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Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.6.12 > 2面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【2面】

全く臭わない養鶏
松幸農産が画期的事業


全く臭わない養鶏

 農家の田んぼを借りて大規模農業を展開するなどユニークな事業で注目されている有限会社松幸農産(本社・伊勢市川端町、松田丈輔代表取締役)は、多気郡明和町前野里中の同社オペレーションセンター農場で、自然養鶏を始めた。従来の近代養鶏と決別し、また従来の平飼い養鶏をさらに進化させた自然養鶏だ。鶏舎に敷いたワラに含ませた微生物が糞を分解し、臭いが全くしないのが特徴。随時、見学者を受け入れ、産卵が見込まれる8月から卵を販売する。
 松田代表取締役はまだ31歳という若さ。米の生産で出るワラ、モミ、米ぬかなどを有効に活用できないかと思案の結果、たどりついたのがこの養鶏だ。
 知人の薦めで、先進的な群馬県内の平飼いの養鶏を見学。「これだ」と直感し、早速この養鶏を取り入れようと思案したが、「相当難しい」ことが分かり、同農場の農場長・高瀬宏一さん(42)を同社に迎え入れた。

松幸農産

 高瀬さんは、沖縄のヤマハリゾートの農場に勤めていた際、EM菌で知られる琉球大学の比嘉照夫教授の教えを受け、有用微生物を活用した養鶏に取り組んでいる。
 松幸農産では、鶏舎を3.6b×8.1bの広さに仕切り、床に微生物を含ませたワラを約7aの厚さに敷き詰め、その中に鶏を120羽放し飼いにしている。
 鶏の糞は、ワラの中に紛れ込み、ワラに含まれた微生物がたちまち糞を分解するため、床には糞がほとんど見当たらない。ワラの上に座っても服が汚れないほど、さらりと乾燥している。
 この不思議な働きをしているのが、地元の培養土や鶏の糞などから培養した微生物群。そして、鶏の生命力を最大限に発揮させる日々の研鑽飼育である。「人が卵を作るのではなく、鶏から卵を頂ける」という原点に徹している。
 このほか、鶏に飲ませる水は、滝のように高いところから麦飯石の上に落としてミネラル分を含ませる、鶏舎の屋根を丸くして内部の空気の流れをつくる、太陽の光を取り込むなど、できだけ自然に近い環境を作り出しているため、鶏にストレスを与えず、ほとんど鳴くことがなく喧嘩もしないという。
 松幸農産では現在、3棟の鶏舎で約2000羽を飼育しており、高瀬さんは「鶏の生態や自然の摂理に従うことが大切」と話している。
 問い合わせは同社=電話0596(55)3578=まで。



老舗レストランが一新 ハチミツなど健康食品も販売
津市の「カフェ・ハクボタン」

津市の「カフェ・ハクボタン」
津市の「カフェ・ハクボタン」
津市の「カフェ・ハクボタン」

 津市東丸之内の老舗喫茶レストラン「ハクボタン」が、このほどリニューアルオープンした。
 場所をハクボタンビルの2階から1階に移し、「カフェ・ハクボタン」として新たなスタートを切った同店は、株式会社ハクボタン社長の鯉江盈(みつる)さんの姪夫妻が経営する株式会社ケンドールハウス(ポール・レズリー・ケンドール社長)が、テナントという形で運営。
 ニュージーランド産のパイン材を使用した店内は、明るく開放的な造り。カウンター6席に7つのテーブルは、馴染み客や女性客で賑わいをみせている。
 おすすめメニューは、ニュージーランド産のハチミツを使用したトースト、ヨーグルトにコーヒーが付くモーニングの「ニュージーランドセット」(400円)。その日により献立が多彩に変わる「気まぐれDON(丼)」(600円・ビーフストロガノフ、チキン照焼など)、や「気まぐれパスタ」(600円・ボンゴレ、カルボナーラなど)、「気まぐれサンド」(500円〜・ミックス、ホットドックなど)。「気まぐれ〜」から好きな一品を選ぶ「本日のランチ」は700円。ケーキセット(550円)もある。
 また、フロア続きになっている隣は、ニュージーランドの商品を販売している「リアル・ニュージーランド」という店。ハチミツやプロポリスなど健康食品やハンドメイドの限定テディ・ベア、カラフルなバッグ・ポーチなどのグッズが並んでいる。中でもニュージーランドにしか自生していない「マヌカ」という花のハチミツはおすすめ。「他のハチミツには見られない抗菌化合物を含んでいますので、健康維持にいいですよ」と、ケンドール社長夫人で店長の緑さん。
 営業時間は午前8時30分から午後7時まで。日祝定休。問い合わせは同店=電話059(228)0022=まで。



平和の行進「ピースリレー」
14日に三重県入り

 日本生活協同組合連合会が全国の生協に呼びかけ、5月7日に東京を出発した「ピースリレー2003〜平和の想いを全国からヒロシマ・ナガサキへ」は、いよいよ14日(土)に三重県に入る。
 このイベントは生協組合員や市民らが街中を行進しながら核兵器、戦争、貧困、飢餓、人種や宗教などによる差別や争いのない平和な世界と生活を広く呼びかけているもので例年行われている。ピースリレー期間中には、全国各地で行進によるアピールや、平和の集い、原爆パネル展、映画会、コンサート、交流会など多彩な活動が行われている。
 当日は、三重県生協連・ピースリレー2003実行委員会の主催で、津お城西公園を会場に正午から午後3時20分頃までの時間で開催。岐阜県からの生協行進者との引継ぎ集会、笠木透ミニコンサートの後、午後2時半頃から県庁へ向かって、国民平和大行進団、三重県原爆被災者の会の人たちと合同の平和行進を行い、県庁で3団体連名による平和の要請書を渡すことになっている。
 また、翌15日(日)には、生協コープみえ・伊賀地域生協の企画で、名張市役所を会場にユニセフ三重友の会との共同イベントと平和行進が行われ、桑名市九華公園周辺では三重県原爆被災者の会 桑名・四日市支部、桑名医生協、四日市医生協、生協コープみえの合同企画でウォークラリーなど各種イベントを実施する。
 問い合わせは、三重県生協連=電話059(228)9913=まで。



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