RAKU/8月3日 2面
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Home >バックナンバー > 2006.8.3> 2面

 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

   
俳句集を自費出版 松阪市の平谷さんが 自らの障害乗り越え

 ▲出会いの轍を出版した平谷さん
  小児マヒで手足と言語に障害のある松阪市挽木町の平谷富之さん(53)が、俳句集「出会いの轍(わだち)」を自費出版。平谷さんが通う障害者小規模作業所「希望の園」と同市中町のカリヨンプラザアピールショップで販売している。一冊800円。
  平谷さんが俳句に出会ったのは約20年前。希望の園の職員だった井口一三さん(俳号・雪嶺)に、他の園生とともに習ったのがきっかけ。初めて作った句をほめてもらい、「嬉しくてどんどん作り、今では俳句が生き甲斐」という。
  旺盛な勉学精神と家族や周囲の人たちの助けもあり、足でワープロを打てるようになったが10年前、障害の進行で足も動かなくなり、介助の人の聞き取りで記録している。
  句集は、日常の生活で感じたことや車いすで出かけた旅先の感動など260句を収納。「年賀状 文字に恩師の 匂いして」で始まり、人生観だという「耐える事 教える如く 冬木立」で締めくくっている。
  「出会いの轍」は、「今まで助けて下さった数えきれないほどの人々との出会いによって出来た」という思いから。句集には「代筆の 苦労労(ねぎら)ふ 秋の風」も納められている。
  問い合わせは希望の園=電話0598(21)1192まで。
 
 
不思議な岩石「蛇紋岩」 県立博物館で展示中

 ▲同展の展示物

  津市広明町の三重県立博物館はミニ企画展「蛇紋岩とは?マントルからの訪問者?」を開催している。9月10日まで。
  同展では県内から産出した蛇紋岩(じゃもんがん)を中心に詳しく解説。蛇紋岩のでき方、その用途、蛇紋岩の仲間、蛇紋岩地帯の植物まで、広く紹介している。
  また、同展では現在問題となっている「アスベスト」も展示。蛇紋岩はアンチゴライト、クリソタイル、リザーダイトの3種からなる蛇紋石という鉱物で作られている。そのうちのクリソタイルは繊維状の鉱物で問題となっている「石綿(アスベスト)」の一種ということで、石材店などへの問い合わせが殺到したという。同館では「蛇紋岩=アスベストではないので、いたずらに心配をする必要はありません。正しい知識をもつ機会にもしてほしい」と話している。
  蛇紋岩はヘビの皮のような模様を持つ石。脂ぎったような光沢と肌触りもヘビの皮膚を感じさせる。実際に蛇紋岩に触れ、名の由来を体感することもできる。
  開館時間は午前9時30分から午後5時まで。休館日は月曜(祝日の場合は開館)と祝日の翌日。入館料は大人40円、高・大生30円、中学生以下と65歳以上は無料。
  問い合わせは同館059(228)2283=まで。

 
 
伊勢の画人 磯部百鱗 没後100年記念展 神宮徴古館で開催中

 ▲百鱗の掛け軸

  伊勢市神田久志本町の神宮徴古館は31日まで、「伊勢の画人 磯部百鱗 没後100年記念展」を開催している。
  画人・磯部百鱗(1830?1906)は伊勢の宇治今在家の生まれ。展示作品は掛け軸や屏風など約50点で、ほとんどが個人蔵のもの。「天岩戸開之図」や「親子鶴の図屏風」など伊勢市内をはじめ県内の人々に受け継がれてきた作品が集結した。
  「これだけの資料が集まったのはとても貴重。この機会に伊勢が生んだ偉人・百鱗の魅力に迫って下さい」と同館学芸員本多久子さんは話す。
  百鱗は、京都の長谷川玉峰に師事し、四条派の美しい画風を学び、歴史画を得意とした。神宮に神官として奉仕しながら数多くの画人を育てた。「形こそ消ゆれ命は野に山に」の辞世の句を残して生涯を閉じた。
  開館時間は午前9時から午後4時30分までで入館は午後4時まで。入館料は大人300円、高校大学生150円、小中学生100円。月曜休館。問い合わせは同館=電話0596(22)1700=まで。
  ホームページはhttp://www4.ocn.ne.jp/~jingu-mu/

 
 
福祉用具の作品募集 みえテクノエイドセンター

  津市一身田大小古曽のみえテクノエイドセンター(県身体障害者総合福祉センター内)は、身体の不自由な人や高齢者の生活を便利にする道具「福祉用具」のアイデアコンクールを開催。現在作品を募集している。
  医療・健康・福祉産業の振興を図るメディカルバレープロジェクトの一環として、福祉用具の普及啓発、相談、自助具の製作を行う同センター。「こんな福祉用具があったらいいな」や「日頃使っている福祉用具をこんなふうにしたらいいな」など生活の中で感じる不便さを解決するアイデアを募集する。
  応募資格は個人またはグループ。アイデアは『車いす部門』と『その他部門』の2部門で募集。応募方法は所定の用紙に記入のうえ、みえテクノエイドセンターに郵送。県健康福祉部、同センターなどの福祉用具関係者らで構成された審査委員会が受賞作品を決定する。発表は今年11月21日に同センターで開催する『みえ福祉用具フォーラム2006』で、2部門共通で最優秀賞1点、優秀賞2点を表彰する。応募アイデアは福祉用具を開発する企業や研究者に紹介し、新たな商品の開発に生かす。9月30日の当日消印有効。
  応募・問い合わせ先は同センター=〒514-0113 津市一身田大小古曽670-2 電話059(231)0155=まで。
  ホームページはhttp://www.ztv.ne.jp/mie-tech/

 
 
4000発が彩る港の夜空 四日市花火大会 20日

  今年で19回目になる四日市花火大会が20日、同市霞の四日市港で開催される。水上スターマインや打ち上げ花火など約4000発を予定。今年から新たに、浴衣コンテストなどのプレイベントを午後4時30分から行う。
  現在、大会の有料観客席チケットを販売中。4人から1人用まで7000円から2000円。観光協会やコンビニで入手できる。昨年の同大会は悪天候の中で開催され、当日の問い合わせが集中。今年は開催確認のための専用ダイヤル=0180(993)421=が設置される。悪天候の場合は27日に延期。
  花火の打ち上げ開始予定時間は午後7時15分。詳しくは同市商工課=059(354)8175=まで。
 
 
志摩の匠の技紹介 磯部図書館で企画展を開催中

  三重県立博物館は19日に志摩市磯部町の志摩市磯部図書館と磯部郷土資料館で博物館教室「匠の技を知ろう?志摩の食文化?」を開催。現在、参加者を募集している。募集締め切りは10日。
  これまでにも伊勢玩具など匠の技を感じる伝統的な工芸品を展示、紹介してきた県立博物館。今回は「もの」ではなく、長い時間をかけて知恵と工夫を凝らした「食」の匠の技にスポットを当てる。
  当日は、鈴鹿国際大学短期大学部の岡野節子助教授を講師に招き、志摩地域の伝統的な食「てこね寿司」を通し栄養学的な視点から食の大切さと文化、技を学ぶ。
  開催時間は午後1時30分から午後3時30分まで。参加無料。定員30人。応募者多数の場合は抽選。往復ハガキに参加希望者全員の住所、氏名、年齢、代表者の名前、電話番号を記入し三重県立博物館「志摩の食文化」係=〒514-0006津市広明町147-2=まで申し込む。
  問い合わせは同館=電話059(228)2283=まで。
 
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