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Home > ローカルみえバックナンバー > 2003.10.23 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

ヒノキの香りに包まれて勉強を
津駅前「J&Sachi塾」
県産材使用で地産地消に一役

 今月初め、県内産の木材をふんだんに使用した学習塾が津駅東口の第一ビル5階にオープンした。これは桑名市野田に本部を置く「J&Sachi塾」で、教室はヒノキで作った机といすを並べ、棚、壁、柱、床などにもヒノキや桐、カリン材を使用。健康面や精神面においても好環境と、塾に通う子供や親たちにも好評だ。このように健康へのこだわりや本物志向、自然環境への関心が高まりつつある中、あらためて木の良さを見直す動きが出てきている。これを受け木造住宅など、三重県産木材の利用による地産地消の取り組みが県内でも徐々に増えてきている。 

幼児用机(奥)と中村代表(中央)
幼児用机(奥)と中村代表(中央)

  「J&Sachi塾」は小・中・高の一貫教育に加え、2歳から6歳児までの英才教育コースも行う、開校26年目の学習塾で、津校の他に桑名、愛知の蟹江に各校を持っている。蟹江校は15年前にログハウス風の木造の建物に、桑名校は7年前に木造の棟を増築していて、3校とも木の特性や質感を活かした教室で生徒を教えている。
 その中でも津校は、教室の天井以外はすべて木材を使用。机といすは県内産ヒノキを用いてデザイン・製作されたオリジナル性の高いものを採用し、棚は防虫効果がある桐、教室内を見渡せようにしたガラス窓がはまる壁面の柱や腰板はヒノキ、床は傷に強く汚れにくいカリンと至る所に木材を使っているのが特色。室内は木の持つ明るい色と仕切りの壁に大きいガラス窓を設けてあり、ゆったりとした雰囲気。
 「帰ったらヒノキの香りがするってお母さんに言われた」、「家でテキストを開いたらほんのりヒノキの香りがした」と生徒もjヒノキの教室kに驚きの様子。
「塾に来て落ち着きのない子が3日目には、静かに勉強するようになりました。木の効用でしょう」と同塾代表取締役の中村ももこさん。実際、ヒノキの精油に含まれるアルファピネン、ボルネオールなどの成分は鎮静効果や防虫効果があるといわれている。日常生活で以前から健康や環境によいことに気を配ってきた中村さんは、塾に来る生徒にも好環境の下で学んでほしいと、蟹江や桑名で木造教室の塾を展開してきたjこだわりの人kで、津校の床下にはマイナスイオンを出す天然石も敷き詰められている。
 夏休みや冬休みには1日12時間の長時間学習を実施しているが、「生徒も集中力が途切れることなく励んでいますし、先生も慢性的な疲れが鉄筋コンクリートの教室で教えるよりも少ないようです」と中村さん。
将来的には総ヒノキで有機食材の食事やおやつを提供する託児所をつくるのが夢とのこと。

県内産ヒノキの机と椅子

 このように健康面や精神的にもストレスを和らげる人に優しい特性を持った木の活用は、近年増えてきている。三重県では平成9年から木の良さを知ってもらい、県産の木材を活用してもらうために「三重の木を使おう、森を育てるために」県民推進運動を行っている。「ここ数年、小中学校など公共用施設の木造化も増えてきています。これと並行して個人住宅向けの県産材のPR普及にもっと力を入れていきたいですね」と県農林水産商工部農林業振興グループの柳田国男さん。
 今年の8月には、県産木材の需要拡大を図るための施設「スマッキー」が木材コンビナート・ウッドピア松阪(松阪市木の郷町)にオープン。来年2月からは、環境にやさしい・健康に良い・高価な物ではないという木造住宅の良さを体感してもらう「すまい塾」を開講するなど、積極的に活動をしている。また6月に設立した、森林所有者から住宅生産者までが一体となり家づくりを提唱する「顔の見える三重の家づくり支援協議会」(辻本林義代表)では、家づくりに関して消費者と業者間を調整するコーディネーターを11人設置して県産材の利用促進をめざす。民間レベルでの活動も見られ、大宮町では「宮川流域の木で家をつくる会」(梅田喜文代表)が、地産地消プロジェクトの助成金を受けて、森林体験ツアー、地域材住宅見学会、住宅相談会などをすでに行いはじめている。



サッカースピードガンコンテスト
ASA松阪などが開催
11月3日「氏郷まつり」に協賛

昨年のコンテストの様子

 松阪のまちを開いた戦国の武将・蒲生氏郷をたたえる「氏郷まつり」が今年も11月3日、松阪市の中心街で盛大に繰り広げられ、朝日新聞の専売店で組織する朝日新聞サービスアンカー松阪支部は当日、同市の平生町商店街振興組合(宮村英史理事長)と共催で、「サッカースピードガンコンテスト」を開催する。サッカーワールドカップが日本と韓国で開催された一昨年に続いて2回目。参加者には、参加賞や認定証がもれなくプレゼントされる。
 「サッカースピードガンコンテスト」は、遊歩道になった「夢の樹通り」で、午前11時ごろから開催。サッカーゴールの3r(小学生以下)または5r(中学生以上)手前からボールをけり込み、ゴールの後に設置されたスピードガンで速度を測定する。
 参加は無料で、先着約300人。参加者には認定証と日刊スポーツオリジナルTシャツなどがプレゼントされる。夢の樹通りではこのほか、アシカと一緒に写真が撮れる二見シーパラダイスの「あしかとペンギンのふれあいショー」、松阪工業高校のトーマス機関車、相可高校のオリジナル料理販売、各商店の飲食コーナーなども行われる。
 氏郷まつりは、蒲生氏郷や武将に扮した「武者行列」が正午ごろに松阪市役所を出発、午後2時ごろまで市内中心部を歩く。サンバパレードは午前11時半、本町の産業振興センター前を出発、日野町、夢の樹通り、ベルタウン、新町通りなどの商店街を踊り歩く予定。
 このほか遊歩道にしたベルタウン前、黒田町、新町通りなどで滋賀県日野町古式砲術演武、お祭り広場で松阪しょんがい音頭とおどり、出店、和田金駐車場で氏郷茶会などが繰り広げられる。
 氏郷まつりの問い合わせは松阪市観光協会=電話0598(23)7771=まで。



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