RAKU/11月2日 2面
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Home > バックナンバー > 2006.11.2> 2面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

   
県内に広がる「企業の森」 県が仲介、社会貢献へ保全活動

  自治体の呼びかけに応じ、地元企業がCSR(企業の社会的責任)の一環として森林保全に取り組む「企業の森」事業が広がりを見せている。今年5月と10月、シャープと百五銀行の従業員や家族が、受け持ちの森で相次いで植樹をした。
  10月21日朝、津市芸濃町河内の錫状(しゃくじょう)湖畔に百五銀行の職員と家族約120人が集まった。0・55ヘクタールの斜面に、モミジ、ヤマザクラ、ケヤキの苗木550本を植えた=写真。前田肇頭取は「三重県に営業基盤を置く地方銀行として、緑を守る取り組みは続けていきたい」と話した。
  同行は9月下旬、地域貢献の一環として、県や同市と連携して森林づくりに取り組む宣言書に調印。今後5年間、今回植樹した場所を「百五の森」と名付け、地元森林組合に委託する維持管理の費用を負担する。
  県によると、木材価格低迷や担い手の高齢化などで林業の採算性が低下。放置林増加などで、森林の荒廃が懸念されている。
昨年、社会全体で森林を支えていく仕組みをつくろうと、「三重の森林づくり条例」を制定。企業に「森」事業参加を呼びかけてきた。
  第1号はシャープ。今年5月下旬、三重工場の従業員らが多気町丹生の「多気町ふれあいの森」で、サクラの苗木植栽などをした。同社は今後5年間、植栽などの費用を負担し、保全作業にも協力する。
  こうした取り組みは全国に広がっている。林野庁は今年6月、「企業の森林整備・保全活動」を促す基本方針を示した。
  県林業経営室は「多くの人たちが保全活動に関わってほしい」と呼びかけている。
 
 
昔話を語り聞かせ 久居おはなしの会かたつむり

  子どもたちに昔話を語り聞かせている「久居おはなしの会かたつむり」(日間賀京子代表、会員数4人)は、津市久居東鷹跡町の同市久居ふるさと文学館で、毎週土曜日の午後3時からと第4水曜日の午前11時から、「おはなし会」を開いている。
  同会は、平成2年に結成し、同館の職員とともに、活動。 
  第1・3土曜は、お話の素語りやパネルシアター。第2土曜は、絵描き歌や言葉遊びなど、体・声を使ったお話。第4土曜は、テーマに合わせた絵本を紹介しながら、子どもたちを本の世界に導く。第4水曜は、赤ちゃんとお母さんのスキンシップを深めるお話をする。
  また、学校の長期休暇期間には、おはなし会スペシャルを開く。今年の冬休みにも開く予定。
  会員の一人、藤枝和子さん(津市牧町)は、「何日も前から、お話を覚え、人形などを作ります。大変ですが、子どもたちが目を輝かせて聞いてくれるので楽しい」と話す。
  日間賀代表は、「小さいお子さんだけでなく、読書離れし始める小学校3・4年生や大人の方にもぜひ聞いてほしい」と話している。 問い合わせは、同館=電話059(254)0011=まで。

 
 
ハゼ釣りが盛況 津 旬迎え美味と評判

  津市雲出鋼管町のユニバーサル造船 (株)正門西側水路の両端で、秋の深まりと共に多くの人がハゼ釣りを楽しんでいる。ハゼの産卵は冬で成長は早い。1年で成魚となり秋になると釣り頃となる。「警戒心のない魚でエサが目の前に来ればすぐ食いつく」と釣果は好調。釣り人の中には、毎年たくさん釣り「甘露煮にして親戚に送っている」人もいる。料理方法は他にも糸作り、てんぷらなど。「旬のハゼはシロギスよりおいしい」と評判だ。
  7月から11月がシーズン。松阪市五主町雲出川河口や松阪港なども人気のスポット。

 
 
あの津っ子の会 結成30周年記念 作品集の展示会

  三重県内で児童文学の創作活動に励む「あの津っ子の会」(日間賀京子代表、会員数17人)の結成30周年を記念した作品集「おはなしわくわく」の出版記念児童文学展が10月末、津市久居東鷹跡町の同市久居ふるさと文学館2階展示ギャラリーで開かれた。展示会では、表紙・挿絵の原画や掲載された童話の紙芝居、布絵本なども展示され、訪れた人の目を楽しませた。
  あの津っ子の会は、1977年、三重を代表する児童文学者の一人故内海康子さんの呼びかけで発足した児童文学の創作を学ぶ会。隔月で例会をし、同人誌『あの津っ子』は、現在46号を発行。会員の一人津坂治男さんは、「特色を持った各自の世界を、その人なりに表現しているところが魅力」と話す。
  今年8月に、三重県文化振興基金活用事業補助金の交付を得て、同作品集を出版した。会場を訪れた小林裕さんは「細かいところまで神経を使った作品の数々に感心しました」と見入っていた。
  同作品集は、読み聞かせに最適の長さの童話10編と詩6編を収めており、小学2年生程度なら一人でも十分に楽しめる。定価900円(税別)。問い合わせは、日間賀さん=電話059(256)0189=まで。
 
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