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Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.12.25 > 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

【開店・開業】
お伊勢参りの疲れを癒す甘味処
「益屋茶房」がおかげ横丁に

甘味処「益屋茶房」

 伊勢市内宮前の「おかげ横丁」内に今月15日、甘味処「益屋茶房」が誕生した。
 「おにぎりせんべい」で有名な株式会社マスヤグループは、和菓子の生産でも有名な県内有数の企業。小俣町の同社内で自社製品を取り扱う「益屋種次郎商店」の流れを汲み、「おかげ横丁」の協力で新店舗を出店した。
 店舗は木造平屋建ての町屋を思わせる造りになっており、店内は五十鈴川を真正面に眺める朱塗りのカウンター席をはじめ、囲炉裏を囲むお座席など、ゆっくりとくつろげる空間になっている。

甘味処「益屋茶房」の和菓子

 お品書きは定番の「ますやぜんざい(500円)」や「ますやあんみつ(550円)」などの甘味が充実しており、15種類の甘味や和菓子、飲み物を自由に3品組み合わせことのできる「ぷち・チョイスセット(700円)」もある。また、「伊勢芋麦とろろ(950円)」、「かやく伊勢うどん(650円)」など、伊勢特産の食材を使った食事も楽しめる。
 店内のメニューはいずれも県の伝統工芸品である万古焼の器に盛りつけられ、訪れる客へのもてなしに一役買っている。株式会社マスヤグループのひとつで同店を経営する株式会社益屋本店、取締役・開発事業部長の時岡亨さんは「甘味と共にお出しするお茶も、大台町産の益屋茶房特選の煎茶を使っています。地場の食材や食器を使うことにより、観光客の方だけでなく、地元の方にも愛される店づくりを目指してゆきたい」と語る。

甘味処「益屋茶房」の地図

 その他、同店ではお土産に同社製造のおかき・煎餅も販売。店先では、みたらし団子(しょうゆ・黒蜜味、各80円)の店頭販売も行っている。

  営業時間は午前9時30分から午後5時(4〜9月は午後6時まで)。年中無休。問い合わせは同店=電話0596(23)9002=まで。



【気になるお店】
パンクフリーク必見の店
四日市の「VORTEX」

VORTEX 店内

 黒いエントランスが印象的な「VORTEX(ボーテックス)」(坂圭以子代表)は、四日市でもレアなパンク、ロックファッションを扱うショップ。2年前に鵜森公園のほど近くに店を構えて以来、ティーンはもちろん40代、50代まで幅広いリピーターに支持されている。
 店内にはキャップからトップス、靴までおびただしい数のアイテムが並べられ、メンズ、レディースともにパンク一色。Tシャツは2900円からそろい、レザーのリストバンドやニット帽、キャスケット、ベルトにシルバーアクセまで小物の類も種類豊富。

VOTRTEX外観

 「70年代、80年代のイギリスが好き」と話す坂さんは、無類のパンク好き。オープン前後には商品入荷のため実際にイギリスまで足を運び、当時のビデオクリップを見て試行錯誤を重ねたという内装も自身で手掛けるほど。深みのあるブルーを基調とした店内で目を引く照明にいたっては、注文があれば販売も行うという。商品の1割ほどはユーズドで、ホームページが充実しているため遠方からの注文客も多い。

VORTEX 地図

 今の時期はレザーのライダースジャケット(1万9800円)がイチ押しで黒や白、ピンク、グリーンなど、店頭はもちろんインターネットショップでの売れ行きも上々とのこと。年始には3袋限定の福袋(5000円)の販売を予定。
 営業時間は午後0時から午後8時。水曜定休。新年1月1、2日は休業。問い合わせは=電話0593(50)3705=まで。ホームページアドレスはhttp://www.web-vortex.com



津地区医師会館が来春開館
看護専門学校もオープン
生徒を募集中

 【写真は津地区医師会館と三重看護専門学校の完成予想図】

 津地区医師会(加藤良一会長)は津市島崎町に着工中の「医師会館」と「三重看護専門学校」の建設を急ピッチで進めている。2月中旬には完成予定で、これまでは県医師会館内で『借家住まい』していたが、来春からは自前の建家で業務を始める。また同時に看護専門学校も併設して、地域医療の向上に努めていく。4月に開校する看護専門学校の生徒も募集中。
 津地区医師会館は2階建て、東隣の三重看護専門学校は一部3階建てで延べ面積3820平方r。医師会館には在宅支援センター、訪問看護ステーション、地域産業保健センターなども設置する。看護専門学校には情報処理室や図書室、実習室なども設ける。
 看護専門学校の定員は1学年40人。3年制。今後更に不足が予想される看護師を育成し、地域医療に貢献するのが狙い。現在、第1期生40人を募集中。推薦入試・社会人入試・一般入試がある。それぞれの募集人員・願書受付期間・試験日・試験科目は次の通り。受験資格など詳しくは看護学校設置準備室=電話059(224)6331=まで問い合わせを。
 【推薦入試】募集人員=15名程度▽願書受付期間=16年1月6日まで▽試験日=1月13日▽試験科目=面接、小論文、調査書審査【社会人入試】募集人員=若干名▽願書受付期間=同▽試験日=1月14日▽試験科目=一般教養試験、小論文、面接【一般入試】募集人員=40名(推薦・社会人含む)▽願書受付期間=1月5日〜20日▽試験日=1月26日・27日▽試験科目=国語T・U(古文・漢文を除く)、英語T・U、数学T・A(数と式)、小論文、面接など



津市なぎなた協会
こどもなぎなたクラブ会員募集
古武道を通し礼儀作法も学ぶ

なぎなたの稽古風景

「日本古来の武術を通して、心身を鍛え自分自身を大きく成長させよう」。
 津市なぎなた協会(坂野徹理事長)が青少年の健全育成を図るために地域の小学生を中心に創設した「こどもなぎなたクラブ」は、なぎなたに興味のある子どもを対象にメンバーを募集している。
 同クラブの会員は現在、小学生7人、中学生1人で栗真小学校体育館を借りて、毎週土曜日午前9時から11時まで練習をしている。9月に行われた津市民体育大会にも出場。参加人数が少ないこともあったが、小学生の部で優勝、準優勝をしている。
 「心身を鍛えるのと同時に、h礼に始まり礼に終わるi武道の持つ礼儀作法も一緒に学んでもらえれば」と坂野さん。 参加資格はジュニア会員が小学生、シニア会員が中学生以上。入会金200円、年会費1200円。保険料が2600円。これら合計4000円を練習開始時に前納する。
 なぎなたは古くから伝わる武道で、合戦などにおいて馬上の敵をなぎ倒す武器として用いられてきたもの。戦国時代を経て江戸時代には、剣道と同じく武器としてでなく、自己を鍛錬し修養する武道としての「なぎなた」となり、特に武家の女性たちのたしなみの一つとして発展していった。
 現在、剣道は広く普及しているが、なぎなたは学校のクラブ活動でも実施しているところが少なく、なぎなたをしてみたい人や興味を持つ人には朗報といえそうだ。問い合わせは、坂野さん=電話090(3560)6342=まで。



ファッションショーで古事記伝える
27日に「婆裟羅」が創作イベント

 【写真はモデルに手作りの巫女装束を試着する山肩さん】

 若者や外国人に日本の伝統文化を伝えることを目的に、三重大学の学生が設立したグループ「婆裟羅(ばさら)」が、古事記をテーマとした創作イベント「Made In Japan〜日出国の復刻・神々のファッションショー〜」を27日、津市の県総合文化センター多目的ホールで開く。
 今回が初イベントという8月に立ち上げたばかりの同グループ。代表を務める工学部4年生・山肩大介さん(21)と山肩さんが所属する美術部のメンバー3人の計4人で活動する。父が歌舞伎俳優、母が元NHK大阪放送劇団で舞台に立っていたという珍しい環境で育った山肩さん。幼い頃から和の文化や芸能に身近に接し、関心を深めていた。和の風合いを盛り込んだ舞台を自ら企画し行いたいと考え、メンバーを募り、イベント開催にまでこぎつけた。
 イザナギやイザナミ、アマテラスなどの神々が織り成す、天地創造から天の岩戸開きまでの古事記のストーリーを、創作ファッションショーやプロユニットTSUGUMIによる和太鼓と横笛の演奏、元OSKの人たちによる創作舞踊で表現する。メンバーが縫いあげた着物などに、現代風のスカートなどをモデルが合わせて着用。昔と今を融合し、若者たちに楽しんでもらえるよう趣向を凝らす。山肩さんは、「海外の聖書と比較すると、日本の古事記は忘れ去られている。ファッションショーという別の角度から切り込むことで、神々の名前も覚えてもらえるのでは。たくさんの外国の方や同世代の若者に日本の伝統文化を伝えたい」と意気込みを語る。
 午後2時からと午後4時30分からの2回開演。入場料は前売1500円、当日1800円。問い合わせは婆裟羅=090(6856)3371=まで。



ミニ企画展「引札」
ビラで往時を忍ぶ
津市役所などで同時開催

【写真は津市大門に住む熊沢善兵衛が経営していた店の引札】

 商業広告の先駆けで明治時代に全国で大流行した正月引札を展示するミニ企画展「引札(ビラ・チラシ)」が、24日から来年2月1日まで、津市役所1階銀行前のショーケースやアスト津4階、一身田寺内町の館の3カ所で同時に開催されている。
 引札とは現在のビラやチラシに相当し、江戸時代から明治・大正期を中心に活用された。中でも年末年始に配られていた正月引札は、色彩豊かな美しい絵柄が特徴。縁起物の恵比寿や大黒、福助、松竹梅、鶴亀や当時の世相を描いたものなどバラエティーに富む。
 中には略歴や時刻表、郵便料金表などの生活に便利な情報やすごろくなどが刷り込まれたものも多く、長く貼ってもらうための工夫が見られる。
 同展は年末年始に合わせて毎年恒例で行われている。今年から一身田寺内町の館も加わり、計3カ所で約15点の作品が並べられる。引札にみる商品名や町名から、往時の津のまちをしのぶことができる。
 3カ所とも全て入場無料。問い合わせは津市役所文化課=電話059(229)3250=まで。



煙草入れや道中籠
江戸時代の旅に思いはせる資料
県立博物館が企画展

 津市広明町の県立博物館は、23日から来年2月15日まで、ミニ企画展「江戸時代の旅〜三重の風景〜」を第1展示室で開催している。交通手段が発達していなかった江戸時代の旅行の様子や、県内を訪れた当時の旅人が見た三重の風景に思いをはせ、三重の歴史や文化財と親しむ内容。同館所蔵の煙草入れやキセル、道中籠、通行手形など、江戸時代の旅道具や東海道の風景にまつわる資料20点を展示している。
 休館日は毎週月曜日・祝祭日の翌日と29日から1月3日まで。見学に必要となる常設展の入館料は大人40円、高校・大学生30円。中学生以下および65歳以上は無料。問い合わせは同館=059(228)2283=まで。



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