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AFS 交換留学制度 津西高校(津市河辺町)
◆毎年一人の留学生
津西高校では、AFS交換留学制度を導入しており、毎年一人留学生がやってくる。昨年度はタイから元気な女の子がやってきた。
彼女の名前はカンコッド・ポサムラン。みんなは愛称でパンポンとよんでいる。来日当初にはおぼつかなかった日本語も、帰国時には友達と冗談を言えるまでに上達した。
◆充実した学校生活
彼女の学校生活は充実していた。ホームルームは二年一組に入り、みんなと一緒に日本語で授業を受け、放課後には部活動も行っていた。クラブは剣道部と邦楽部に入り、日本の文化を学んだ。体育祭や文化祭などの学校行事もみんなと一緒に夢中になって参加した。だけど、日本に来て初めて走ったマラソンは大の苦手だった。
一番の楽しみは休み時間の友達とのお喋り。教室では彼女の周りに人が集まり、笑顔が絶えなかった。
◆パンポンの声
「学校生活はとっても楽しかった。みんな優しくて面白い。帰ってからは母国の人達に日本のことを伝えたい。西高に来て本当に良かった。友達や日本が大好き」と帰国前に笑顔で話してくれた。
◆担任の宮崎先生
「彼女の明るく屈託の無い人柄は、クラスの雰囲気を明るくしてくれた。色々な事に前向きに取り組み、その姿を見て『自分も頑張らなければ』と思った生徒もたくさんいたことだろう」と話してくださった。
◆春を迎えて
別れの際、クラスメートは「日本に、西高に、このクラスに来てくれてありがとう。友達になれて本当に良かった。また会いに行くからね」と話し、涙ながらに見送った。
彼女が帰って2か月経過。春風が吹くと、初めて出会った頃を思い出し、今でも元気な笑い声がすぐそこに聞こえるような気がする。
そしてまた、この季節に次の留学生がやってくる。ここ津西高校で次はどんな思い出を築いていくだろうか。
(3年 村瀬つむぎ) |