ローカルみえ
 
HOME
社会 ビジネス グルメ 文化・生活 健康 お出かけ
朝日新聞の姉妹紙
ローカルみえ
ローカルみえは2000年10月12月号〜2007年7月27日号(統合版)まで発行
SANSANは2000年10月5日号〜2004年9月2日号まで発行
オンラインショップ
 
 
 
 
よっかいちタウン情報-まつさかタウン情報
   
RAKU
統合版(2004.11以降)
ローカルみえ
さんさん
RAKU
防災特集
   
広告掲載について
お問い合わせ
ローカル三重概要
会社概要
著作権とリンクについて
リンク集
メール
 
 
Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.12.11 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

あのりふぐをブランド化
取り組みが奏功
人気も急上昇!
フグ料理を食べた宿泊客、昨年80%増

あのりふぐ

 古くからフグが水揚されているにもかかわらず、大消費地の下関などに出荷されていた志摩郡阿児町安乗のフグを、地元の旅館などで提供することにより、「あのりふぐ」としてブランド化する取り組みが数年前から始まり、県内や名古屋、大阪方面からフグ料理を目的に訪れる観光客が急増している。同町観光協会では春に行っていた観光キャンペーンをフグシーズンの秋冬に切り替え、旅館でフグ料理を安く提供したところ、フグ料理を注文した宿泊客が昨年は前年より80%も増加した。今年も10月からフグ漁が始まり、さらなる飛躍が期待されている。
 安乗地区のトラフグ漁は戦前から数人の漁業者によって細々と行われていたが、昭和59年にトラフグが大発生し転機を迎えた。「この恵みを有効に利用しよう」と漁業者が話し合い、乱獲を防ぐために漁期を10月から2月までと定め、漁法を底延縄(そこはえなわ)漁だけとし、700t以下の小型魚は再放流するなどの取り決めを行い、昭和61年からは種苗放流も行ってきた。
 数年のサイクルで大漁、不漁を繰り返しているものの、西日本のフグ漁に比べ漁獲が安定しており、昨年は安乗漁港だけで75トンの水揚げがあり、全国一の漁場に成長した。

あのりふぐ料理

 一方、フグ料理を出すところがほとんどなかった地元の旅館も、「最高級のトラフグが地元で捕れるのだから、これを有効活用しよう」と、旅館組合で勉強会を開くなどしてフグの調理免許を取得、安乗岬旅館組合員27軒の内、21軒がフグ料理を提供できるようになっている。
 さらに、今年8月には漁協や商工観光関係団体が集まって「あのりふぐ協議会」を設立。「あのりふぐ」の規定を「志摩の国漁協に水揚げされる、遠州灘から伊勢湾、熊野灘で漁獲された体重700t以上の天然トラフグ」と定め、商標登録した。
 観光協会のキャンペーンでも、10月1日から3月31日まで、フグ料理が食べられる1泊2食付きの宿泊で1万5000円、食事のみは1人1万円の割安グルメプランを用意、PRに努めている。ふぐ料理の内容は、てっさ、てっちり、唐揚げ、てっぴ(酢の物)、ぞうすいなど。これに他の鮮魚のお造りや漬け物、果物などが付く。

あのりふぐ水揚げ

 安乗シーサイドホテル代表で安乗岬旅館組合長の迫間正さん(64)は「おかげで、あのりふぐの料理を注文されるお客さんが目に見えて多くなってきました。少しでも多くの人に美味しい『あのりふぐ』を召し上がっていただけるよう、これからも安価でフグ料理を提供していきたい」と語っている。
 また、あのりふぐ漁業者であのりふぐ協議会長の浅井利一さん(58)は、「川から養分を含んだ水が流れ込み、プランクトンが発生してフグのエサになるイワシやアジが育つという生態系ができている。これも漁業者の資源管理の地道な努力があったからこそ。昨年は地元消費が5%ほどあった。今年はさらに増えて20%ぐらいいくのでは」と期待している。
 問い合わせは阿児町観光協会=電話0599(43)3975=まで。



宿泊して自然体験
美里村で21日から冬期講習
学習塾めのば

学習塾めのば

  津市中央の「学習塾めのば」(刀根一哉主宰)は、マンツーマン指導での苦手科目克服と、宿泊学習や昔ながらの餅つきなどの自然体験学習をセットにした画期的な冬期講習を、21日から28日までと1月4日から11日までの2回、同市の教室と所有する美里村桂畑の「美里セミナーハウス」=写真下=で開催する。
 「美里セミナーハウス」は、刀根さんを含む3人の有志が「四季折々の自然に即した体験学習のできる場を広く一般の方に提供できたら」と、同村桂畑に4年前に設立し、運営する施設。主にワークショップで使用し、今年3月の陶芸体験や8月の藍染め、10月には草木染め教室などで賑わった。また、季節に合わせて味噌作り、椎茸の原木への菌打ちや収穫体験、敷地内に自生する木苺のジャムづくり、製茶なども行う。参加者の感想も良いという。

三里セミナーハウス

 冬期講習の対象は小中高生。最初の各6日間は津市の同塾での学習。刀根さんと生徒がマンツーマンで話し合いをし、受験に向けての演習などを行う。教材は同塾が用意したものを使用する。また、残りの2日間は美里セミナーハウスでの宿泊学習で講座のまとめを集中的に行う。周りが山や畑に囲まれ、落ち着いた環境で勉学に励めるのが特徴。最終日にはもち米を蒸して杵と臼でつく、昔ながらの餅つきが楽しめる。
 「餅米を洗い、蒸す、杵でつくなどする昔ながらの餅つきを通しで経験のしたことのある子供はほとんどいないのでは。身に付けていない事を知ることは、学ぶことの基本で、何でも知りたいという積極性を養う一助になれば」と刀根さんは話す。参加料金は各3万円で、宿泊学習を受講しない場合は2万5千円。
 「参加者の普段見られないこぼれた笑顔が、何とも嬉しい。伸び伸びとした気持ちで、子供も大人も共に楽しんで学んでもらいたいです」と参加を呼びかけている。今後は、椎茸の原木に菌打ちや採集、味噌の仕込み、山菜採集と保存食作りなどを順次行っていく。
 冬期講習の受講生を募集している。ワークショップや冬期講習の時間、料金など詳細の問い合わせは学習塾めのば=電話059(229)4513=まで。



広告掲載についてお問い合わせローカル三重概要会社概要著作権とリンクについてリンク集│
Copyright 2003 Local Mie. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.