RAKU/3月1日 3面
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Home > バックナンバー > 2007.3.1> 3面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

   
イチョウを救え!!  松阪・第五小学校のシンボル

卒業生や地域住民が団結
  学校のシンボルとして親しまれてきたイチョウを生き返らせようと、松阪市久保町の第五小学校の児童や卒業生、地域住民らが一体となって樹木医などの協力を得て、このほど回復工事を完成させた。今後、5年間は「樹勢チェック」を怠らず様子をみる必要があるといい、3月には全校児童を対象に、樹木の学習会を開く予定だという。
  同小のイチョウは樹齢100年以上といわれ、校舎南側の校庭に立つ高さ約14メートル、枝の広がりは東西に約14メートル、南北に約13メートルにも達する大木。昨年6月頃、葉の縁が黄色くなるなどしたことから造園業者に相談したところ、樹勢が衰えていることが分かったという。
  それを知った卒業生で作る「校友会」、PTA、地元自治会のメンバーらが集まって、同年11月、「いちょうの樹を守る会」を発足。「自分たちの手で、思い出深い木を守ろう」と、専門家への相談と募金活動を始めた。
  地域の老人会や同小の同窓会、年配の卒業生や小遣いを持ち寄る児童らからの寄付が集まり、今年1月に同市嬉野黒野町の樹木医、玉野隆さん(49)に治療を依頼した。
  玉野さんによると、長年、根元の土が踏み固められたことなどで根が伸びず、酸素や養分の補給が出来なくなってきたのが衰えの原因で、さらに、根の周りの土が過湿になっていることも問題だったという。
  樹勢回復工事は、さる1月22日から3日間、土壌改良材や腐葉土、有機質肥料などを投入して行われ、木の周りの排水も一部変更されたそうだ。見ていた児童たちは「木の治療は土からするんだな」と驚いた様子だったという。
  同会の上田増夫会長(83)は「懸命に生きようとするイチョウの木を応援することで、子どもたちも命の大切さを感じてほしい」と話している。

 
 
最優秀は松阪の高校生の作品 「高虎お菓子コンテスト」

  初代津藩主の藤堂高虎にちなんだ菓子のアイディアを公募した「高虎お菓子コンテスト」 の2次審査が、このほど津市丸之内の津商工会館で開かれた。最優秀賞には松阪市在住の明野高校3年、鈴木美津穂さん(18)の「ふわふわなめらか高虎プリン」が選ばれた。
  この日、県内外の学生や主婦、会社員などから応募のあった114点の中から、1次審査を通過した22点の作品が登場。
  城造りの名人という高虎の桜の城をイメージした洋菓子や浪人時代に受けた白餅の恩義を忘れなかったというエピソードにちなんだ和菓子、藤堂藩に献上した古代米や、地元の特産物を使用した和菓子などが多彩に並んだ。
  審査は、専門家を含む七人の審査員が試食し、味や形、アイディア、市販性があるかなどで判断。その結果、「高虎が愛用した抹茶、白餅をうまく活用し、現代とマッチさせてお菓子として、見出した点、味のバランスも良かった」として鈴木さんのプリンが最優秀賞に決まった。表彰式は3月3日(土)。
  最優秀賞を除く入賞者と作者は次の皆さん(敬称略)。
【優秀賞】「アンシェントジェリー・高虎(たかこ)」榊原公民館郷土料理講座、「高虎焼き」高松三穂、「お城の桜モンブラン」三矢しんこ
【アイディア賞】「高虎の餅アイス」斉藤佳代、「高虎 閑々最中」宇陀律夫、「高虎ロール牛皮つつみ」松田有加里、「高虎の想ひ出きんちゃく」若井緑、「城づくりの名人」平田みや子、「高虎(とうかんなり)兜」坂井田宏之
 
 
【ハイスクールレポート】 

学校隣に志願院増築 国際色豊かな修道院 海星高校(四日市市追分)
◆サレジオ志願院
  海星高校(中学)のエスコラピオス修道院に隣接して、サレジオ志願院の増築がこのほど完了した。これら2つの建物には、約10人の神父様と、私を含めて修道者を志す中学・高校の23人が日々をおくっている。
◆国際色豊かな家  日本人の神父様に加えて、ポーランドやフィリピンの神父様たちも生活を共にしている。ここに住む生徒たちの出身地は、長崎、横浜、兵庫、山形、宮崎などの国内各地に加え、ルワンダ、ベトナム、フィリピン、韓国と多彩。世界各国からの若き親善大使としてふるまう友人たちの目の輝きが印象的だ。
◆充実した1日
  ここで生活している私たちは、一般的な中学生や高校生の毎日とは一線を画す充実したスケジュールをこなす。朝6時30分からミサ、7時10分から朝食、同30分から掃除、8時から朝礼・登校と規則正しい1日が始まる。学校を終えてからも4時30分から勉強、6時30分から夕食、7時から祈り、同30分からのスポーツ・勉強、10時30分からの祈り、11時消灯と、密度の濃い1日が終わる。
◆楽しみな旅行
  ソフトボール大会やボーリング大会などに加え、日本各地への旅行や訪問、合宿、行事の多彩なことも特徴である。奈良や京都はもちろん、九州や四国、東北地方へもマイクロバスを駆使して出掛ける。カツオのたたきに舌鼓をうち、瀬戸内海で神父様と共に泳ぐ、私たち志願生の表情が自然と明るくなる。
◆大切なもの
  すべての生活が、カトリックの神父様や修道士、高い志をもつ志願生たちの前向きな心から始まる。修道院・志願院の中では、日本語や英語はもちろん、様々な言葉を聞くことができる。日曜は全員で夕食を摂るため、お国自慢の料理に腕をふるう神父様たちの気さくな人柄に触れることができる。それに惹かれて、今年もたくさんの志願生たちがここにやってくる。
  (2年 竹下尚克)

 
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