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Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.3.13 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

観光客増大へ期待大
パールロード本浦〜的矢間 記念イベントも盛大に


パールロード本浦〜的矢間

 鳥羽市から風光明媚な海岸線を走って志摩に向かう有料道路「パールロード」の鳥羽〜的矢(磯部町)間が4月1日から無料化される。道路を管理する県道路公社の事業満了(30年)に伴うもので、周辺住民は生活道路としてさらに積極活用できるとともに、観光業者は観光客増加に好影響を与えるものと期待し、盛大な記念イベントを計画している。

 イベントは、その昔、伊勢志摩を訪れたと伝えられる「やまと姫」にちなみ「やまと姫、ふたたび」と名付けられ、3月31 日午後6時半から前夜祭。本浦料金所で豆まき、麻生浦大橋で提灯行列と若者による火矢を射る行事、鳥羽展望台で地元歌手やバンドによるステージ、海鮮鍋の振る舞いなどが行われる。
 4月1日は午前10時、的矢料金所から鳥羽展望台まで真珠婚パレードや鯨みこしパレードを行った後、鳥羽展望台で磯部太鼓や九鬼水軍太鼓、鳥羽物語や的矢音頭などの踊りなどが披露され、ヘリコプターの祝賀飛行でイベントを盛り上げる。同所ではまた、海鮮市場や海鮮鍋の振る舞いもある。
 さらに5、6の両日、磯部町恵利原の家建茶屋で、天の岩戸の名水を使って立てたお茶と茶菓子、さわ餅の無料振る舞い。6月1日午前11時から、鳥羽展望台周辺で、神宮に奉納するアワビを採る祭典「御潜神事(みかずき神事)」を133年ぶりに再現。同所で海産物の販売や海鮮鍋の振る舞い、午後7時からはかがり火を焚いた漁船や花火などの「やまと姫御船巡行」を行う。さらに7月21日には磯部町の「道の駅伊勢志摩」で、ウナギとアッパ貝をメイン食材にした格安バーベキューフェスタを開催する。
 パールロードは、鳥羽市今浦から阿児町鵜方までの23・8|~を、雄大な太平洋と美しいリアス式海岸を眺めながら走れる観光道路。また、鳥羽市の安楽島や今浦から本浦、石鏡、国崎、相差地区へ行くには、パールロードの「麻生浦大橋」を通ると、非常に便利なことから生活道路としても大いに利用されている。
 鳥羽市本浦から磯部町的矢までの一期工事(18・3`)は、昭和48年4月1日から共用開始。的矢から阿児町鵜方までの5・5|は同51年7月1日に共用を開始した。
 鳥羽市の本浦、石鏡など地域住民には無料パスが配布されていたものの、それ以外の地域の人が観光、商用などで訪れるには、通行料金が徴収されており、同地域活性化にために無料化が待ち望まれていた。
 また、道路沿線には、漁村の生活や漁業資料を集めた「海の博物館」、海洋療法で知られる「タラサ志摩」、美術館「志摩ミュージアム」、ゴルフ場などのほか、新鮮な魚介類料理が食べられるホテルや旅館、民宿が数多く建ち並んでいる。
 鳥羽市浦村町にある「海の博物館」の石原義剛館長は「パールロードが志摩半島の先端部を海に沿って走る、すばらしい景観に加え、深い歴史のある日本一のドライブウエイであることは意外に知られてきませんでした。さらにうまい魚食と温泉と釣りや磯遊びの楽しめる『ゆったり憩いエリア』として、無料化後は、三重県民の休息地になることと期待しています」とコメントしている。
 現在の通行料は、普通車の場合、本浦・的矢間830円(無料化区間)、的矢・鵜方間520円、本浦・鵜方1350円。問い合わせは鳥羽商工会議所内のイベント事務局=電話0599(25)2751=まで。



蓮池さんら支援へ
桑名市のブルーリボン着用
市民に輪広がる

桑名市のブルーリボン着用

 新潟県柏崎市との交流が縁で、昨年末から桑名市が支援活動として始めている「ブルーリボン着用運動」=写真。「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に拉致された日本人を救出する市民ネットワーク」の提唱により新潟県などを中心に全国に広がっている運動だ。桑名市では柏崎市の蓮池薫さんらが被害者となっていることから、この拉致事件が解決するまで、まず市幹部と市議会議員からと、支援のシンボルのブルーリボンを胸に付けてスタートさせた。そして市役所や地区市民センター7カ所でも、募金や署名活動を多くの市民を巻き込んで進めており、支援の輪が広がっている。
 桑名市のブルーリボン着用運動は昨年11月、柏崎市の西川正純市長ら市民代表31人が桑名市を訪れた際、話題となったのがきっかけ。翌月には柏崎市から送られたリボンを元に、市幹部らが胸に付けて支援活動を始めた。
 市の市民活動支援室が窓口となり、市役所1階のエレベーター前や、地区市民センターに募金箱と署名簿を設置。市職員の協力も得てリボン600本も手作りした。市民に訴えながら本格的な支援活動として進めている。その広がりの中で、市民の手芸グループなどが独自に募金を集め、蓮池さんを見舞ってもいる。
 2月15日現在で署名342人、募金6万6003円が集まっている。3月いっぱいでひとまず区切って、募金などを贈ることにしている。
 桑名市と柏崎市の縁は、宝永7年(1710)に桑名藩7代藩主・松平定重が柏崎に移封した際、柏崎が桑名藩の領地となったことから始まる。桑名藩の当時の分限帳(職員録、給料表)には、蓮池姓の武士の名前もあり、蓮池薫さんの先祖が桑名にいた可能性もあるようだ。



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