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菰野町役場が国道306号沿いの新庁舎へと移転したのが今から2年前。それまで長年親しまれてきた旧菰野町役場の跡地の空洞化が懸念されたがこの春、満を持して「菰野地区コミュニティセンター」がお目見えした。敷地面積約2922平方rの鉄筋コンクリート造り2階建てで、工期約1年2カ月。大正12年からそびえ建っていた表忠碑があった場所には真新しく平和の礎が築かれ、日本庭園から芝生広場、43台収容できる駐車場が完備された。菰野藩主土方侯のお膝元であった城下町にちなんで、外観は純和風の趣。雄大な鈴鹿山系をバックに当地の新たなランドマークとして、すでに呼び声は高い。
1階はロビーと多目的ホール、支所事務室・公民館事務室、2階は3つの研修・会議室、2つの和室、視聴覚室、調理室、軽運動室から成り、バリアフリー対策は万全。
先月20日には竣工式が行われ、27日から29日の3日間はこけら落としに『菰野地区ふるさとまつり』(菰野地区ふるさとまつり実行委員会主幹・菰町地区区長会・菰野地区公民館)が開催された。婦人会、老人会ならびに教育委員会、防犯協力会の協力もあり、まつり期間中は町内サークルが一堂に集結。地元ゆかりの古代米、関取米など郷土資料の展示を筆頭に、書道や華道、俳句、写真の展示から大正琴やフォークダンスなどの発表、茶席にいたるまで50を超えるサークルが参加。日頃の成果を発表した。また、つくばの宇宙航空研究開発機構の支援による特別コーナー『宇宙に親しもう』では、ビデオ上映やパネル展示を開催。宇宙から見た菰野町のパネルや飛行士服を着て写真を撮るプリントサービスコーナーなど、趣向をこらした展示が話題を呼んだ。28日には商工発展会や山車保存会、交通安全協会の協賛でバザーやもちつき大会、大道芸などのイベントが行われ、午前10時の開場と同時に終日盛り上がりを見せた。
支所部分は今年の1月から機能していたが、この『菰野地区ふるさとまつり』のお披露目で「菰野地区コミュニティセンター」は本格的に始動。今後は地区内における研修や会議、ボランティア、町内サークルなどの各種公民館活動の利用が可能となる。費用は無料で、利用可能時間は午前8時半から午後10時。事前に使用場所と目的、時間、人員を菰野支所にある使用申込書に記入して提出。使用日の1カ月前から申し込み可能。問い合わせは同センター=電話0593(94)5333=まで。
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