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多気郡多気町五佐奈の「波動三宝農畜産組合」(秋山治孝理事長)は、農畜産業や美容・健康問題の研究者、それに農家の人が加わって、美容・健康・生命力の源泉を追い求めながら、おいしくて安全な農産物・食物づくりを探求している農事組合法人。8年前に設立して以後、これまで各地で放置状態となっている孟宗竹を原料に活用し、健康的な農産物を育成するフェルト状腐植材の生産研究を積み重ねてきた。このほど自然界の「循環の法則」に合致したフェルト状腐植材「竹フェルト」として量産態勢を整えることができ、9月から本格的な生産を開始した。
同組合が探求しているのは「ハワード農法」。有機農業は、自然界の母なる大地に落ち葉で腐植物を造り、それが『こやし』となって健康な植物を育てていく、という「循環の法則」が原典。自然界から遊離した農薬や合成肥料は、おいしくて安全な生命力ある農産物を栽培できない、としてそれらを使わない農法を研究している。
「竹フェルト」はその基幹を成すフェルト状腐植材として開発。どこにでもある孟宗竹を原料に、布地状の繊維体に加工して、農作物の種を蒔いたあとに土がわりに被せて使用する。土を被せるのとは違って、発芽の時に紫外線が当たることから横根が多くでき、おいしさを生み出す糖分や生命力を与えてくれる。
また3カ月で腐植して、空気中の窒素を採り入れ農作物を育成する。土に養分を付ける「こやし」としての働きがあり、自然の「循環の法則」に合致した腐植材になる。そして昔から竹が持っている酸化防止、抗菌作用の性質により除草剤や農薬を使わずに農産物を栽培できるという優れものだ。既に山梨県の果樹園や神戸市外の農場、三重県内の稲作などで実証済み。
生産には竹を10m前後に砕く破砕機と、繊維状に加工する植繊機を導入。日産1・5uの生産能力を備えて量産態勢に入っている。取り扱いは現在のところ直販のみ。7n袋詰め700円。段ボール箱に入れた4袋単位で販売中(別途、送料が必要)。
申し込みは同組合=電話0598(37)3020=まで。
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