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Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.3.27 > 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

「十楽」
伝統の煎餅と千羽鶴
桑名市の「たがねや」


桑名市の「たがねや」

 「たがね」はもち米とうるち米の生地を小判にかたどった厚焼きの煎餅で、130年にわたり桑名で親しまれている米菓。明治5年に創業者平賀濱吉が屋号「平濱」として桑名城下町で売ったのがはじまりで、戦後に櫛形の薄焼も登場した。その後屋号を「たがねや」と改め、現在は5代目の伊藤巧さんが初代からの味を守り継いでいる。
 工場では無添加の素材を一枚一枚炭火で焼き、桑名の底引たまり醤油で味付けするなど、今なおすべて手作業。こんがりと焦げ目がつき、手焼きならではの素朴な味わいが評判だ。昨年暮れからは「たがね」に桑名伝統の「桑名の千羽鶴」をつけ、当地で発展した自由都市 ”十楽(じゅうらく)の津“にちなんで命名した「十楽」(2000円)を販売。「桑名の千羽鶴」は切り込みを入れた1枚の紙で作る2羽の鶴で、こちらもこの地に大変ゆかりがある手工芸品だ。江戸時代、桑名城下町の長円寺住職・魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)により日本で初めて千羽鶴が考案され、その折り方は桑名市の無形文化財に指定されている。

桑名市の「たがねや」

 「先代のころから慶事用に紅白の千羽鶴を入れていましたが、伝統ある折鶴をもっとアピールしようと桑名物産振興協会のアドバイスのもと新たに展開。伝統を通して手づくりの良さを守り伝えるきっかけになればと思います」と伊藤さんは思い入れを語る。
 4月からは焼き立てのたがね(缶入り3000円)の予約販売も開始。営業時間は午前9時から午後7時。木曜定休。問い合わせは同店=電話0594(22)2828=まで。



花と緑で彩りを演出
桑名の「ラ・フレール ヌーボー」

桑名の「ラ・フレール ヌーボー」

 コンクリートのモダンな外装が目を引く「ラ・フレール ヌーボー」(佐藤志津代表)は、瀟洒(しょうしゃ)な佇まいが印象的なフラワーショップ。”花で素敵な空間を提案“というコンセプトで開業してから10数年、店では花や観葉植物などギフトをメインに提供している。
 ファクス受注票を用意しているので遠方からの注文も多く、メッセージカードのアドバイスも柔軟に対応。「ギフトは誕生日やお祝いなど、用途を詳しくお聞きします。いかにして喜んでもらえるか相談しながら、予算内で効果的なプレゼントをお作りしますよ」と話すのはフラワーコーディネーターの佐藤さん。
 さらに、パーティーからウエディング、ハウジングなどのフラワーコーディネートも展開。状況を把握してイメージに最もあった素材を選択、ニーズに基づいたアレンジには定評がある。
 「ロケーションにあった色やデザインを施すことで、景観がいっそう際立ちますね。ご家庭でもお花をあしらえば、たちまち美しい空間を創り出します」。佐藤さんのライフワークである作品の数々は、絵画やオブジェを思わせるほど個性色豊か。スタンダードな作品はしなやかで、女性ならではの感性がうかがえる。
 ショップ3階では第2木曜、第3水曜、第3土曜にアレンジメントの教室を開催し、個人宅のアレンジも3000円から承るとのこと。営業時間午前9時〜午後6時半。日曜定休(予約のみ午前受付)。問い合わせは同店=電話0594(21)8787=まで。



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