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Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.7.24 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

秋祭り通して街づくり
子ども御輿の中心会場に
鈴鹿・十宮町の八重垣神社修復


鈴鹿市八重垣神社

 鈴鹿市十宮町に祀られている八重垣神社(楠皐禰宜)の秋の例大祭が今年も10月11、12日に営まれる。自治会が加わった 日の「子ども御輿」も3年目を迎えた。御輿を担いで神社から町内を練り歩くことができるため、地元の子どもたちは楽しみにしている。その期待の高まりは、何といっても昨年、氏子の熱意で進められた境内の修復から。老朽化していた鳥居を建て替えて安全性を確保し、境内を子ども御輿の中心的な会場に開放したことが大きな要因だ。このため祭りには町民がこれまで以上に多数参加するようになってきた。正に町民の交流の場として大きく盛り上がってきており、祭りを契機とした街づくりへの期待感も寄せられるまでになっている。

子ども御輿の練り歩き

 八重垣神社は古くから十宮村の氏神を祀った神社で、十の祠(ほこら)があった。文禄3年(一五九四年)に行われた文禄検地によると、十宮村は農家44戸、石高1250石の有数の農耕地域。農民の豊作への願いを八重垣神社の氏神に託していたと思われる。
 十宮は、鈴鹿市役所がある神戸地域の西側に隣接した地域。近年、住宅開発などが進んで急激に人口が増えた。地域内に7自治会があり、旧十宮村に当たる十宮町だけでも約400戸と膨れ上がっている。
 

冊子「八重垣神社と十宮町の歴史」

ただ八重垣神社の氏子は、旧十宮村から永年にわたって居住している約40戸が中心。昔から物心両面にわたって神社を支えてきた。このため秋の例大祭などは氏子の祭祀として営まれてきた経緯があり、新しい町民の参加が難しい状況となっていた。
 一方、十宮町自治会(豊田信吉総代)では、街づくりの一貫として町民がこぞって参加できる秋祭り・子ども御輿を計画。実行委員会(遠藤義光委員長)をつくって、平成13年の秋から子どもに夢を与えるためにも、子ども御輿の練り歩きを開始した。
 ただ子ども御輿の初年度は八重垣神社を使うことができなかった。折れかけていた鳥居が添え木で固定状態となっており、安全面などに問題があったらからだ。
 このため八重垣神社の氏子(古市悦雄総代)有志が神社の修復に乗り出した。昨年9月には、鳥居を一新したほか手水舎も新たに建立。昨年の秋の例大祭から子ども御輿に境内を開放した。そして神社と町の歴史をまとめた冊子「八重垣神社と十宮町の歴史」も発行、歴史を生かした街づくりの一助として活用している。
 今年の子ども御輿は11日の昼ごろに神社に集合。お祓いを受けた後、子ども御輿2基を子どもたちが担いで、町内を練り歩き神社に戻ってくる。近くの宮ノ前自治会の子どもたちも参加して総勢150人前後になる予定。夜は神社の境内に子供会の屋台が出るほか、ゲームも催して町民の触れ合いの場として楽しむことにしている。
【写真上】立派に建て替えられた八重垣神社の鳥居



「環境保全」への体感子どもたちに提供
鈴鹿山麓リサーチパーク
31日・8月1日フェア開催


 

昨年の「ちびっこエコ王国大会」

 県は、環境保全活動への参加と体験の場を設置し、次世代を担う子どもに未来への希望を育て、自ら考える機会を提供する「こどもかんきょう体感フェア2003」を、31日・8月1日の2日間、四日市市桜町の鈴鹿山麓リサーチパークで開催する。

「こどもかんきょう体感フェア2003」のチラシ


 今回のフェアは、例年行われてきた「環境フェア」から「リーディング産業展」を分離し、代わりに「Mieちびっこエコ王国大会」と「子ども科学体験教室」を同時に行うなど様相を一新する。
 子供たちが自ら体験して楽しめるブースを、NPOや関係団体、企業、行政が各々準備。牛乳パックの紙すきや、ネイチャークラフト教室、生ごみの堆肥づくりなどの「環境体験ゾーン」や、ソーラーカーの展示と試乗ができる「低公害車体感ゾーン」や「科学体験教室」などの71ブースが軒を連ねる。
 また、子供たちの主体的参加を促す「エコマネー」の導入や、ゴミ袋を渡し各自ゴミを持ち帰ってもらう「エコイベントシステム」の適用、段差の解消や車椅子の貸し出し、ノンステップ型シャトルバスなどのユニバーサルデザインへの配慮など、様々な工夫を凝らした。
 「子供だけでなく大人も楽しめる企画だと思います。見るだけではなく実際に体験してもらう事で、将来子どもたちが環境について考える手助けとなれば」と、主催する県環境部環境創造活動チーム主幹の寺田卓二さんは話している。
 飲食スペースは設けず、弁当と水筒の持参を呼び掛けている。また駐車スペースの数が限られているため、シャトルバスや公共交通機関の利用が便利。
 31日は午前10時から午後5時、8月1日は同時刻から午後4時まで。入場無料。問い合わせは、同チーム=電話059(224)2316=まで。
【写真キャプション】昨年のちびっこエコ王国大会



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