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Home > ローカルみえバックナンバー > 2004.9.23 > 8面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【8面】

30日まで左洲の作品展
伊勢市の「ギャラリー&パーラーM」

ギャラリー&パーラーM

 伊勢市岩渕1丁目の「ギャラリー&パーラーM」(千草はとみ店長)で、二見町出身の日本画家・中村左洲の作品展が開かれている。30日まで。
  中村左洲は明治6年生まれ。19歳ごろから伊勢市の画家・磯部百鱗について絵を学び、多くの絵を残した。中でも鯛の水墨画が有名で、「鯛の左洲」の異名も持つ。
  展示されているのはカニ、セミ、イノシシなど動物を描いた扇子8点、短歌の短冊5点、色紙大の絵2点、それに弟子の左楽の掛け軸など2点。左洲の作品は店長の知人から借り受けたもの。
  同店では月替わりに作品展を開いており、10月は敦煌の壁画の拓本などを展示する。同店では無農薬の米で 化学調味料を使わずに調理したコーヒーとデザート付きの日替わりランチ(800円)が人気。
  同店の営業時間は午前10時30分から午後5時30分まで。定休日は土、日、祭日。問い合わせは同店=電話0596(20)8282=まで。


【ひと】
小説とエッセイを書き続ける
難波綾子さん

難波綾子さん

 「文章を書くということは、すごく勉強になります。取材旅行に行くし、パソコンのインターネットで調べ物もします」と、 年3回発行される 同人誌「えん」と年2回発行の「さん」に小説とエッセイを書き続けている。
  文書を書き始めたのは10年ほど前。焼物の展示会場に置いてあった同人誌を見ていた際、主宰者に「あなたも文章を書いてみませんか」と誘われたのがきっかけ。それまで主婦の仕事に追われて、文章を書くことはほとんどなかった。
  始めてみて勉強の必要性を実感した。津文学研究会と鈴鹿文学研究会に所属し、合評会などで勉強を重ね2003年、小説「赤トンボの墓」が鈴鹿市文化振興事業団の文芸賞最優秀賞に選ばれた。「賞をもらうということは ワンステップあがったような気持ちになり、自分の励みになりました」という。
  「赤トンボの墓」は、最後の予科練習生だった夫と海軍第二美保航空隊のあった鳥取県の米子市に旅行に行き、資料館などを見て回ったのを機に書いた仕官兵と予科練習生の妹の恋物語。赤トンボは練習機の愛称だった。
  孫の世話をしながらだが、小説を年3作、エッセイを10作ほど書き上げる。好きな作家は向田邦子さん。「まだまだ未熟ですが、1作でもよい作品を書きたい」と励んでいる。
  津市南が丘、大宮町出身。68歳。


大人も子供も楽しく多国語習得
ヒッポファミリークラブ伊勢支部

民間非営利団体「ヒッポファミリークラブ」

 スペイン語、韓国語、英語、ドイツ語、中国語、フランス語の7カ国語を中心に、楽しく語学の自然習得を行う民間非営利団体「ヒッポファミリークラブ」。国内は地域ごとに約700カ所の会に分かれ、アメリカや韓国など海外でも活動を行っている。
  その中の一つ、伊勢市古市の「伊勢古市参宮街道資料館」2階で毎週金曜日夜に活動を行うのが同クラブの伊勢支部。会が始まる時刻になると、園児をはじめ主婦や仕事帰りの会社員など、年齢を問わない会員らが集まってくる。
  「語学習得」というと、堅苦しいイメージがあるが、同クラブの活動は黒板や教科書が無い。大人も子供もCDのリズミカルな音楽に乗せた各国の言葉を手遊びやゲーム=写真=で楽しみながら、自然と口ずさみ、耳と体で習得していく。会の名前の通り、その活動は会員がまるで一つの家族のように楽しい。
  伊勢支部の代表・辻伽寿子さんは「子供が日本語を習得するように最初は言葉の意味もわかりませんが、歌ったり踊ったりの遊びを通じて自然と外国語に慣れていきます。外国語に親しんでいくうちに、外国や外国人への認識が変化していく会員も多いです」と話す。会の後半は会員が車座になって、日常の出来事などや海外での体験を外国語を交えながら話す時間もある。
  県内では他に桑名、四日市、亀山、津などでも同様の活動を行っている。ホームステイで海外に出向く制度もあり、また逆に伊勢に来る外国人の受け入れも行っている。
  来月の22・23日には、伊勢市黒瀬町の生涯学習センター「いせトピア」で同会の教育講演会「7カ国で話そう」が開催される。時間は22日が午後6時30分から、23日が午後2時から。入場は無料。無料の託児もある。内容は同会の活動紹介など。
  問い合わせは同会伊勢支部の辻さん=電話0596(22)8401=まで。


雨でも安心のメダカ鉢
四日市市の山本陶器が制作

「メダカ鉢」

 四日市市の製陶業「山本陶器」の山本源助さん(65)と増次郎さん(62)が、雨でも水が溢れないメダカ飼育用の「メダカ鉢」=写真=を考案した。直径40cm、深さ13cmの鉢のふちに、直径5mmの穴が4カ所開けられ、雨でも水があふれ出ないよう工夫されている。価格は一鉢1500円。屋外に置いてもメダカが流れないと静かに人気が高まっている。
  さつきなどの育て鉢で全国でも大きなシェアを持つ山本陶器がメダカ鉢の製作に取り組み始めたのは今年2月。鉢の利用者から寄せられた「雨でメダカが流れてしまう。どうにかならないか?」という声を受けて5月に試作品を製作。数カ月かけて実験を行って、今年の台風でもメダカが流れ出ない製品を実現した。「さつきやスイレンの飼育に適したうちの鉢はメダカにも好評。冬の寒さにも丈夫で値段も手頃なので多くの人に利用して貰いたい」と源助さん。鉢に透明な容器を立てて、泳ぐメダカの姿を横から楽しめる『メダカの宇宙遊泳』などアイディアは尽きない。今月初めには水換えが面倒という声を受けて、鉢の下部に水抜き蛇口を付けた”最新型“も完成。製品化に向けて実験を行っている。
  問い合わせは山本さん(四日市市万古町)=電話0593(31)6632=まで。



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