郷土史を子孫に語り継ぐ
三雲町の「格子戸の会」
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”お伊勢さん“へと続く伊勢街道沿いに、数10軒の古い民家が立ち並ぶ三雲町市場庄。その中の「いちのや」を拠点に、郷土の歴史を広く語り伝えようと活動する、語り部ボランティア「格子戸(こうしど)の会」(中村文恵代表)。
5年前に県民局主催の歴史街道について意見を述べ合うワークショップに中村さんたちが参加。「この辺りは珍しい妻入り民家が立ち並ぶ”地元の宝“。残せないまでも、未来に語り継いでいきたい」と考えたのが結成の動機。
松阪木綿を中心とする文化遺産で郷土の歴史を伝える、「あいの会『松阪』」代表の田畑美穂さんに助言を仰いだ。右も左も分からない状態だったという当初の方向付けの支えになった。
50、60代の主婦や高齢者を中心に約20人が所属。地元に活気を呼び込もうと各自が熱心に活動を繰り広げる。活動拠点にと目を付けた古い民家「いちのや」は所有者の許可を得て、町が借り受ける形で3年前に整備し、同会が委託管理を行っている。観光客への道案内やもてなしに努めるため、毎週日曜日に無料で開放している。
また、地元の人たちを対象に同所で柿渋染めの一貫張りや煎茶、からくりおもちゃ作り、唱歌などの講座や、「格子戸お掃除会」や「ふれあい寄席」のイベント、壁面を利用した写真や書道、絵画展などを不定期で開催。
それ以外にも、「合羽屋」「かご大」「天満屋」などの屋号を民家に取り付けたり、「格子戸と屋号の残る町並み」と題した地図作りに力を注いで同所への集客を図る。
「理想は多くの人に足を運んで頂き、良い所と言ってもらえるようにすること。子供や孫に歴史を語り伝え愛着を持ってもらい、最終的には市場庄で育ったことを誇りに感じてもらえると嬉しい」と中村さんは話す。
問い合わせは中村さん=電話0598(56)2493=まで。
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児童文学で感受性豊かに
四日市子どもの本研究会
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『ぐりとぐら』『エルマーのぼうけん』など、誰もが懐かしさを覚える児童文学の数々。これら子ども向けの本に焦点をあて勉強会を重ねているのが、今年で発足33年をむかえる「四日市子どもの本研究会」(鵜飼新平代表)だ。
70年代初頭に氾濫した悪書を子どもから排除しようという気運のなかで産声を上げた同会。”取り上げるよりまず大人が子どもの本を勉強しよう“という社会教育関係者の呼びかけも発足の引き金となった。
「もともと本が好き」という鵜飼さん率いる同会の会員は、現在25人。月1回の定例会は市図書館の研修室で行い、扱うのは絵本にとどまらずジャンルも様々だ。レポーターの職責を与えられた会員は、選ばれた課題図書について調査し話題を提供。ストーリーはもとより作者や歴史的、社会的背景など様々な切り口から、一同魅力を探究している。
例会での経験を生かし、ボランティアや創作活動など実践の場で活用する会員も多い。「読み聞かせのような直接的な活動はしない、黒子のような地味な存在ですよ」と鵜飼さんは謙遜しながらも「子どもの本を通して人間から世の中、社会の動きまで目を向ける力を培うことができます」と活動の意義を話す。
会では2年に1度「文学散歩」と称し、各地の文学碑や美術館へ旅行。その都度、参加者が感想や想いを綴り、冊子『旅の記録』として形に残している。
会費は年間3000円。問い合わせは同会=昼間0593(56)0734、夜間0594(22)5780=まで。
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楽しくて無理なく運動
ボールビクスが好評
アドラー千里
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安芸郡河芸町上野のワークアウトクラブ「アドラー千里」が、4月から新たに始めた運動「ボールビクス」が好評だ。
ボールビクスは、直径65センチのボールの上に座ったり、寝そべったり、弾ませ、転がしたりして体を動かすフィットネスで、アップテンポの音楽とインストラクターの軽快な掛け声に合わせてエクササイズをしていく。有酸素運動、筋力トレーニング、バランス感覚の向上の3点が遊び感覚で無理なくできるのが特長。
始めてまだ3回だが「ボールと戯れる感覚が楽しい」、「インストラクターさんが明るくて親切に指導してくれる」と評判も上々。「体力増進、健康維持を意識しながらも、まずはみなさんに楽しんでもらうことを心がけています」とインストラクターの大川記之さん(30)。ボールビクスのコースは毎週木曜日午後1時から1時45分まで。
同クラブでは2人組で入会すると入会金3150円が免除、月会費が3カ月間1000円引きになるキャンペーンを実施中。2人分、合わせて3カ月で6000円も割引になる。月会費はコースに応じて5775〜7875円。年会費3150円。施設利用料は無料。プール、スタジオでの各教室の利用は制限がなく、1カ月の内、どのコースでも利用が可能になっている。
問い合わせはアドラー千里=電話059(245)1133=まで。
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平和の思い込め歌謡コンサート
5月5日に県文大ホールで
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童謡・歌曲の独唱・合唱を楽しむコンサート、「童謡・歌曲の春」が5月5日、県総合文化センター大ホールで午後2時から開催される。
世界的に活躍する声楽家を迎えて行う同コンサートの開催は今年で2回目。独唱と合唱を交えて、約20曲の懐かしい童謡と歌曲が歌い上げられる。主催はクリスチャン・ニューライフ・クラブ(藪内憲雄代表)、共催は有限会社コーガッケン。
今回、独唱を行うのは国際ディプロマを取得し、高い評価を受けているソプラノ歌手・田渕由佳理さんとウィーン岐阜交響楽団専属メゾソプラノ歌手・伴和子さん。指揮・平光保氏、ピアノ・野々山雅子さんの演奏のもと、「赤とんぼ」「浜千鳥」「月の砂漠」「バッハとグノーのアヴェ・マリア」「ウェルナーの野ばら」などの独唱を聞かせる。
津市を中心に活動する「MIEパール・プラハ合唱団」(第九を歌おう会)が参加して行う合唱パートでは、平和への祈りが込められたメッセージが愛され歌い継がれている「長崎の鐘」をはじめ、「惜別の詩」「青い山脈」などの合唱が予定されている。
料金は全席自由、大人2500円のところを1000円に、学生500円、小学生以下無料。チケット販売は県総合文化センター、谷楽器、近藤楽器などで受け付けている。
問い合わせはコーガッケン=電話059(246)6355=まで。
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