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Home > ローカルみえバックナンバー > 2004.3.25 > 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

”風“をテーマにアピール
久居市「湯元榊原館」
4月から新プラン開始

「湯元榊原館」

 「美人の湯」として親しまれる久居市榊原の「湯元榊原館」(前田幹弘代表取締役)は、名湯(風呂)、近くの観光名所・青山高原(風車)、三重の山海から採れた食材を用いた料理(風味)の3つの”風“と、来月4日に迎える創業85周年を記念した新プラン「風風風(ふうふうふう)85風車プラン」を、来月の4月1日から開始する。10月31日まで。
 同館の自慢は、大浴場「まろみの湯」にある「源泉風呂」と、昨年リニューアルした展望露天風呂「天つ木の湯」=写真。「源泉風呂」は、源泉から湧き出した温泉を直接湯船に流し込み、そのまま溢れ出させる「源泉掛け流し」が特徴。館内にある井戸から直接湯を引くので温泉成分が損われず、湯のなめらかさが違うと好評を博している。また「天つ木の湯」の「天翔・天雅」は、落ち着きのある畳敷きとかがり火の明かりが幻想的な平安時代を彷彿とさせる。 

料理

 料理は、鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、すき焼きの中から自由に選択できる松阪肉を主に、伊勢赤どりの温泉蒸しや月替わりの一品料理など地産食材を用いたものが勢揃い。締めの温泉茶漬けやデザートの源泉入りアイスクリーム「七栗小町」など、温泉にこだわった料理が膳に並ぶ。
 青山高原の自然が満喫できる風車見学も盛り込まれ、希望者にはもれなく案内。また宿泊客にゆったりと滞在してもらえるよう、平日の月曜日から木曜日のチェックイン・チェックアウトの時間を見直し、滞在時間を24時間に延長するなど様々な角度からサービス向上に努める。
 「お客様のニーズに応える形で、今後も当館から色々提案をしていきたい。 ”田舎ならでは“の魅力を活かしたイベントなども随時開催することで、皆様に広く当館をアピールできたら」と、同館・営業部課長の秋山兼徳さんは、同館のモットーである笑顔を絶やすことなく語っていた。問い合わせは同館=電話059(252)0206=まで。


風動力の新型ヨット開発
南勢町地域産業振興会

写真は軽やかに帆走するヨット「F−4T(トリマラン)」

  度会郡南勢町内の鉄工、造船・木工・観光に従事する4社が、伊勢志摩地域の発展に寄与することを目的に「南勢町地域産業振興会」(会長・寺田順志摩ヨットハーバー代表取締役)を設立。環境と観光が共存する「エコツーリズム」の理念に基づき、風力のみを動力とする新型ヨットを開発、このほど津市津興のヨットハーバーで試乗会が行われ、好評を博した。
 この事業は、平成15年度三重県地域グループ等展開促進の承認を受けたもの。開発されたヨットは「F−4T(トリマラン)」と名付けられ、全長4・23b、幅3・58b、船体重量105`c、定員2人。販売価格150万円。
 2月上旬の東京国際ボートショーへ出展。傾くことがなく、初心者でも簡単に安心して乗ることができ、また、ハンディーキャップのある人でも操舵できるよう簡単に改造できる独創的なコンセプトが高い評価を得た。同振興会ではこれまでに2隻を建造、今後PRに努め、受注に漕ぎ着けたいとしている。
 この振興会に参加しているのは志摩ヨットハーバー、徳田工業、ナンカイマリン、右田鉄工所の4社。
 問い合わせは南勢町船越3113、志摩ヨットハーバー内、同振興会=電話0599(66)0933=まで。
 



【気になるお店】
『満足』を売る補聴器店
補聴器プラザ「あすなろ」鈴鹿店

補聴器プラザ「あすなろ」鈴鹿店

 SC「白子サンズ」前の補聴器プラザ「あすなろ」鈴鹿店(寺本龍子代表)は、認定補聴器技能者のいる『安心』『信頼』のお店。「ピッタリの補聴器になるまで何度でも調整します」とアフターサービスに徹している。このため利用しているお年寄りからは「このお店の補聴器は使いこなせるのが魅力」と評判だ。
 「あすなろ」の接客は、一人一人の『聞こえ』に合わせて親身になってアドバイスするのがモットー。初めての人にもまずカウンセリングから聴力測定、補聴器試聴、効果測定などを実施。希望の形状なども聞きながら満足のいく機種を選定してくれる。

あすなろ地図

 取り扱っている補聴器はワイデックス、シーメンス、フォナック、ベルトーン、オーティコン、パナソニックなど。福祉先進国のヨーロッパ製品など一流メーカー品ばかり。形状は耳の中にすっぽり収まる「耳あな形」、耳の後にかけて使う「耳かけ形」、パワーと音量感がある「ポケット型」を用意。値段は4万円から30万円台まで。
 同店で購入した人からは「生活に張りが出てきたばかりか、活動的にもなります」と好評。営業時間は午前9時半〜午後5時。日曜・祝日定休。鈴鹿市白子駅前5−20の近藤ビル1階にある。電話は0593(88)5012。25、26日に特別無料相談会を開く。亀山店もある。


【気になるお店】
懇切丁寧なサポートに定評
四日市市「ガーデン クマゴロー」

四日市市「ガーデン クマゴロー」

 四日市市別名に店を構える「ガーデン クマゴロー」は、オープンして今年で3年目をむかえる。代表を務める大熊真一郎さんが1級造園施工管理技術士の小川吾郎さんと共に立ち上げた園芸店で、両氏の名前をもじった”クマゴロー“というネーミングがユニーク。
 ここのウリは第一に、省スペース向けの植木や花苗を使った花壇の施工。見積もりは無料で、長く楽しめるようにと剪定や除草、土壌改良などの管理方法まで丁寧に指導を行っている点がポイントだ。加えて植栽や垣根、芝張りの工事から庭に関する相談も常時受け付けている。
 店頭では色とりどりの花苗や植木、ガーデニング資材などの園芸用品を販売。花代実費に150円プラスすれば、アドバイスをもとに店頭で寄せ植えにして持ち帰ることができるのもうれしい限りだ。

四日市市「ガーデン クマゴロー」

 このように施工から販売に至るまでの行き届いた心配りは、『植物のおもしろさが伝わる店づくり』という今年のモットーに基づくもの。それを反映しているのが造形植栽「トピアリー」。動物の形にカットしたツゲ玉や、成形したカラーワイヤーに巻きつけたローズマリーなどが店内の至るところに置かれ、遊び心満載だ。一つの風景として楽しむ花木、果樹中心のプランター作りも行うなど、自由な発想で楽しむ園芸をトータルに提唱している。 

ガーデンクマゴロー地図

 今後は苔玉や寄せ植えなどの講習会も開催の予定。営業時間は午前10時から午後6時。月曜定休(祝日の場合は翌日休)。問い合わせは同店=電話0593(33)8856=まで。


防災特集…2
各所に海抜を示す表示板
避難場所も27地区全てに
津波被害想定の田曽浦(その2)

【写真は避難誘導用に田曽浦各所の海抜を示した表示板】

 「安政元年(1854年)の大地震の時は、大波が町の真ん中で衝突した。それはすごい津波だった」。南東側尾根の「三崎」の鼻と、西側のニワ浜から襲った大津波がぶつかり合い南勢町田曽浦に大被害をもたらしたことを、山本三寿雄区長(74)は子供のころに曾祖母から聞いていた。その恐ろしい言い伝えを、山本区長は何十年かぶりに思い出した。
 数年前のことだった。専門家が発表した大地震が起こった際の津波による被害想定を聞いた時だ。「田曽浦港口の防波堤による返し波が原因で大被害が起きる」「これは大変だ。曾祖母に聞いたことが現実になる」と、山本区長は危機感を募らせた。
 それ以来、住民に大津波への備えを訴え続けてきた。本当の恐ろしさは体験した者でないと実感が湧かないのか、なかなか防災意識が浸透しなかったという。しかし、防災講演会や防災訓練を何度も開くなどして粘り強く訴えてきた。その甲斐あって平成13年10月に田曽浦で行われた南勢地区の消防団合同防災訓練には住民約700人を含む約1500人が参加。人口約1400人の田曽浦で開催した一大防災訓練となった。専門家を講師にして14年に開いた防災講演会には約600人もの住民が出席するなど、意識が大きく変わってきた。
 現在では区内27地区に防災班を編成して班長を1人ずつ選出。班長と役員7人で構成する自主防災隊も組織した。定期的に班長会を開いており、消防団員20人との連携プレーも決めるなど防災対策を進めている。また班毎の避難場所も住民がボランティアで整備してきた。
 区内58カ所には「ここは海抜○b」と表示した掲示板も県の補助などを得て設置。表示板は海抜5b以下は赤色、5〜10bは青色、10b以上は黄色に色分けして瞬時に居場所の高さが判断出来るようにしてある。「大地震が発生した時は10b以上の場所に避難せよ」が住民の合い言葉にもなっている。
 このほど海抜35bの安全地帯に防災倉庫を設置して防災器具類を備えた。海抜30b前後の2次避難場所や、各所の避難道整備・補修工事にも取りかかっている。各家庭では非常食を買い揃えるなど、非常事態への備えも万端だ。そして今では南勢町の防災対策モデル地区として、他にいい波及効果を生んでいる。
 



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