5つの安全金具と3本の命綱を付ける若手隊員ら三人が、高さ約6、7メートルに張られたロープをたぐりながら、前方の火災現場へ。そして、建物内から要救助者を運び出し、隣の建物に戻っていった。
  建物の上では、隊員たちが「がんばれ。もう少しだ」など、声かけをしながら連携を取り、じん速な動きを見せていた。例年、全国出場タイムは46〜47秒だが、すでに45秒台をたたき出している。
  指導役の亀井重功隊長は「あともう少しタイムが短くなれば」と鼓舞する。岡村義将(26)隊員は「平常心でできるかどうか。今年こそ全国へ」と意気込んでいた。

 
 
春花壇3年連続の快挙 花コンクールで農水大臣賞

伊勢市立二見小学校
  中部7県の学校花壇の出来栄えを競う「フラワー・ブラボー・コンクール」の春花壇審査がこのほど行われ、農林水産大臣賞に伊勢市二見町の市立二見小学校が選ばれた。同小は一昨年秋に総理大臣賞、昨秋にも大賞に選ばれており、3年連続の快挙となった。
  テーマは「希望〜新しい伊勢市へ〜」。真っ赤なデージーは初日、黄色のパンジーは光や宇治橋、五十鈴川など市町村合併でできた新伊勢市の名所をそれぞれ表現した。
  園芸委員会が中心となり、昨年9月にパンジーなど3種類6千ほどの種をまいてスタート。今春に開花した約千株からよりすぐりの約600株で行った。
  長期休暇には、30分かかる水やりなど地道な作業に汗を流し、重たい土交換の作業も積極的に行ってきた。
  4月には、入学祝いの気持ちを込め、1年生にパンジーをプレゼントしたそうだ。すでに秋に向けて、マリーゴールドやサルビアなども育てている。
  担当の中北好美教諭は「花に関る事で児童が優しい気持ちになって欲しい」と話していた。
 
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