ローカルみえ
 
HOME
社会 ビジネス グルメ 文化・生活 健康 お出かけ
朝日新聞の姉妹紙
ローカルみえ
ローカルみえは2000年10月12月号〜2007年7月27日号(統合版)まで発行
SANSANは2000年10月5日号〜2004年9月2日号まで発行
オンラインショップ
 
 
 
 
よっかいちタウン情報-まつさかタウン情報
   
RAKU
統合版(2004.11以降)
ローカルみえ
さんさん
RAKU
防災特集
   
広告掲載について
お問い合わせ
ローカル三重概要
会社概要
著作権とリンクについて
リンク集
メール
 
 
Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.5.22 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

資源循環型の地域づくりへ
生ごみ堆肥化  事業化施設、近く建設
安濃町のグリーンハウス協組


安濃町のグリーンハウス協組

 地域ぐるみのリサイクル運動として2年前から、民間の「グリーンハウス協同組合」(石川博一理事長、組合員5社)と安濃町が協働して行っている発酵パレットを使った「生ごみ堆肥化実証実験」。資源循環型社会と地域循環型経済の構築に向けた取り組みで、家庭や事業所から排出された生ごみを堆肥化し、その堆肥を使った健康的で安全な農作物づくりや、ごみの減量化を地域が一体となって進める事業だ。2年間の実験を踏まえて、いよいよ来夏には有機廃棄物処理事業として稼働させる。2000個のパレットを備えた本格的な「パレット式たい肥センター安濃」を、安濃工業団地内につくるため、既に造成工事に着手。今秋にはたい肥センターの工場建設に入る。

【写真上】パレットで生ごみを発酵させた堆肥実験


安濃町のグリーンハウス協組
安濃町のグリーンハウス協組
安濃町のグリーンハウス協組

この取り組みの事業主体はグリーンハウス協同組合。平成3年にイシカワキカイなど、この地域の異業種企業5社で設立して有機質土壌・堆肥の製造・販売や堆肥化プラントの設計・施工などを手掛けている。平成8年には病虫害の原因となる土壌病害を防ぎ無農薬・省農薬栽培が可能な菌体肥料と、高速発酵分解タイプ生ごみ処理機「グリーンサポート」を開発した。
 ただ、いい堆肥をつくるには家庭の生ごみだけでは成分的にも不十分であることが判明。事業所から排出される農業・畜産・漁業・食品など産業廃棄物も混ぜてつくる必要性を痛感した。それには地域を巻き込んで取り組まなければ成功しないことも分かり、その社会システムづくりと核となる地域センターの必要性を訴え続けてきた。
 これら一連の取り組みに安濃町が賛同。循環型社会の構築に向けて、平成13年度から協働して生ごみ堆肥化実証実験を開始した。町有地に生ごみ堆肥化実証プラントを建設し、新たに開発した発酵パレットの実験を積み重ねている。家庭から出る生ごみを集めるために、町内の小学校4校・中学校1校と内多地区には生ごみ処理機を設置。平尾・清水ヶ丘両自治会にはリサイクルカートも備えて地域ぐるみで対応している。
 2年間の実証実験によりほぼ事業化のメドが立ったことから、このほど本格的な稼働へ踏み切ることになった。安濃工業団地内に今年10月着工する「パレット式たい肥センター安濃」は長さ100b以上、高さ15b以上の大規模な工場になる。その工場には鋼鉄製の発酵パレットを2000個備える。地域内の有機廃棄物を日量30トン受け入れて良質な堆肥を生産する。
 パレットは縦・横が各1・58b、高さが1b。約半年間かけて1個で約500`の堆肥をつくる。まず水分調整しながら何回かパレットを反転させ、7週間かけて発酵を促す。その後、温度を75度までに上げて10日間発酵させる。更に 〜150日かけて熟成し完全に分解発酵させてつくり上げる。じっくり半年間かけてつくった堆肥は高密度に菌体化し、水に漬けても腐敗せず抗菌力が抜群。この堆肥を使えば無農薬・減農薬栽培ができ、味もよい農産物ができるという。
 パレット式たい肥センター安濃は来年7月に稼働予定。グリーンハウス協同組合が運営母体となって周辺市町村の協力も得る予定。地域循環型の社会構築と併せて、この堆肥を使って「おいしくて安全な農産物のブランド品を生み出したい」(石川理事長)という。問い合わせは同協同組合=電話059(268)3425、所在地・安濃町阿部232・1=まで。

【写真】上から、発酵パレット実証プラント、内多地区の生ごみ集積所、出来上がった堆肥



ケアハウスで優しい音色の胡弓教室
6月8日には体験会も
久居の「かざはや苑」

胡弓教室

 久居市戸木町のケアハウス「かざはや苑」(伊藤重行理事長)は、今春から胡弓教室=写真=をはじめた。練習日の第2、4金曜日の夕方になると、二胡(胡弓)の優しく深い音色が苑内のホールに響き渡り、入居しているお年寄りにも好評だ。
 現在、生徒は久居市内の15人を中心に約 人で、ほとんどが初心者。みな、胡弓のしらべに魅せられた人たちばかり。
 指導しているのは18歳でプロの二胡奏者としてデビューした中国遼寧省出身の張濱(チャン・ビン)さん(34)。中国国立南京前線歌舞劇団のソリストとして活躍し、平成4年に来日。名古屋芸術大学卒業、愛知県立芸術大学大学院で作曲を学び、その後は東海地方を中心にコンサート活動や胡弓指導をしている。名古屋の各テレビ・ラジオ番組にも多数出演。美しい日本の名曲を情感たっぷりに演奏する姿を見て二胡を好きになった人も多い。
 個人指導を除けば、三重県内での教室の開催は張さんにとって初めてのこと。そもそも施設の入居者から胡弓を習ったり、演奏を聴く機会を設けてほしいとの要望があり、胡弓の音色は音楽療法的にも有効とのことではじめた。
 「二本の弦を空中で浮いたままの状態で押さえる二胡は、微妙な指の力加減で音程が変化して難しいといいますが、3カ月もすれば簡単な曲は引けるようになります。後は努力次第」と張さん。
 6月8日(日)には、同苑で二胡体験会が午後1時30分から3時まで行われる。「初心者、経験者を問いません。胡弓に興味のある方はぜひ、来てください」
 問い合わせは、チャン・ビン音楽企画=電話052(772)3611、ファクス052(772)3612=まで。


広告掲載についてお問い合わせローカル三重概要会社概要著作権とリンクについてリンク集│
Copyright 2003 Local Mie. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.