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鈴鹿連山の一つ、釈迦ケ岳の麓にたたずむ「尾高 椿庵」。緑深い尾高に京焼や焼〆をはじめ、有田、伊万里、九谷などの器を扱う店としてオープンした。コーヒーカップやそば猪口、大鉢など日常使いの器を豊富に取りそろえ、店はオーナーの河端吉子さんの自宅一角を開放。漆喰壁に梁をしつらえるなど、内装も純和風で趣がある。
10年前にご主人の仕事の都合で京都より隣町に転居し、同店を経営。森閑とした土地を求めて、このほど尾高に住まいを移した。実家が料理屋という河端さんは「器は料理を盛ってこそ」が持論。料理を盛ることでお互いに引き立てあい、器が活きてくるという。「造形はもちろん、食器は機能性が大切。幾通りにも使える物を提供しています。焼〆の7寸皿も和食だけでなくパン皿にしたり、料理を小分けに盛ってワンプレート風にするなど多様に使えば、また違った表情になります。組み合わせる器も自在に選べば、食卓にも広がりが生まれますよ」と語る。
品物は河端さん自ら窯元に足を運び、オリジナルの絵柄を注文。草木文様や自然の風物などのモチーフを一つ一つ丹念に絵付けした染付は白磁に呉須の濃淡が映え、とりわけ人気が高い。ほかに琉球ガラスや自然染めなどもそろい、多彩に楽しめる。コーディネートはもちろん、誂えものなどの相談にも応じるとのこと。営業時間は朝10時から夕刻まで(要確認)。月曜、火曜定休。問い合わせは=電話0593(99)3022
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