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桑名市桑部の「桑員クリニック」は平成元年に同地に移転開業。内科を中心に小児科、眼科、デイサービスに対応して地域の医療に取り組んでいる。近年は、漢方を始めとする代替医療を積極的に取り入れて、慢性病や精神疾患などの治療に力を入れる。
「30年間医療に携わってきた人間として、西洋医学による治療は頭打ちという実感がある」と橋爪勝理事長(56)。「一般の人は病院に行けば病気を治して貰えるだろうと考えているがそれは間違い。西洋医学は緊急を要する病気には強いが、慢性的な病気や精神疾患の一部に関しては無力なことも多い。高血圧なら血圧を下げる、糖尿なら血糖を下げるという対症療法にすぎない」という。国内の医院では珍しい、西洋医学への冷静な視点が当医院の大きな特徴だ。「いま西洋医学一辺倒の治療をやっているのは日本だけ。海外では東洋医学などの代替医療をどんどん取り入れている。当院では、西洋医学に代替医療を取り入れた”統合医療“を行っていく考えです」。
医療の道を志した当初から「診断さえつければ治療方法が決まる」という西洋医学に疑問を感じてきた橋爪理事長。副作用が強い西洋の薬は、最低限のものしか使わない姿勢を貫いてきた。「この30年、自分の家族を治療するつもりで患者に接してきた。仕事が終わってからも患者のことが頭の中を駆けめぐり休まることのない毎日だった」。数年前には生真面目さが災いして体調を崩した。その治療の過程で”ノニ“という南国の植物に出会い、その効果に驚愕したという。ノニは糖尿病やガンを始めとする多くの病気への効果が世界的に注目されている植物であり、国内でもジュースの形でノニを治療や予防に取り入れる人が年々増加している。「天然の植物であるノニは、全身を統合的に整える効果があり副作用もない。当院でも患者に勧めて効果があることを確信した」と橋爪理事長。
近年は、非営利団体モリンダシトリフォリア研究会の顧問医師として国内を飛び回り講演を行う毎日。ノニの普及に力を注いでいる。今年全国を回って行う講演のテーマは「未病にノニを取り入れる」。県内での講演は5月16日に桑名市民会館大会議室で午後0時30分から予定されている。問い合わせは桑員クリニック=0594(23)0208=まで。医院の定休は日・祝・木曜日。開院9時から12時・4時から7時。
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