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Home > ローカルみえバックナンバー > 2004.1.22> 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

「食」と「農」で“スロー”な生き方を提唱
「三重スローライフ協会」4月下旬に設立

 11日、津市羽所町のアスト津で「NPO法人三重スローライフ協会」設立へ向けた発起人総会が行われた。同協会では自然との共生の中から生きる知恵を学び、便利さや惰性に流されがちな生き方を見直し、未来の望ましいライフ スタイルを提唱していく。4月下旬をめどにNPO(特定非営利活動)法人の認可を受け始動する。

  発起人総会には、県内の学識経験者、会社社長、団体代表者、県市町村職員、会社員など50人が出席。設立代表者の三重大学生物資源学部・大原興太郎教授が冒頭にあいさつ。利便性に流されない、資源の有効活用に向けた啓蒙活動を誓った。その後、設立趣意書の読み上げ、協会定款の承認、平成16、17年度の事業計画書や事業会計収支予算書の報告があり、発起人メンバーは三重の地で誕生する新しいスローライフ運動に気持ちを新たにしていた。設立後は4月21日に松阪市伊勢寺町にオープンする「農と匠の里ベルファーム」内に活動拠点を置く。
 同会がめざすのは、先人が長い間に積み上げてきた知恵に学びながら、便利さや楽さ、惰性に走りがちな人間の弱い部分を克服し、夢や新しい生き方に向かって協働すること。その中でもイタリアのスローフード運動に見られるように”スロー“な生き方を世界に広めるきっかけになった「食」と「農」に視点を置いて活動をしていく。地域の観光資源となりうる「食」を中心に生産者、企業、消費者が手をつなげたスローライフ運動の波を広げようという考えだ。

写真 設立代表者の大原興太郎三重大教授

 事業内容は1.食農教育、環境教育に関する事業2.地域資源を地域の中で安全に循環させる仕組みづくり、3.地域の農林畜産物やそれらの加工品の企画・開発、販売4.地域の伝統的生活文化を守り育てる事業5.各種業者の地元素材を扱う比率の調査・研究・発信6.地域の観光資源の研究や普及、7.ライフスタイルの提案に関する啓蒙や販売、8.1〜7の項目に関するイベントの実施、9. 1〜8の項目に関する情報誌、出版物、教材などの発行・販売。これら事業の中で三重スローライフ認定制度や三重スローライフ協会のブランド商品を開発したりとユニークなスローライフ運動に早くも期待が高まる。
 同協会では、さまざまな運動や事業を展開していくに当たり、会の趣旨に賛同する人を対象に会員を募集している。正会員(個人)が年会費10000円、法人会員が同30000円、協力会員が3000円。申し込み・問い合わせはモクモク手づくりファーム内「三重スローライフ協会」係=電話0595(43)0909、ファクス0595(43)2100、Eメール info@moku-moku.comまたは三重スローライフ協会事務局・立岡茂さん=090(7854)3831、Eメールtateoka@ar.wakwak.com=まで。
 


 



メッセージ込めた創作劇を披露
四日市の子供たちが2月14日に川越町で

創作劇の出演者

 四日市市を中心に不登校やいじめに悩む親子を支援している市民活動グループ「子どもの居場所を考える会」(原順子代表)は、2月14日、川越町あいあいホールで「第4回ふれあいコンサート」を開催する。
 4回目を迎える今年は、第1部のプロ演奏家を招いてのコンサートに加え、第2部では同会の子供たちによる手作りの創作演劇が披露される。「海岸クリーン大作戦!!」と題して発表されるこの演劇は、北勢地域唯一の干潟である高松海岸を舞台に、環境の悪化で苦しんでいる渡り鳥を子供たちが協力して助け、環境保護の大切さを呼びかける内容。同会の子供たちが経験した不登校やいじめの体験とメッセージも演劇に盛り込まれている。台本を書いたのは同会会員で四日市北高校の前田早織さん(17)。会員の子供たち約20人が参加し、演技と踊りで表現する。「教育・環境問題に関心を持つ人はもちろん、多くの人に見に来てほしい」と呼びかけている。
 第1部ではNHK交響楽団第一コンサートマスターでバイオリニストの篠崎史紀氏が同会の趣旨に賛同して演奏を行う。同コンサートでは2回目の公演。「愛の挨拶」「夢の後に」など世界で活躍する一流の音色を奏でる。
 当日は午後2時開演。全席自由2000円。問い合わせは同会=電話0593(31)0503=まで。


ベルファームが4月21日オープン
松阪牛の企画展や自然環境学習の場に

図は企画展のイメージ

 松阪市が平成9年から、同市伊勢寺町から小阿坂町にまたがる約23bフ敷地で整備を進めてきた農業公園「ベルファーム(農と匠の里)」のオープンが4月21日と決まり、このほどオープニングセレモニーや「松阪牛」をテーマにした企画展など記念イベントが発表された。
 この公園は、もともとあった3つの溜池や里山、田畑などを活用し、自然環境を生かした学習体験ができるのが大きな特徴なっている。主な整備施設は、四季の花が楽しめる「イングリッシュガーデン」、農産加工品や生活工芸品を提供する「匠の館」、地元食材を使った郷土料理が味わえる「食体験館」、約650台収容の駐車場などがある。入場無料だが、「イングリッシュガーデン」は有料になる予定。
 オープニングセレモニーは、21日午前9時30分からメーンゲート付近で、松阪太鼓や松阪消防音楽隊の演奏、テープカットを行う。また、南側駐車場の側面に市民参加のメモリアル陶版を設置するため参加者を募っている。さらに、開演から1カ月間、同園匠の館アートホールで写真パネルや映像で松阪牛を紹介する企画展を開催する。
 メモリアル陶版は、約30m大の板(有料)に誰でも簡単にデザインして作ることができ、ベルファームがこれから自然とともに育っていくことのプロミスプレートとして、開園後も引き続き行っていく。
 ベルファームでは開園最初の大型連休となるゴールデンウィークに「どろんこまつり」「ひまわりの種まきフェス」「ハンカチ染め体験」「春の押し花体験」「タケノコ掘り」など催事プログラムを用意している。
 開園まであと100日となった1月12日から、ベルファーム南側の県道松阪第二環状線通りに面した工事用壁面とJR松阪駅噴水前、松阪市役所市庁舎前にカウントダウンボードを設置した。
 



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