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Home > ローカルみえバックナンバー > 2004.3.11 > 2面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

キノコ入りメロンパンとクッキー発売
美里の辻井さんと久居の公下さんが共同で

辻井博さん(57)と公下(きみした)辰夫さん(52)

 安芸郡美里村五百野の飲食店「ファーム姫」を経営する辻井博さん(57)=写真左=は、久居市新町の「手作りパン工房・ピーターパン」のパン職人・公下(きみした)辰夫さん(52)=写真右=と共に、このほどキノコの一種であるタモギ茸の粉末を加えたメロンパンとクッキーを発売開始した。
 姫マツタケやタモギ茸などのキノコ栽培にこれまで携わってきた辻井さん。タモギ茸入りのパン作りのきっかけは、昨年夏に行われた「食の会」に2人が参加し出会ったこと。新たなパン作りを図る公下さんと、キノコの活用拡大を考えていた辻井さんの両者の思惑が一致し、意気投合した。先月中旬から早速試作にとりかかった。
 タモギ茸は岐阜県養老町の(株)丸友産業から「黄金たもぎだけ」を仕入れている。パンとクッキーの生地に乾燥したタモギ茸の粉末を入れた。また、マイナスイオンを発生させるトルマリン(電気石)を使い精製したアルカリイオン水で小麦粉を練るなど試作に試作を重ね、ようやく完成した。
 匂いを嗅いでみても、キノコ特有の香りはほとんど感じない。パンやクッキーの本来の味に、さらに甘味とコクが深まり、食べ易く仕上げてある。「パンやクッキーの生地にキノコの粉末を加えた試みは、私たちが初めてではないでしょうか」と辻井さんは自信をのぞかせる。
 公下さんは、「キノコの成分がパンの酵素の働きを阻害してしまうのが、最も苦労した点。当初の予定だった食パンを諦め、菓子パンやクッキーへと目を向けたことが奏功したようです」。また、「自然食の材料を取り入れ、体に良い成分ばかりで作りました。手軽に食べて頂き、健康に結び付けてもらえたら」と話している。
 メロンパンは1個100円。クッキーはレーズン、アーモンドスライス、ピーナッツ、チョコチップの4種類があり、いずれも1個50円(2個入り100円)。「ファーム姫」や、同村足坂の村営施設「フラワービレッジ」で毎週水・土・日曜の午前9時から正午頃まで販売、事前注文も受け付ける。
 問い合わせは辻井さん=電話059(279)2459=まで。



特許取得の新洗浄機導入
白さ冴え仕上がりも抜群
谷クリーナーズ

「グリーンDRY洗浄機」の第1号機

 ドライクリーニングの革命ともいえる特許取得の新システムを採用した「グリーンDRY洗浄機」の第1号機=写真=を、桑名市末広町の谷クリーナーズ(谷聡社長)が導入した。衣服の汚れをセンサーで感知しながら、洗剤を含まない常時新しい有機溶剤の直接スプレー方式によるコンピューター制御の洗浄で、従来のドライクリーニングより美しく清潔に短時間で洗える。先月20日から稼働させたばかりだが、「白の輝きが美しく戻り、型崩れがなく仕上がりの風合いも良い。まるで新品に戻ったみたい」などと早くも好評だ。
 グリーンDRY洗浄機は、和歌山県で長年クリーニング業を営んでいる澤浩平さんが、理想の洗浄を求めながら改良を重ねて発明。澤さんはクリーニング技術研究会「IAM」の会長も務めており、谷社長も同会のメンバーであることから、今回の導入となった。
 この新システムの特長は、従来のドライクリーニングの洗濯槽での浸け洗いと違って、一切浸けることなく有機溶剤を直接スプレーすること。衣料を汚れが溶けた液に触れさせない画期的な洗浄機だ。また有機溶剤の循環を、これまでの主流だった濾過方式から完全蒸留方式にして、絶えず新しい洗浄液に変換している。センサーも使って汚れに応じた洗浄に切り換えたことから、短時間で洗える。その結果、シワも発生せず型崩れもないという。
 谷クリーナーズのクリーニング料金は据え置き。仕上げ日も、指定日に合わせるアポイントシステム。宅配便による配送も受け付けている。電話は0120(22)1688。



趣深い古布や着物、古布がズラリ
津市の「ギャラリーらん」が
14日まで記念セール開催

「ギャラリーらん」

 津市高野尾町の津・関線沿いに昨年2月にオープンした「ギャラリーらん」(若菜美知子オーナー)では、今月4日から同14日まで、ちりめんや大島、絣、型染めなどの古布や古裂、それらを材料に作った着物や帯、小物などが10%引きとなる「開店1周年記念セール」を開き、主婦や年配客の好評を博している。
 店内を見渡すと、江戸時代の鮮やかな色づかいの着物が一際目を引く。脇に配した棚や机には帯や小物、着物から仕立てた古布や古裂、洋服やタペストリー、パッチワークなどが所狭しと並べられている=写真。
 古い着物が大好きで、5年ほど前から好きな色や柄ものを収集してきた若菜さん。洋裁や和裁など、手芸全般をこなすほか、レザークラフトにも精通する。
 常連客は40、50代の女性が中心。中には最近のアンティーク着物ブームもあって若い女性のみならず、滋賀県や桑名、四日市など遠方からも訪れる。お客からリメイクの方法を質問されることも多く、各人に適した作り方を指導する。
 若菜さんは「タンスの中で眠っている古布を作品にすることで、新しい命を吹き込めると思っています。お客様には是非とも、作りたいと思う物を自ら創造する力を身につけて頂けたら」と話す。
 火・水曜定休。問い合わせは同店=電話059(230)1498=まで。


【ふるさとの逸品】
伊勢湾に春を告げる魚
コウナゴ

天日干し作業

 伊勢湾で毎年、2月下旬から3月初旬になると解禁になるのが、主に釜揚げや天日干しにして食される、コウナゴ(小女子)=写真下=の漁だ。
 春の訪れと共に、伊勢湾のゆっくりとした潮流にのって湾内を北上するコウナゴ。2月下旬に行われる試験操業で、その年の初漁日を決める。生後3〜4カ月、体長約6・ほどに成長したものが食用とされ、それ以上のものは養殖ハマチのエサとして利用されている。

コウナゴと五百円玉

 コウナゴは全国的に捕れるが、瀬戸内海と並び海中にプランクトンの多い伊勢湾は全国でも良質の漁場。四日市市の磯津漁港、鈴鹿市の白子漁港、津市の白塚漁港、鳥羽市の答志島などで水揚げされる。変色しやすい伊勢湾産のコウナゴは、水揚げされるとすぐに釜ゆでされ、天日干しを行う=写真上。
  県内産の干物や乾物を中心に取り扱う鈴鹿市白子本町の海産物問屋「まるかつ」の松村勝巳さんは「新鮮な生コウナゴが手に入れば、醤油、ざらめ、酒、みりんと一緒に鍋で煮立てる『コウナゴの釘煮』や玉子とじ、かき揚げにするとおいしいですよ」と話す。同店では3月中は生コウナゴの販売も行う。時価で1`c800〜1000円位。
 同店の問い合わせは=電話0593(88)1218=まで。



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