桑名市の寺町通り商店街で先月19日、第2回の「十楽市」が開催された。骨董市やフリーマーケット、各商店のワゴンセール、抽選会など多彩な催しが行われ、多くの人出で賑わった。
全国でも有数の「元気な商店街」として各地から視察が訪れる同商店街は、毎月3と8の付く日に開催される「三八市」で知られる。同市は戦後間もない時期に始まり、鮮度の良い野菜や魚介類、スーパーにも負けない安さなど、独自の魅力を発信して現在も多くの来訪者で賑わいを見せている。なにより「ふれあいのある商店街」の実現に商店街が一丸となって取り組む姿勢が大きな成果につながっている。
同商店街で「十楽市」の計画が持ち上がったのは今年初旬。室町時代の桑名に存在した「十楽(じゅうらく)の津」と呼ばれる自由湊にちなんで、骨董市やフリーマーケットなどを中心に、三八市とは違った魅力の発信と集客を目的に計画を進めてきた。8月に開催した第1回、そして今回の第2回と来訪者の数も増加。高齢者の来訪が目立つ三八市とは違った若年層の来訪も多く見られ、徐々に十楽市の認知も高まっている。「三八市以外にも人に集まってもらえる催しをという狙いで十楽市を計画しました。商店街に隣接するお堀の整備も進み、周辺でゆっくりと時間を過ごせる環境も整いました。商店街の様々な魅力をお知らせして、これまで以上に人々が集う憩いの場となればと願っています」と同商店街の株式会社日永屋・佐藤博之代表。
今後も同市は毎月第3日曜日に開催され、第3回十楽市は今月17日の午前10時から午後4時に予定されている。当日は第16回を迎える「桑名の殿様御台所祭」との同日開催となるため、骨董市は寺町通りに隣接するよつや通り商店街で開催される予定。多くの人出が予想される。
同商店街のホームページはhttp://www3.ocn.ne.jp/~trz/ |