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“文化の風おこし”着々
安濃町「少年少女わくわく演劇クラブ」結成
町ぐるみで近く上演へ
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地元に伝わる民話・伝説を題材にした演劇を、6年前から町教委が主催する『文化の風おこし』事業として、町内の小学校4校の児童たちが学校単位で演じ続けている安濃町。今年度からは中学生もメンバーに入れ、主催団体に町中央公民館も加わって「少年少女わくわく演劇クラブ」を結成。31人のメンバーが集まり、町単位の子どもを主体とした文化団体として活動を開始している。3月2日に開かれる町演劇フェスティバルでは、演劇クラブとして初めて活動の成果を発表をするため、内多に伝わる昔話「あべこべたましい」を題材にした演劇の練習に、昨年12月から励んでいる。
少年少女わくわく演劇クラブのメンバーは、町内の小学4年生10人、5年生7人、6年生12人に中学2年生2人も加わった。内訳は男5人女26人と女の子が圧倒的に多い。昨秋、町教委のメンバー募集に応えた子どもたちで、「伸び伸びと自己表現をしたい」「演劇を習って自分に自信をつけたい」と張り切っている。
演劇フェスに向けた練習は2月末まで15回前後を予定。毎週火・木曜日の午後6時から約3時間、町中央公民館と町体育館を会場に、津市で舞台美術・音響・照明施設などの企画・プロデュースをしている角野明則さん(49)が演劇指導をしている。角野さんは初年度から脚本もほとんど手掛けており、子どもたちと一緒になった劇づくりに力を入れている。
演題に選んだ「あべこべたましい」は、安濃地区・内多の長源寺にまつわる昔話。400〜500年前のある日、村人の金兵衛さんと旅人が長源寺のお堂で寝込んでしまった際、2人の魂が入れ替わったという。村中が大騒ぎとなり、2人を寝かしてお堂の観音様にお祈りした結果、やっと元通りに戻ったというストーリー。
子どもたちは発声練習からまず開始。よく声が通るように、腹の底から大声を出して練習している。グループに分かれた、役づくりにも取り組んでいる。2月に入ると練習も本格的になり、立ち回りなど最後の仕上げに汗を流す。
演劇フェスは町の文化施設・サンヒルズ安濃ハーモニーホールで開かれる。演題は今後、町内の4地区に伝わる民話・昔話を持ち回りで取り上げていく。草生地区には不老不死の娘の伝説「八百比丘尼(やおびくに)」、村主地区には養親思いの孝行娘・登世の伝説「青空のかなたに」、明合地区には正保年間に起こった安濃と粟加の水争いの昔話がある。
角野さんは、「子どもたちが他人を演じる面白さや他人への思いやり、力を合わせて1つの作品を作る喜びを味わってほしい」と熱心に指導している。問い合わせは安濃町教委社会教育課=電話059(268)0100=まで。
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アボリジニの民族楽器「ディジュリドゥ」
大地を想起させる神聖な音色
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オーストラリアの先住民族アボリジニが儀式で用いる民族楽器「ディジュリドゥ」を趣味として演奏しているのは、本業がグラフィックデザイナーの四日市市室山町、瀧本俊之(31)さん=写真。瀧本さんがこの珍しい楽器に傾倒したのは今から6年ほど前。あるCDで耳にして以来、文献で歴史や背景を調べ演奏をマスターした。
ユーカリの木でできており、パイプの吹き口に口をあて循環呼吸で音を発するこの楽器。大地の音とも聴こえるほどの重低音で、脳のα派を誘導する成分が含まれ自然治癒効果もあると言われている。3〜4万年ほどの歴史がありアボリジニの人々の間では精霊が宿ると信じられ、今なお現地の人々の生活に欠かせない神聖な楽器だ。
現在は休止しているが瀧本さんが不定期で開催してきたワークショップでは、演奏はもちろん竹製ディジュリドゥの作り方もレクチャー。「ディジュリドゥはアボリジニの人たちが意思を伝達するためのスピリチュアルな民族楽器。人間や動物の声色と同じように風や大地、木や水など自然の音との調和がとれ、演奏する人の気持ちや心理状態によって音色が変わってきます。ディジュリドゥを介して自然や文化の素晴らしさを伝え、他国の音の文化を知ることで雅楽など日本古来の音楽文化を知るきっかけにもなればと思います」とこの楽器への思い入れを語る。「ディジュリドゥ」に関する問い合わせは=電話0593(20)1178(瀧本さん経営是空デザイン)まで。(取材協力=ギャラリー遊)
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