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「とっときみそ」は飯高町産業振興センターが作る地場産品の一つ。『とっとき』とは飯高町の方言で『とっておき』の意味。製法も飯高町に古くから伝わる製法にこだわった、手作りの味で人気が高い名品だ。
飯高町は平成5年、地場産品で町おこしを図ろうと、地元の企業「有限会社飯高物産」の協力を得て特産品の開発を開始。「とっときみそ」はその特産品の中の一つ。飯高町産業振興センター指導員の上村公平さん(60)が中心となって味噌の製造に取り組み、まず愛知、岐阜、和歌山県など、近県の味噌作りの視察を行った。しかし、飯高の土地に合う製法はなかなか見つからず、「何とか飯高ならではの味噌を造ることができないか」と悩んでいたある日、地元飯高の伝統的な味噌作りの製法があることを知った。
元来、味噌は米麹と大豆を一緒に発酵させて熟成する製法が一般的だが、飯高に伝わる製法は米麹と大豆を別々に発酵させてから混ぜ合わせる。一年間毎日丁寧にかき混ぜて、空気と触れることによって熟成され味噌となる。
製造担当の殿林トシ子さんは「独特の香りと甘みが特徴で、『この味噌はダシが入っているのか』と勘違いされる人までいます。味噌は毎日食べるものなので、材料も厳選しており、塩は
『赤穂の塩』を使っています」と語る。
「ゆず味噌」、「生姜味噌」、「山椒味噌」もあり、値段は800入りで500円。飯高町内の「道の駅飯高駅」、「ホテルスメール」、伊勢神宮内宮前の「おかげ横丁」内で販売。通信販売も行っている。問い合わせは飯高町産業振興センター=電話0598(46)0822=まで。インターネットでの注文はhttp://www.e-taka.net/まで。
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