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伊勢市側から峠をめざす場合は、内宮宇治橋前の広場から12号線へと入っていく。五十鈴川に沿って神宮林を縫うように進んでいくと、ジョギングや森林浴をする人もちらほら。道端で湧き水を汲む人たちの順番待ちの光景もみえる。
高麗広といわれる静かな集落を過ぎるといよいよ九十九折れの峠道。「車道幅1・8b、大型車通行不能」の標識があるので注意。道は薄暗くカーブミラーもないので対向車に気を使い慎重に運転したい。
内宮から約35分で切通の道へ。ここが剣峠だ。清々しい木々の緑の向こうに薄藍の五ヶ所湾が浮かんだように佇んでいる。
峠には野口雨情の詩碑がある。ここで熊野灘を見た文人の多くが作品にその思いを綴っているという。
伊勢市と南勢町を結ぶ県道12号(伊勢南勢線)の山越えになるのが「剣峠」(標高330b)。この道路は五ヶ所街道とも呼ばれ、明治23年に伊勢へ通じる近道として造られた。古くから神宮参拝者や伊勢への行商にと利用されてきた。
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【写真】
峠の切通を越える、自転車ツーリングする人たち |
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