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鳥羽市から風光明媚な海岸線を走って志摩に向かう有料道路「パールロード」の鳥羽〜的矢(磯部町)間が4月1日から無料化される。道路を管理する県道路公社の事業満了(30年)に伴うもので、周辺住民は生活道路としてさらに積極活用できるとともに、観光業者は観光客増加に好影響を与えるものと期待し、盛大な記念イベントを計画している。
イベントは、その昔、伊勢志摩を訪れたと伝えられる「やまと姫」にちなみ「やまと姫、ふたたび」と名付けられ、3月31 日午後6時半から前夜祭。本浦料金所で豆まき、麻生浦大橋で提灯行列と若者による火矢を射る行事、鳥羽展望台で地元歌手やバンドによるステージ、海鮮鍋の振る舞いなどが行われる。
4月1日は午前10時、的矢料金所から鳥羽展望台まで真珠婚パレードや鯨みこしパレードを行った後、鳥羽展望台で磯部太鼓や九鬼水軍太鼓、鳥羽物語や的矢音頭などの踊りなどが披露され、ヘリコプターの祝賀飛行でイベントを盛り上げる。同所ではまた、海鮮市場や海鮮鍋の振る舞いもある。
さらに5、6の両日、磯部町恵利原の家建茶屋で、天の岩戸の名水を使って立てたお茶と茶菓子、さわ餅の無料振る舞い。6月1日午前11時から、鳥羽展望台周辺で、神宮に奉納するアワビを採る祭典「御潜神事(みかずき神事)」を133年ぶりに再現。同所で海産物の販売や海鮮鍋の振る舞い、午後7時からはかがり火を焚いた漁船や花火などの「やまと姫御船巡行」を行う。さらに7月21日には磯部町の「道の駅伊勢志摩」で、ウナギとアッパ貝をメイン食材にした格安バーベキューフェスタを開催する。
パールロードは、鳥羽市今浦から阿児町鵜方までの23・8|~を、雄大な太平洋と美しいリアス式海岸を眺めながら走れる観光道路。また、鳥羽市の安楽島や今浦から本浦、石鏡、国崎、相差地区へ行くには、パールロードの「麻生浦大橋」を通ると、非常に便利なことから生活道路としても大いに利用されている。
鳥羽市本浦から磯部町的矢までの一期工事(18・3`)は、昭和48年4月1日から共用開始。的矢から阿児町鵜方までの5・5|は同51年7月1日に共用を開始した。
鳥羽市の本浦、石鏡など地域住民には無料パスが配布されていたものの、それ以外の地域の人が観光、商用などで訪れるには、通行料金が徴収されており、同地域活性化にために無料化が待ち望まれていた。
また、道路沿線には、漁村の生活や漁業資料を集めた「海の博物館」、海洋療法で知られる「タラサ志摩」、美術館「志摩ミュージアム」、ゴルフ場などのほか、新鮮な魚介類料理が食べられるホテルや旅館、民宿が数多く建ち並んでいる。
鳥羽市浦村町にある「海の博物館」の石原義剛館長は「パールロードが志摩半島の先端部を海に沿って走る、すばらしい景観に加え、深い歴史のある日本一のドライブウエイであることは意外に知られてきませんでした。さらにうまい魚食と温泉と釣りや磯遊びの楽しめる『ゆったり憩いエリア』として、無料化後は、三重県民の休息地になることと期待しています」とコメントしている。
現在の通行料は、普通車の場合、本浦・的矢間830円(無料化区間)、的矢・鵜方間520円、本浦・鵜方1350円。問い合わせは鳥羽商工会議所内のイベント事務局=電話0599(25)2751=まで。
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