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伊勢湾岸沿いの浜で捕れる貝は、アサリ、ハマグリ、バカ貝、マテガイ、トリガイなどが主なもの。しかし、どの浜でも必ず捕れるものでもなく、よく捕れる浜とあまり捕れない浜があり、また、その年によっても違ってくる。場所によっては、有料の個所もあるので要注意。
潮干狩りに適しているのは、潮がよく引く大潮の昼ごろ。浜が広くなり、潮干狩りができる時間も長くなる。これからの大潮は、4月16日から21日ごろ、4月
日から5月6日ごろ、5月14日から20日ごろだ。
最近、「貝がたくさん捕れて無料」なことから人気が高いのが明和町の下御糸と大淀海岸。潮干狩りが大好きという明和町観光協会事務局長の三宅括さん(52)に、貝の上手な捕り方や注意事項を聞いてみた。
用意する道具は、小さな熊手とバケツ。取った貝はバケツに入れ、海水を張っておけば、貝が砂を吐いてくれる。しかし、潮干狩りをしている最中は、網袋のほうが便利だという。また、貝殻などで足を切った場合のために消毒薬や絆創膏も用意した方がよいようだ。
さあ、それでは潮干狩りを始めよう。浜で一番よく捕れるのがアサリだ。そのアサリが見つけやすいのは、きれいな白い砂のところではなく、川の近くの養分の多い個所だ。一個見つかれば、その辺りに数個固まっているという。膝まで海水に浸かるところではトリ貝やバカ貝がたくさん捕れ、河口に近いところではシジミが捕れる。バカ貝は年によっては爆発的に発生し、びっくりするほど捕れることもある。
また、津市の御殿場海岸も潮干狩りの名所として名高い。ここも潮干狩りは無料だが、着替えたりくつろいだりするため、浜茶屋を利用する人も多い。利用料金は一人500円。浜に貝が少なくなると、浜茶屋の組合が貝を放流するので、比較的に安定して貝が捕れる。また、団体客用にその浜茶屋が貝を撒くこともあり、その場所は浜茶屋利用者だけの専用区域となる。
浜茶屋「みよし休憩所」の土田功佐子さん(55)によると、御殿場ではアサリ、ハマグリ、バカ貝、ドンビのほかマテガイもよく採れるという。
マテガイの捕り方は、鍬で砂を数}の深さにサッと取り除き、1〜1・5}の楕円形の穴を見つけ、そこに塩を入れて、十秒ほど待つと穴からマテガイが顔を出す。タイミングを見計らって素早くつかむのがおもしろく、病みつきになるほどだ。ペットボトルに海水を入れて持ち帰ると、貝の砂出しに役立つという。
このほか香良洲町の香良洲海岸、三雲町の五主海岸はいずれも有料(500円)で、松阪市の松名瀬海岸は5月3、4、5日の3日間のみ有料(500円)になる。また、各漁協で禁漁区などを定めているところもあり、堤防や浜の看板などに注意が必要。
☆潮干狩りで捕れる主な貝
【写真キャプション】
左:アサリ、中:バカ貝、右:ハマグリ
【写真キャプション】
マテガイの取り方
@鍬で砂をさっと軽く取り除く
Aその表面に出来た楕円形の穴に塩をふり落とす
Bしばらくしてマテガイが顔を出したところを、素早くつかみ取る
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