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どこの家庭にも必ずある食卓の常備品「ごま」。煎りごま、すりごま、ごま油から練りごまと、ごま製品を一手に取り扱うのが、創業明治19年の老舗、九鬼産業株式会社(四日市市尾上町11
九鬼祥夫社長)。
主力商品の「太白純正胡麻油」、「深煎りいりごま」、「純ねりごま」などをはじめとする同社製品の大きな特長は、製造工程において溶剤(ヘキサン)やアルカリなどの添加物を使用せず、脱酸・脱色などの精製工程もない、全くの物理的な方法で製造されていること。ごま油は焙煎してから圧搾機にかけられその後、濾過とタンクでの静置を何度も繰り返し、約3週間で製品になる。いりごま、ねりごまも、製造過程において何度も選別機をくぐり、品質の一定した商品になっていく。
他の植物油と違い、ごま油は、その風味・香味を賞味する油だけに、酸化防止剤や食品添加物をいっさい使わない、手間を惜しまない製造法がベストといわれている。その意味でも創業以来、製法を変えない同社は、消費者の視点にも立った事業展開をしているといえる。また、輸入された原料のサンプル段階での残留農薬のチェックも同社では15年前からすでに行っている。
平成11年には、品質保証の国際規格ISO9001も取得し、昨年10月には、精製と静置・保存用のタンクを新設、最近の健康ブームの中、着実に需要が増えつつある同社製品への期待がさらに高まる。問い合わせは同社=電話0593(52)7541=まで。
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